「なんとか折り合いつけていくのが、家族」~新米主婦、初めての年末年始の学び~
こんにちは!主婦1年目の小浦みずかです。
今回は、2022年4月~山梨での結婚生活をスタートした私の、主婦として初めての年末年始についてお伝えしたいと思います。
結婚を控えて「年末年始ってどうすごすの?」と思っている方や、「うちはこうしてるよ!」と背中を見せてくれる先輩主婦の方などに、読んでいただけたら嬉しいです。
「年末年始、どっちの実家行く?」問題
結婚当初、乗り越えるべき壁として立ちふさがるのが「年末年始、どっちの実家行く?」問題ではないでしょうか。
「そもそも帰省しない」という家庭もあるかもしれませんね。でも、結婚前は実家に帰省してたし、帰りたい!という方も多いのでは?
うちの家庭でも、かなり前からどうするか話し合っていました。結局落ち着いたのは、「今年は両方行く」です。結婚してはじめての年末年始なので、なんとか両方の実家に行ってきました。
ただ、問題が一つ。……移動距離が長い!!
我が家は山梨。私の実家は東京。夫の実家は愛知。移動が大変なのは目に見えていました。
車で行くのが一番手っ取り早いのですが、帰省ラッシュに巻き込まれたら、ひとたまりもないので諦めて、電車やバスを使って行くことに。
東京・愛知間は新幹線が使えるのでラクでしたが、問題は山梨。身近な路線バスは1時間に1本ペース、在来線への乗り換えにも時間がかかる。
車で行けば、どちらの実家も3時間ほどで行けるのに、気づいたら片道5時間近くかかっていました……。
年末年始のスケジュール
移動が大変だったグチはここまでにして、「どんな日程で行ったのか?」についてです。
山梨から電車に乗ろうとすると、いったん東京に出ることになるので、先に東京の実家へ。
一泊して、新幹線で愛知の義実家に向かい、そこでは二泊しました。
いつもと違う年末年始が面白い!
義実家での年末年始は、やっぱり東京の実家とは少し違って面白かったです!
まずは年越しそば。
東京の実家では、おつゆとそばと数種類の天ぷらで食べていました。
愛知の義実家では、おつゆの中に、大根・にんじん・鶏肉が入っている具沢山なおそば。その上に海老天を乗せ、とろろをかけていただきました。
年が明けてのお雑煮。
東京の実家では、醬油ベースのおつゆに、型抜きした大根とにんじん・鶏肉・なると・毬型のお麩・焼き餅が入っていました。
愛知の義実家では、お味噌汁に、白菜・豚肉・焼き餅が入ったもの。
お正月の定番、焼き餅。
東京の実家では、醬油をつけて海苔で巻いたものや、きな粉をまぶしたもの、油を引いて焼いたものが出ていました。
愛知の義実家では、砂糖を溶かして甘くした醬油につけて海苔で巻く、もしくはあんこを付けて食べていました。
やはり愛知、お雑煮に味噌を使うのは納得でした。アレルギー持ちのご家族がいるため、具材は一般的ではないかもしれませんが、どれも美味しかったです。
個人的には、焼き餅の醤油を甘くするのがカルチャーショックでした!東京では甘くしないと話したら、義実家でも、どよめきが起こっていました(笑)
「なんとか折り合いつけていくのが、家族」
さいごに、今回の学びを一つ添えておきます。
先ほど少し触れましたが、義実家にはアレルギー持ちのご家族もいて、全員が食べられる食材は限られています。
そのため、食事を作るお義母さんは大変。ご自分の実家で食べていた料理と全く変わっていると話されていました。
そのお義母さんが話していた「なんとか折り合いつけていくのが、家族なんですよね」という言葉がとても心に残りました。
今まで育ってきた環境が全く違う、夫婦によって始まった家族。それぞれの事情を踏まえて、なるべくみんなが幸せな道を模索する。
食事だけでなく、これから起こること全てがそうなんだろうな、と思いました。
「年末年始どっちに帰るか問題」をはじめ、これから夫婦生活の中で色々な話し合いが行われるんでしょう。主張したり、妥協したりしながら、なんとか折り合いつけていく繰り返しなんだろうな。
一見大変そうだけど、なんだか楽しそうに話していたお義母さんを思い出しながら、楽しんで過ごしていけたらなと思います!