ターニングポイント
リクエスト頂いたお題でございます。
ターニングポイントといっても我輩者ですし、売れてないですし、これからあってもらわないと困るのですが今日のところは芸人という職業を選んでしまった現時点でのターニングポイントについて書かせて頂きます。
大きく2つだと思います。
①2014年THE MANZAI敗者復活戦
本戦ではなく敗者復活戦です。たまたまテレビをつけていてなんとなく見ていたらめちゃくちゃ面白くて、特にコマンダンテさんの「痴漢」という漫才がめちゃくちゃ凄くて感動してしまいました。
それまでの僕はM−1とかキングオブコントとかの賞レース、テレビでやってるネタ番組ぐらいはなんとなく見ている一般的な関西人でした。
それがもうこの日のせいでYouTubeで芸人のネタを見漁ったり、深夜のお笑い芸人が出てる番組を無理やり見ようとしたり、完全にお笑い沼に入ってしまいました。
「ネタ」ってすげえ!4分しかないのにこんな面白くて色んな事できるんや!って
皆さんにこのネタ見てほしいのですが、解散されてYouTubeに動画は残っていませんでした。悲しい。
別にYouTubeに動画残してくれててもええやんええやん!いったれいったれー!!
これが僕が1つ目のターニングポイント。
②キングオブコント2017決勝
2017年、この時僕は大学生、奈良教育大学という大学に通っていました。
この時すでに僕は完全にお笑いオタク、ラフターナイトを聴きながら眠り、M-1スレを見ながら登校し、11月はGYAOに追われる日々でした。
中学の時から先生になりたいと思っていたので教育大学に入りましたが、お笑いにハマってしまい芸人になりたい気持ちも芽生えまい、将来に悩んでいました。
そんなときです、2017年キングオブコント決勝、優勝はかまいたちさんでした。
かまいたちの山内さんは僕の大学の先輩です。奈良教育大学で社会科教育で中等履修分野まで一緒の完全に直属の先輩です。
教授には当時の山内さんを知る方もいらっしゃいました。
そんな大先輩が賞レースで優勝するとこを見て勝手に熱くなりこの日僕は芸人になることを決めました。
お笑いオタクの皆様は分かってくれると思うのですが、賞レースは家族に邪魔されずに一人で見たいタイプだったのでおばあちゃんちに行き1室借りて、こもって1人で見ました。
キングオブコントが終わってから10分ぐらい動けなくてじっと後番組を見ていましたが、ずっと考え事をしていて頭には入ってませんでした。
多分NSCに入るために今から何しようかと考えてた気がします。はっきりは覚えてないんですけど。
帰ったらお母さんがいたのでキングオブコントの話を少ししました。明らかに僕の目はギンギンだったと思います。この勢いで芸人になると言ってやろうかと思いましたが、踏みとどまりました。
ただなんとなく決心を伝えようと、「俺決めたわ」とだけ言った記憶があります。
「何を?」とは聞かれる前に逃げました。
今まではネタを考えるけど書くまでは至らなかったのがこの日をきっかけにWordで書きだしました。
翌年からM-1にも出場しました。
この日がなければ僕は今多分先生をしながらM-1だけ出たり、もしかしたら楽屋Aで口火とかに参加してたかもしれないですね。
それも楽しそうやな。
ただ僕はプロを選んでしまったので必死に頑張ってお笑いで飯が食えるように頑張ります。
いつかコマンダンテさんやかまいたちさんにお礼が言いたいですね。会えるように頑張ります!