9月27日:国葬の日はテレワークを全力で推奨したい理由

最近の報道で、安倍元首相の国葬の是非が大きな話題となっています。
国葬の賛成派・反対派の強烈な議論を見るたび、「9月27日は絶対にテレワークにしよう」という思いを強くしています
なぜ9月27日をテレワークにするべきか、少し書いてみたいと思います。

(1)自分のスタンス

まず私自身のスタンスですが、安倍政権を概ね支持していたということもありますし、安倍さん自身の政治的功績もそれなりにあると評価しているので、きちんとした形で弔うことは必要だと思います。
ただ、なぜ全額国庫負担の国葬じゃないといけないのか(しかも費用は適切に見積もられるのか)、安倍さん自身の評価がまだ確定していないのではないか(個人的には統一関連)といった反対派の意見も結構理解できる点はあります。
現状の私自身の感覚として、賛成3:賛成7くらいの気持ちです。
ただ国葬が行われる以上は、当日黙祷を捧げることくらいはしたいという気持ちもあります。

(2)国葬に関する問題点

国葬に関する最大の問題点って、これがあまりに政治問題化しすぎている点だと思います。
賛成派も反対派も非常に熱くなって議論している印象がありますが、彼らが議論すればするほど、政治的な意味合いが強くなっていって無党派層は引いていくと思います。

政治的な意味合いが強くなって一番困るのは、「賛成か反対かを気軽に表明できなくなる」ということであり、これが出社時に大きな問題を引き起こす可能性があります。

(3)9月27日にもし出社してしまったら

会社や学校にも当然色んな考え方の人がおり、国葬賛成派も反対派もいるでしょう。私の会社もそうです。

例えば私の直属の上司にあたる人(上司A)がいわゆる「アベガー」にあたると思われる人で、モリカケ桜の頃なんてしょっちゅう政権批判を口にしていました。この上司A自体は、個人的には悪い人ではないし、しかも仕事の面では結構尊敬できる点もあるのですが、いかんせん「政治信条は合わないなあ」とよく思っていた次第です。

一方で私の所属部署の部長にあたる人は、その発言から結構な安倍信者と思われます。まあ仕事柄、政治家との絡みも結構あるようなので、ある程度時の政権に迎合していた方が仕事がしやすいことが影響しているのかもしれません。

こんな状況でもし私が9/27に出社してしまうと、気まずい思いをするのは必至です。

例えば、職場で黙祷を捧げようものなら上司Aから「あいつは安倍信者だ」と思われかねないですし、一方で仮に部長が黙祷してる横で普通に仕事なんてしていたら「あいつは非国民だ」と思われてしまいます。どちらにしろ、私個人にとってはデメリットしかない状況です。

国葬に賛成でも反対でもどっちでもいいんですが、変に政治的意味合いをつけるのはどっちでもいい人にとって本当に迷惑な話だし、「面倒くせーことに巻き込まないでくれる!?」というのが率直な感想です。

(4)まとめ

ですから、9/27は今のうちからテレワークの予定にしておいて、静かに黙祷するもよし、そんなのはお構いなしで仕事に打ち込むもよし、各々自由に過ごすのがベストだと思う次第です。

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