ひきこもりに自律はない
どうも、毎日が祝日の粗大ごみです。
最近、ひきこもりに関する記事が出ました。
「ひきこもり」支援強化される
ひきこもりと家族を含めた支援者に必要な情報をまとめたハンドブックを作成したいそうです
NHKの記事にはありませんが、新聞では支援方針の骨子について少し書いていました
それをざっくり書くと
こんな具合でした。これを見た第一印象は
「……いや、自律の力って何?」でした
自律について
自律について調べたところ
らしいのですが、うーん……こう言っては悪いですけど
ひきこもり本人としては、こんな力はないと思います
まぁひきこもりがこの力を持っているとすれば
おそらく「問題に支配されないように自身の規範に従って仕方なくひきこもる状態になる力」……でしょうか?そんな力は当てにして良いものでは無い気もしますけどね
自律(カントの道徳哲学)とは
これだけではよく分からなかったので
自律の意味の2で出てくる「カント」という人と道徳法則について調べてみると面白いページが出てきました
20分ほどの動画ですが下の方には要約されたPDFがあります
カントという人は自律だけでなく尊厳についても考えていたそうです
上に「ひきこもりにも尊厳がある」と書きましたが、全体的にこの骨子はカントをリスペクトしているのかもしれません
(高校で学ぶらしいですが、倫理の授業を受けたこと無いので知りませんでした)
この講座では
自分の損得に関係なく【人間であればやらねばならないこと】が、カントの考えた道徳法則だと説明されていました
その法則に自分の意志で従うことが自律だと考えたらしいです
だとすれば「ひきこもり」は、自律に真っ向から反していませんか?
どのような問題であっても、結局ひきこもりは自分の損得で「人間としてやらねばならないこと」から逃げいているわけですし(少なくとも私はそうです)
ということは自律の力を育てること自体が適切な支援ということになるのでしょうか?
「ひきこもり」という非人間的なものを、なんとか人間にしようといった感じなんでしょうね
#2が出来ました
続編(?)が出来ました。興味があればこちらもご覧ください
高校もちゃんと行ってない私にはとても難しい話でした
今でも理解できない情報が頭の中をぐるぐる回っていて具合が悪いので、この辺で終わりにします
ではまたいつか