【競馬】11月24日(日)の競馬考察【結果】ジャパンカップ的中で約50万円獲得となりました
日曜日
東京12レース
ジャパンカップ(Sランクレース)の結果
3ドウデュース 1着
昨年の有馬記念は年末にしては比較的軽い馬場状態となっており、ペースは平均でラップ的には淡々としていましたが、単騎気味のタイトルホルダーが刻んだもので実質はかなりのスローで上位は直線である程度速いラップを踏んでいました。
有馬記念ではポテンシャルで分散した上での2段階加速の競馬で後半の素材面を出し切って強力メンバーを力でねじ伏せてきただけに、適性の幅を広げてきたと言えます。
2走前の宝塚記念に関しては馬場が悪化してこの馬の持ち味を発揮出来ない条件となり、悲観する6着ではありません。
ドバイターフに関しても前が詰まって追い出せなかった中での5着で、この2戦は明確な敗因があります。
前走の天皇賞・秋は腹を括っての直線勝負で鮮やかな復活を見せており、1期2戦目のここも更に高いパフォーマンスが期待できます。
9チェルヴィニア 4着
前走の秋華賞がベストパフォーマンスと言えますが、秋華賞は全体で前が引っ張る展開となっており、各馬の3角下り地点の仕掛け方からも、コーナーでかなり速いラップを踏んでいるように思えます。
チェルヴィニアがL1で2列目から抜け出して11.8となっていましたが、自己ラップはL1で11.7程度となっており、34.2の上がりから逆算してもL3-2は11秒台前半では踏んでいる可能性が高く、後半1000は56秒台でまとめているのは間違いありません。
オークスは3~4角で大減速したため、こちらが押し上げたというよりも自然とリードが無くなった形になっており、後半1000は58秒台ぐらいで走っていました。
オークスは直線である程度鋭さを引き出す競馬となっていましたが、その中で突き抜けきれなかった点からも今回の2400m戦では若干の評価が下がりそうな1頭と言えます。
しかし、オークスは毛を勝って外見を整えていましたがベストとは言えない状況だっただけに、しっかりと立て直されて今回はオークスとは別次元のパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
7シンエンペラー 2着
ダービーまではある程度ラップが分散した方が良いタイプでしたが、ダービー3着のパフォーマンスはこの馬のイメージを一新させました。
ダービーは東京2400m戦で62.2-56.8の超スローバランスとなり、後半1000を56秒台にレースラップで入れるという異常なロングスプリント特化戦となっており、12.7 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 11.2 - 11.5のラップ推移でコーナーでも速い形となり、この展開で中団内目で包まれていてペースアップで動けない状況でも3着に好走しました。
ジャパンカップは中盤が緩まないロングスプリント傾向の高いレースと言え、この馬のダービーのパフォーマンスからもここは適性面でフィットしそうな1頭と言えます。
4ジャスティンパレス 5着
低調なパフォーマンスとなったホープフルS、皐月賞、有馬記念、宝塚記念は中山内回りが苦手という可能性もありますが、高いパフォーマンスは神戸新聞杯、菊花賞、阪神大賞典といずれも軽めの馬場となっています。
ダービーは58.9-59.0の時計勝負には対応できませんでしたが、ある程度流れに乗って3~4でしっかり動ける馬を目標に運べれば崩れる不安はありません。
道悪馬場となった昨年の天皇賞春は3~4角ではロスがありましたが、ディープボンドを目標にしながらじわっと加速して勝負どころは直線前半のL2地点となり、ここで最速ラップを踏んで楽に抜けてきた辺りがジャスティンパレスの武器と言えます。
近走はラップの分散がある程度起こっても最後まで要所の鋭さを引き出せるようになっており、中盤で緩まない傾向が強まっているジャパンカップでも適性面の不安は少ない1頭と言えます。
14スターズオンアース 7着
桜花賞に関しては内の馬場が結構有利だった印象が強く(ウォーターナビレラに関しえてもそうですが)、外差しが伸び切れなかった部分があったため、サークルオブライフとの比較で見てもコンマ1秒差とうのは際どい競馬となっていました。
また、赤松賞ではナミュールとは後半の無酸素運動的な素材面では2枚ほど差があり、当時はスローで明確に後半型の競馬となっていただけに、あの競馬で目標にされて2馬身以上差の完敗となると、オークスではこの馬自身の距離延長の歓迎度合いよりもナミュールの方がプラスに働く可能性が高いように思えましたが、オークスでは非常に高いロングスプリント性能を見せて完勝となりました。
オークスは少し折り合いを意識した入りとなり、向正面でも中団の外目で進めてラブパイローの後ろぐらいで3角に入って3~4角で前も加速する流れを中団外から正攻法で進め、直線序盤で右手前に替えてスタニングローズの後ろからジリジリ伸びてL1で半馬身ほどあったスタニングローズを捕えて1馬身1/4差で完勝となりました。
骨折明けで追い切りの内容も良くなかった秋華賞では直線で前が壁になる致命的な不利を受けながらもコンマ1秒差の3着に好走できており、。大阪杯では古馬G1で牡馬相手にハナ差の2着に好走しており、マイル戦のヴィクトリアマイルは忙しい距離でも3着に検討しました。
適性条件に戻ったジャパンカップでは6か月の休み明けで3着に好走しており、この馬は適性の異なるどんなレースでも崩れずに好走できており、唯一前走のドバイでは崩れましたが、国内ではオール馬券圏内となっているだけに、ベスト条件となるここは巻き返し濃厚の1頭と言えます。
8オーギュストロダン 8着
イメージ的にはやはりタフな競馬だったBCターフや前走の愛チャンの内容からも、前半のスピード色が強い方が良いタイプと言えます。
また、ドバイシーマクラシックがで崩れている点も割引材料と言えます。
このレースは4角で速度もそこまえ上がっていない中で前3頭が離して行って、4番手のジャスティンパレスの仕掛けが遅れてしまい、4番手以下の流れの中で後方から内に切って伸びあぐねていました。
スローでの直線勝負で動けなかっただけに、今回の条件はマッチする可能性が低いように思えます。
1ゴリアット 6着
キングジョージのパフォーマンスは歴代屈指と言え、後の凱旋門賞場ブルーストッキングを寄せ付けず、最後は早めにガッツポーズして後続に2馬身以上の差をつけました。
このレースはハイペースでの消耗戦で強烈なインパクトを残しましたが、適性的に大きくフィットした事で派手に突き抜ける事ができました。
3走前のアスコット2390mのハードウィックSではスローで折り合い専念から直線で弾けきれずにパフォーマンスを落としている点からも、後半勝負がそこまで得意ではない可能性が高く、今回はのジャパンカップよりも有馬記念向きのタイプと言えます。
今回の条件は適性面でフィットする可能性が低いため、人気を考えるともう実が無い1頭と言えます。
馬連
3-4,7,14 各33000円
3ドウデュースからの馬連3点指示で11.5倍的中となり、37万9500円の払い戻しとなりました。