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聞き分けのいい子は都合のいい子

小学校5,6年生の時の担任が母と面談で言った言葉。
「聞き分けのいい子は親にとって都合のいい子」
これを母に面と向かって言ってくれた先生。

先生に言われたんよ~と母に言われたときの当時の私は
なんで先生そう思ったんだろう?と思っていたけど、
歳を重ねるごとに先生の言葉の意味がよくわかった。

先生には見えていたのかなと
なんでそう思ったのか、聞いてみたいと思った今日この頃。

親という絶対的な存在だった子どもの時に
その言葉をかけてくれたのは、
自分と向き合おうと決めた今の私に
一人じゃなかったんだと私を救ってくれた言葉になった。

――意識したなら、気が付いたなら、いつか意味が分かる時が来る。

先生が母に言ったというのも印象的だったから覚えていたのかもしれないけれど、本当に点と点が線につながった瞬間でもあった。


ありがとう先生、



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