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大学ぼっちでなぜ悪い(なんなら仮面浪人だってできる)

はじめに

大学生と言えば友達に囲まれてワイワイとしたキャンパスライフというのが最も簡単に想起できる姿であろう。サークルに入って、彼女を作って…なんて期待に胸を膨らませている中高生も幾分と多いことだろう。逆に、もし大学で友達がほとんどできずに毎日ほとんど話さず生活をしていたらなんとつまらないだろう。あるいは大学のテストの情報が自分まで回ってこずに留年してしまうかもしれない…なんて心配もあるかもしれないが実際にそうなのか?僕の実際の経験と一般論について考えてみよう。

思い込みで話していないか?

あなたは誰の影響で「大学ぼっちは詰む」と言っていますか?雰囲気で話していませんか?レジスタンスですか?それともどこぞのtiktokerやインフルエンサーと呼ばれる類の人ですか?あの人らはそうやって物事を拡大解釈させてインプレッションを集めるのも立派な仕事の内です。まずそもそも一人が怖いのかということから客観的事実をもとに論理的に考えていかないといけません。受験勉強なんて必ずどこかのタイミングである意味において独りになるのにそれが終わった途端に急に独りが怖くなるなんて僕には奇妙に見えて仕方がないような気がするのです。仮面浪人以外は実際に大学がどんなところなのか分からないのは当然なので一緒に考えていきましょう。

高校と大学のスタンスの違い

大学の大きな特徴の一つとして授業の自由度があると思います。高校の時では選択授業で別れるのはせいぜい物理と生物、体育の種目、音楽・美術・書道の芸術科目といったところでしょうか。大学でも必修科目で学科全員が必須の授業もありますが高校よりか遥かに授業の選択性は自由です。例えば英語のクラスや第二外国語(中国語・ドイツ語・フランス語等)、また一般教養は個人のによって変わります。だから毎日同じメンバーで一つの教室に集まるといったことはさほど多くはありません。だからあなたと仲の良い友達がいつも同じ授業で同じ教室にいることは事前に話を合わせていない限りはないのです。常に誰かと同じなんてわざわざ考えなくても良いでしょう。

ある程度大人なうえでの自由度

大学生は学生と雖も同級生で高卒で働いている人もいることを踏まえるならばある程度大人と言っても差し支えないでしょう。自分でバイトもできるし一人でできることなんて高校の時とは比べ物にならないほど多いです。よくよく考えてみれば必ずしも誰かと一緒じゃないとできないことなんてさほど多くはないでしょう。本が好きなら家や近所のカフェで一人でコーヒー片手に読めばよいし、旅行や観光が好きなら一人でホテルを予約してバスや電車で旅に出れば楽しいでしょう。(ちなみに私自身は一人旅常習犯です)使えるお金と時間が少し増える分選択肢も広がるのでそれほど窮屈になることはないです。もし窮屈な思いをするなら原因はあなたの内側にあります。

ぼっち大学生youtuberはなぜ存在するのか?

初めの方にインフルエンサーについて言及しましたが、「友達は作っとけみたいな」人がなぜぼっち系というジャンルが存在するのか?例えばスーツさん、パーカーさん、イライラ大学生さんなどはいわゆるぼっち大学生として活動されていました。パーカーさんは現時点において大学院生ですが他の二名の方は卒業しています。ぼっちでも卒業可能であることの実例です。また彼らの視聴者の層の中にも共感できるものとして見ているという人もコメント欄を覗けばちらほら存在を確認できます。友達がいないと詰むみたいな極端な発想は陽キャが眩しく見えるだけかもしれません。陰キャには陰キャなりの戦略で大学生活を転がしていきましょう。

実体験

僕は仮面浪人をしていた1浪目前期、2浪目後期は大学ぼっちでした。というのも意識的に人間関係を断ち切っていました。1浪目の前期は英語の授業のグループワークで作ったライングループもその学期が終わったらどうせ休学することが分かっていたので即抜けましたし、普段の授業でも誰とも話さず適当に中断やや後方気味に席に座り休み時間は常にスマホを見ていました。話しかけるなオーラすら自分で出していました。これが逆に周りに頼れないという気持ちから授業をしっかり聞き、過去問も一切なしでテストに臨んで良い成績ではないが単位はすべて落とさずに取ることができました。また仮面時では工学部で実験などもあり比較的忙しいこともありましたが二浪目も全て単位は取り切り計40単位を取得したうえで退学しました。周りで楽しそうな人を見て自分はこれには負けたくないとかいう謎のプライドで大学も受験も全て片付けてしまいました。受験しながら大学生やるのは少数派だから皆さんならもっと楽しく、うまくやれると思ってます

極端である必要なんてない

別にかつて仮面浪人をしていた僕のように自分から意識的に人間関係を断ち切ろうなんてわざわざする必要はない。そんなのは普通に嫌な奴になる。何か聞かれたら普通に答えればよいし大学の先生とも普通に七瀬るようであれば十分だろう。相手のことを気にして媚びを売らなくても良い。疲れるから。なら適度に自分の距離感を保ってのんびりやればよいと思う。そうすれば「そういう人」くらいにしか思われないしこちらから敵意を向けなければお互い平和になれるだろう。

最後に

僕が伝えたいことは無理に友達なんか作ろうとしに行かないで良い。これだけだ。一人でもなんとかなるし、最低限の社会性の担保されていればあとは自分のやりたいようにやるのがベストだと思う。下手に人間関係を広げて気まずいみたいなのが僕は最も苦手だ。それなら初めから割り切ってしまえば良いと思う。どうせぼっちでもなんとかなるんだから気楽にね


それでは


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