偽善者として生きる
こんにちは、おはぎです。
私は昔、仲の良かった友だちに
『偽善者が』と、言われたことがあります。
その日は、仲間内でお酒を飲んでいたのですが、その子は日々のストレスで、ちょっとやさぐれている雰囲気でした。
私は普通に話しかけただけだったのですが
急にそんなことを言われてしまい、
驚きと物凄く腹が立ったのを覚えています。
酔いが覚めたら、何事もなかったかのように流されてしまい、その友達とは疎遠になりました。
色んなことにイライラしていて、飛び出た言葉だと思いますが、でもなぜか、その言葉がずっと心に残ってます。
今もしも同じことを言われたら
きっと私は『そうだけど何?』と言うと思います。
私も人間だから
人の幸せを心から喜べない時もあるし
私も人間だから
自分が幸せになるために必死だし
私も人間だから
何かに八つ当たりしてストレス発散したくもなる
私も人間だから
なるべく良い顔して周りと円滑に物事を進めたい
気に触ることを言われてむかついたり、
誰かを激しく恨んだこともあります。
そんな負の感情も、人間だから
沢山あるわけで。
でも、私は良い方を選択すると決めています。
人の幸せを喜べなくても、心からおめでとうと言う。
自分の幸せを追うのも大事だけど
今周りにいる人のお陰でやってこれてるから感謝しよう。
嫌なことは日記に書いたり、どうしようもない時は
親や友だちに相談する。
些細なことなら、気にしていないフリをする。
忘れたフリをする。
恨むより、とことん幸せになろうと。
たくさん雑に扱われて傷付いたから、人を大切にしようと。
損得勘定の先に、ずっと味方でいてくれた人はいないから損得勘定はやめようって。
言われたことで、確かにと思ったことは素直に聞こう。するとどんどん気付かせてもらえることが増える。
そうやって、選択して生きている。
そんな、損得勘定で動かない、裏表がない
素直な私に対してまた誰かが言う。
『偽善者だ』と。
それで良い。
そんなことを言うあなたが私から離れて
同じように選択して、素敵に生きようと思っている人と繋がれるから。
まだ未熟だから
間違ってることも沢山あるけれど
今の私はそう思う。
優しい人には、その人の優しい一面を見せてくれる。
全ての縁は自分を映し出す鏡。