見出し画像

妖怪の事情㉒〜書き記す

その日の夜、

姉から、ようやく
LINEが来た。
1日何があったか、
全て書いてあった。


なるほどね、
妖怪にも、事情があったか。


私は、パソコンを開き、
山田さんが解決した、その話を
打ち込んでいった。


題名は、こうだ、

「妖怪の事情」


ファイルを保存して、
パソコンを閉じる。


その日の夜は、なかなか寝付けなかった。

姉には、

今週の土曜日に、
のりこのお店に行きます。
また、視える人がいるらしい、、

と、LINEをしたら、


姉も、行きたい、とのこと。


土曜日は、2人で
のりこのお店に行くことにした。


山田さんが以前、話していたことを
思い出していた。


これからの、
霊の世界は
私がやってきたこととは違ってくるよ。


山田さんが伝えたかったことは、
なんだったんだろう。


数年たったいま、
霊の、新時代は、来ているだろうか?


山田さんに出会った当時、

あなたには、ちえ、がない。
経験が足りない。

と、言われたことも思い出した。


今の私は、

どうだろう。


また、山田さんに会って
聞いてみたいが、


やりたいことに出会っていない私は、

会う勇気がなく…



そんな事を考えていたら、


眠ってしまっていた。


…続く


※この物語は、フィクションです。














いいなと思ったら応援しよう!