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時々、小雪

土用が明けて
ある患者さまの訃報を知った。

正月の夜、自動車事故を起こした車に同乗していたらしい。

持病の悪化は精神的にも体力的にもつらかっただろうが、前向きに治療をして一条の光が見えてきた時だったのに。

この国の社会制度が一部の方向に甘すぎることに
やりきれなさを感じてきたとか、見るところはそこじゃないって分かってはいるけど

厳しすぎる。

53歳
同じ歳だ。

彼の分まで一生懸命生きよう
とか
いつ死ぬかわからないからやりたい事を
とか

なんというか
そういうことでもなく

最後の最後に楽しい時間を過ごせていたら
いいのにな

と願ったりしてる。





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