CS入賞。ウサギ型ゼーロベン結論構築。【全文無料】
はじめに
はじめまして、千葉県DMPのかいとです。
今回は僕が8月から9月にかけて僕がCSてま使っていたゼーロベンの構築や不採用にしたカードなどを解説したいと思います。
当時のオリジナル環境では、ゼーロベンやアナカラーハンデスが多く、その2つに強く出れるようにした構築を考えた結果この構築に至りました。
まずリストはこんな感じです。
《この構築に至った経緯》
【ウサギ型にした理由】
ウサギ型はアツト型と比べ、3キルを狙えるのと、デッキの最大値が上がるので採用してます。
このデッキだと、2ターン目にウサギを出し、3ターン目にメイプル-1を出して相手の主要パーツを抜いて相手の動きを妨害することができます。
【秩序の意思の不採用理由。】
確かに秩序の意思というカードはカウンターを狙う面ではとても強力だし、速攻デッキに対してあるか無いかだけで勝敗が変わるレベルで強いカードです。
ですが、僕が使っていて思ったのは赤単をメタり過ぎてるなと思いました。
アポロに秩序の意思を唱えてもマナも少なくレッドゾーンなどで盤面も荒され、また盤面にクリーチャーを並べる頃には2体目のカチコミを立ててダイレクト。
などと、環境では赤単に対してでしか活躍できないカードを入れるより、全体的に強く出れるカードをいれた方がデッキとして強くなると思い抜きました。
【グリポックリ採用理由。】
ジャドク丸はアンタップしているクリーチャーしか除去できず、メタカードがタップしている場合、メタカードを殴ってから次のターンに闇王ゼーロを唱えないとなので1ターンのラグができます。
ですが、グリポックリはタップ、アンタップ関係なく相手のクリーチャーを除去できるのが強く、墓地に落とされたクリーチャーを回収できるのも強いです。
【メイプル-1を3投した理由。】
このデッキが苦手とする対面に、メイプルで主要パーツなどを落とし相手を動きにくくすることで、相手の動きを妨害することができ、相手が動くより先にループに入ることができます。
それと、そのターン中にループに入れなくても、メイプルでハンデス→闇王ゼーロで破壊→ベンを蘇生→ベン効果でメイプルでハンデスと、1ターンで2回ピーピングハンデスし相手の手札を枯らし、次のターン安全にループに入るという動きができるなど、かなり強い動きができるようになるので3投しました。
【カルセドニー4投理由。】
理由は最速3ターン目にループに入りやすくするためです。
テンプレだと2〜3投で、このデッキを回していて3ターン目にカルセドニーがなくてループに入れないことが多かったので4投しました。
あとは、シャッフなどのクリーチャー除去として優秀だからです。
この構築だとパーフェクトダークネスで使い回せるのも強いですね。
【パーフェクトダークネス採用理由。】
理由は、細かい盤面除去や相手がゼーロケアで破壊したデドダムなどを再度使い回すことができるからです。
さらに盤面0からでも、2体蘇生でカルセドニーを絡めることで盤面にクリーチャーを3体以上並べることができるので盤面が無くても闇王ゼーロを起動することができます。
実質2〜3枚目のパーフェクトネイチャーです。
【パーフェクトネイチャー採用理由。】
ネイチャーは盤面0からでもカルセドニーを絡めて、闇王ゼーロを起動することができるのと、3ターン目に闇王ゼーロでベンを出したのはいいけど、2枚目のアルケミストが無いってなったときにネイチャーを使ってマナからデドダムなどを出して2枚目のアルケミストを探しに行くこともでにたり、ループはせず、闇王ゼーロを複数回使って自分の山札を減らしに行くときに闇王ゼーロで破壊するクリーチャーを並べられるのも強いです。
【フィニッシャーをシャコではなくヴィルジャベリンにしている理由。】
シャコガイルがフィニッシャーの型だとかなりループに使うためだけの無駄な枠が多いと思いました。
ですがヴィルジャベリンがフィニッシャーの型は構築に無駄が無いのが強いです。
シャコガイルはフィニッシャーとしてでしか使わないのに対して、ヴィルジャヴェリンは相手のフィールド除去やリソースを取りつつ、自分の手札を強くすることができるのも優秀です。
あとジャベリンは雑に3ターン目に出しても、相手の動きを遅らせて自分は手札と盾を増やせるのも強いです。
【ウサギ型とアツト型の長所と短所。そして結論】
【ウサギの長所】
【デッキの最大値が上がる】
2ターン目ウサギ、3ターン目デドダム、アルケミストや、カルセドニー、アルケミストなど、3ターン目に闇王ゼーロを狙えます。
【多色クリーチャーを出しやすくなる。】
マナが全文明になるので、ウサギを出した次のターンにデドダムやジルコン、カルセドニーを出しやすくなります。
【中コストのカードが使いやすくなる。】
マナが増えることで、ネイチャーやダークネスが使いやすくなります。
【ウサギの短所】
【単体だと弱い。】
闇王ゼーロや、アルケミストなどのコンボパーツが必要な為、デドダムやジルコンといったカードが無くてはいけません。ウサギ単体ではほとんど機能しないため、活躍させるための手札の要求値が少し高いと思います。
【二枚目以降を引いたとき邪魔になる。】
既に盤面にウサギがいる状態でウサギを引いても、ほとんどの場合役割が少ないため腐ります。
【水の枚数が少ない】
序盤ではなく、ロングゲームをした際に影響が出ます。たとえば、手札や盤面が無い状態で、デドダムやジルコンなどのカードを1ターンに複数使う場合マナにある水文明の枚数が重要になるのでそのときに支障がでます。
【デッキ内のルーターの総数が少ない】
ウサギ4枚とアツト4枚をそのまま比較した場合、アツトを入れない場合、序盤からまともにリソースを伸ばせるカードがデドダムとジルコンの8枚になります。アツト型の場合は、4ターン目にアツト+アルケミスト、3ターン目のジルコンからのスタートも強いです。
【アツトの長所】
【初動の補助になる。】
先攻3ターン目のアツトからのスタートはアツト、デドダムを引き当てた場合アルケミストやゼーロを探しつつ4ターン目にループを狙えます。初動の補助としては強力です。
ジルコンは墓地から出すのが最も効率がいいので手軽にジルコンを墓地に落とせるのも強いです。
【腐りづらい。】
それと、どんなに手札が弱くともアツト+アツト+アルケミストで4ターン目にゼーロの発動を目指せるので、引いて腐ることが少ないです。
【アツトの短所】
【カードパワーが低い。】
デッキに欠陥を生むような短所という短所は特にないものの、カードパワーという面ではどうしてもデドダムやジルコンには劣ります。
【後手スタートの時に少し弱い。】
先攻3ターン目のアツトからのスタートは文句なしですが、後手3ターン目のアツトからのスタートは、後手ドローで4ターン目に闇王ゼーロを打てる確率が上がっていますが先行に比べそこまで強くはありません。
いかがでしょうか。個人的には『役割が全く違う』という印象です。
《不採用カードについて》
【ジョイダムガイ】
デメリット
・そこまで3コスト以下のクリーチャーを墓地に置くこともないし、ジョイダムガイを使いたいからといい、わざと3コスト以下のクリーチャーを墓地に置くのも弱い。
・そもそも場に2体クリーチャーを置いておく必要がある。
メリット
・相手が雑に闇王ゼーロケアで盤面を処理してきたときに破壊されたデドダムとかを墓地からだして使える。
【ダンディナスオ】
デメリット
・色が緑単色と弱すぎる。
・自分の動きを強くするというより、山札を見てブラックビックバンとかを墓地に落として闇王ゼーロで山札を削るときに安心感を得ることのできる程度のカード。
メリット
・盾確認ができる。
・ウサギがないときにマナの色を強くしてくれる。
【タイムトリッパー】
デメリット
・そもそも先行を取らないと刺さらない。
・3ターン目はデドダムorジルコンを出すのが理想なターンなのに、こんなカードを出してる暇がない。
・相手を遅延するために入れてたけど、デドダム、ジルコンでリソースを伸ばすのが理想なターンに出してるわけだから自分の動きも遅れてる。結局なくても変わらない。
メリット
・先行に出せて、かつ、残りの手札が強ければ強い。
・いい感じに刺されば遅延できる。
【ターボ兆】
デメリット
・無駄な枠でしかない。
・序盤は強いけど、ロングゲームになると腐る。
・最速ゼーロを狙うのには適してるけど、ウサギ型だと3ターン目だと手札が枯渇してるからそこまで上手くはいかない。(アツト型なら有りかもしれない。)
メリット
・闇王ゼーロの糧として出しやすい。
・ムゲンクライム1と出しやすく、さらにブロッカー
・最速ゼーロを狙いやすい。
【ギリガサミ】
デメリット
・8コストとコストを払って出しづらい。
・もし盾から来ても闇王ゼーロの破壊対処にできない。
メリット
・アポロヌス対面にカウンターで闇王ゼーロを打つことができる。
・赤単の雑な一点で踏んでくれると強い。
【新世界王の破壊】
デメリット
・自分からGS以外で使うことができない。
・アツト型なら強いけど、ウサギ型だとウサギがほぼ同じ役割をしてくれるからいらない。
メリット
・GSだから受けが強くなる。
・デドダム、ジルコンを出しやすくなる。
・闇王ゼーロで手札から捨てることができる。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございます。
正直今の環境でこのリストが通用するかはわかりませんが、こういうリストもあるんだな程度で思って欲しいです。