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疲れたときや、頑張ったあとに見たくなる。それは……
「どこまで行ったら、そう言えるんだろう?」
私には、長年そう考え続けている”概念"がある。
その”概念"とはズバリ……
「推し」である。
だって、考えてもみて欲しい。
「推し」というからには、ただ「好き」なだけじゃ足りないはずだ。さらに、「ファン」よりも格上な気さえする。
「この人が、私の推しです!!!」
と言えるようになるには、相当な熱量を要するということだ。これは、ものすごいことだと、私は思う。
やっと趣味を自覚するようになった私
「趣味は何か?」と聞かれる機会は割と多いと思うが、私の回答はずっと「特になし」だった。
なんとなく、面白いな〜楽しいな〜と思うことはあっても、趣味と言えるほど語れないしなと、半ばあきらめたような気持ちだった。
でもこの記事を書いてから、考えが変わった。
仕事の話は一切せず、好きなことだけで自己紹介するというテーマで書いたこの記事。書いていてとても楽しかっただけでなく、意外と語っちゃってる自分にも気づけた。
なあんだ、私にも語れるほど好きなことがあるじゃない!ちょっと心が軽くなった。
「推し」の捉え方はそれぞれでいい
趣味といえるものは発見した私だったが、まだ「推し」はいないな~と思っていた。よく「推しがいると、毎日が楽しい!」という言葉を聞くのだが、私にはそこまでの存在はいないかな~、いる人がうらやましいな~、と。
でも、「推し」の概念に関して、ちょっとだけ考えが変わった出来事があった。きっかけは、こちら。
YouTuberくるみさんの「あつまれ どうぶつの森」(通称:「あつ森」)実況動画。
「あつ森」はニンテンドースイッチで遊べるゲームで、自分の思い通りに島を開拓したり、可愛い家具をたくさん飾ったりできるのが魅力。くるみさんはナチュラルで可愛らしい島を作っていて、最近楽しんでこの動画を見ている。
くるみさんには、この「あつ森」の中に「推しどうぶつ」がいて、その子に会えたときの反応を見るのも楽しみの一つ。そんな「あつ森」実況動画を見ていて、とても印象に残ったくるみさんの言葉があった。
「いやー、疲れたときとか頑張ったあとって、やっぱり推しに会いたくなるよね」
たしか、こんな感じのニュアンスだったと思う。私はこの何気ない言葉に、なぜかハッとさせられた。そうか、そういうふとした瞬間に会いたくなる存在=「推し」なのか、と。
……待てよ、それなら私にも「推し」がいるんじゃないのか?!?!
私にも「推し」、いるじゃん!!
「疲れたときや、頑張ったあとに会いたくなる存在」、いますわ!(笑)
特に会社員時代、毎日22時近くまで働いていた時期に慰められていた存在が……。
なにを隠そう、
鬼滅の刃の伊之助である。
(三次元を期待されていた方がいたら、すみません……)
伊之助といえば、ずっと猪頭を被っている、かなりの変わり者。私も最初は変人のイメージしか持っていなかった。
だが、仕事から帰ってきて何気なく、原作マンガを再読していたとき。伊之助の素っ頓狂な行動に、一人で大笑いして、涙まで流すという経験があった。(ちょっとヤバい人ですね……)
それからというもの、疲れたときにはその場面を読み返したり、他の伊之助が出ている場面を読んだり…いつしか辛いときを乗り越える友、のような扱いになったのだ。
これを一般的に言う「推し」といえるかは、正直まだ疑問が残るが、私にとって伊之助は”救世主”のような存在だなあと思った。
その存在が、私を支えてくれている。まあそう考えると、「推し」にしてあげてもいいかもね。