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きっと誰にも伝わらない!でも凄まじい30年来の偏愛力
Webライターラボのnote企画。
今回のテーマは「偏愛」。
参加することをちょっとためらっていましたが
「”自分にとって”の偏愛でよい」
という中村さんの言葉を信じて書きます。
構成とか見栄えとかすべて無視して
思うがままに書くのでご容赦ください。
僕は現在37歳。
小学1年生の頃から
「彼」
を愛してやまないから、
僕の偏愛歴は実に30年以上。
その偏愛の対象は…
『ベジータ』
ドラゴンボールのベジータ!
みんなが「か~め~は~め~波~っ!!!」
としているなか
ひとりで「ビッグバンアターッック!!」
とかましていた。
僕は、おじさんになった今でも
ベジータへの愛は変わらない。
ところでみなさんは、
このベジータという男を知っているだろうか?
ベジータを簡単に紹介すると
「サイヤ人の王子様」「プライド高すぎ」
ベジータはこれに集約されている。
たった2つの言葉で説明できる。
ある意味で単純な男。
普通の男の子は
ドラゴンボールの「孫悟空」
ONE PIECEの「ルフィ」
NARUTOの「ナルト」
幽遊白書の「浦飯幽助」
キングダムの「信」
きっとこの辺りが好きだろう。
どのキャラクターも主人公。
スーパーポジティブで、
どんなに強い敵が現れても
迷うことなく立ち向かっていく。
めちゃくちゃ明るくて、
とにかくまっすぐで、
まるで太陽みたいにまぶしい。
きっと
この明るさ
この前向きさ
に憧れてみんな好きになると思う。
ただ、僕は違う。
ベジータはどこか影がある2番手。
しかも、最初は凶悪な敵だった。
でも、ベジータの
あの人間味が溢れているところが好きなのだ。
たとえば、
<地球襲来編>
初めて地球にやってきたとき
自分の強さに自信しかなかったのに、
悟空たちにやられて顔が爆発しそうなくらい怒っている姿。
<フリーザ戦>
フリーザになすすべなくやられて、
この前まで殺そうとしていた悟空に
「頼む、フリーザを倒してくれ…」
と涙を流し懇願する姿。
<セル戦>
完全体のセルと闘いたいために
完全体になるのを阻止しようとする息子トランクスを蹴りまくってセルを後押しする姿。
<デブの魔人ブウ戦①>
魔人ブウの復活なんて気にせず
バビディに操られながらも悟空と闘いまくる姿。
<デブの魔人ブウ戦②>
地球を守るために自爆するとき
「さらばだブルマ、トランクス、そしてカカロット」と悟空のことを想いつつ、悲しそうな顔をする姿。
<チビの魔人ブウ戦>
「頑張れ、カカロット。お前がナンバーワンだ」と微笑んでいる姿。
これだけ書くと、
ベジータってジコチューな人間に見えてくる。
ただただ、
ベジータは自分の想いや欲望に忠実。
誰よりも強くありたい
強い敵と闘いたい
ちなみに
僕が1番好きなのは
チビの魔人ブウ戦のシーン。
悟空に負けて以来、
悟空に勝つことだけにこだわり続けていた男が
「頑張れ、カカロット。お前がナンバーワンだ」
と、初めて負けを認めた。
でも、
ベジータの姿は
悲しそうでもなく、
怒っているわけでもない。
微笑んでいて、なぜか誇らしげ。
実に、ベジータは人間らしい。
この人間臭さがベジータの魅力に違いない。
僕には
小学1年生と小学3年生の息子、
幼稚園児の娘がいる。
僕の影響で、息子たちはドラゴンボールを結構見ているし知っている。
そこで
「ベジータ好き?」と息子たちに聞いてみたら、
幼稚園児の娘「えーー、なにそれ?」
小学1年生の息子「嫌い。自分ばっかりやん」
小学3年生の息子「いや、なんか、ウザい」
と、一蹴された。
息子たちだけじゃなく、
きっと誰も分かってくれない。
でもそんなのは関係ない。
自分にとっての偏愛なのだから。
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構成とか、画像とかもないのに、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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