骨格ストレートが死ぬ気で垢抜ける

骨格診断アドバイザー＆講師として活動しているWAKAです。
骨格診断ってご存じですか？

骨格診断の取り入れ方に悩んでいる方のために、今回は骨格ストレートの方の垢抜けメソッドを書いてみました。
おすすめ商品や画像をたくさん載せたわかりやすい記事にしています。
ストレートタイプと診断された方、自己診断でストレートタイプになった方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

骨格診断って何？

骨格、筋肉や脂肪の付き方、肌の質感などを触診等により３つにタイプ分けして似合うファッションがわかるものです。生まれ持ったものを診るので太ったり痩せたりしてもタイプは変わりません。

いろいろな体の特徴をもった人々を３つのタイプに分類するのは容易ではないため、自己診断は難しいです。だいたい半分くらいの方は自己診断が違っています。

こういうイラストが本などにも載っていますが、だいぶ美化されているのでわかりにくいかもしれません。

骨格診断の効果

骨格診断の効果を一言で言うなら、「本当に垢抜ける」、これにつきます。
下の写真は私です。

左：骨格診断を知る前（９年前）　右：骨格診断を知り取り入れた結果

左のツイードのスーツにコサージュをつけているのが骨格診断を知る前。右の黒のパンツスーツにパールのブローチをつけているのが骨格診断を取り入れた後。体重はほとんど変わっていません。私は骨格ストレートタイプで、引き算のシンプルなファッションが似合うタイプ。

左のツイード素材は着ぶくれてしまうし、コサージュやパールのロングネックレスもしつこい印象です。骨格診断を知った後のほうが洗練されていませんか？直線的なボウタイが付いたジャケットにパンツのスーツ、ブローチは直線的ですっきりしたデザイン。すべて骨格ストレートタイプに似合うものです。髪型もロングから短くして首周りをスッキリさせました。

骨格ストレートタイプとは

骨格ストレートタイプは以下のような特徴があります。

・比較的筋肉が付きやすい
・首が短め
・鎖骨や肩甲骨が目立たない
・肩先が丸くなりやすく、首が短く、顔にお肉がつきやすい
・二の腕の外側が張りやすい
・胸の位置が高め
・腰の位置が高め（脚が長いとは限らない）
・腰やヒップに丸みがある
・太腿の前側が張りやすい
・手の甲や指の関節の骨が目立たない
・アンダーバストからウエストまでの距離が短い
・肌にハリがありたるみにくい
・膝が小さめで目立たない
・手足は小さめ～中くらいの大きさで厚みがある
（※すべての特徴に当てはまるとは限りません）

骨格ストレートタイプの服選びで大切なこと

上記の特徴のように、骨格ストレートタイプは肩や腰に丸みが出やすいタイプのため、下図の赤線で示した箇所が丸くならないことが大事です。ここに膨らみをつけると実際よりも太って見えたり、野暮ったく見える原因になってしまいます。

見落としがちな「似合う質感」

骨格診断で大切なのは肌質に合った質感。
質感を合わせると洗練された印象になります。
質感のポイントは次の３つ。

①凹凸しないフラットな表面感

触ってみてボコボコしないものならOK。光沢はシルクのような上品なものならOK。ラメが目立つものやエナメルのようなピカピカした服は存在感が出すぎます。

このような起毛や凹凸がある編み目は苦手。

②適度な厚みがあるもの、しっかりしている生地のほうがおすすめ

薄くふんわり広がりがちなシフォンは苦手な素材のひとつ。

トップス選びを制する者は着やせする

骨格ストレートのトップス選びで大切なのは「余分な空気をためないこと」。空気が入ってふんわりするトップスは胴体を丸っこくしてしまいます。
胴体の部分が丸く見えないようにするには、「トップスの裾」を意識してみてください。

たとえば、このパーカーのようにリブで裾が絞られている服は胴体の部分に空気が入って膨らんで見えてしまいます。

肩や背中が丸くなり厚みが足されて太って見えます
裾のリブでお腹に空気がたまって丸く見えます

同じパーカーでも、裾のデザインが真っすぐ落ちているとこんなに違います。

背中やお腹に余分な空気が入らずスッキリして見えます

裾を比べてみます。右のように裾にスリットが入っているとさらにシャープな感じになり洗練されて見えます。

袖のリブも長めのほうがふくらみが目立ちにくく手元がスッキリとします。

リブの周りのギャザーのあるなしにも注目

ニットも同様です。

このニットは裾がリブですぼまっています。