いくらなんでも波瀾万丈すぎる人生

今日、親が離婚することを決めた。前も離婚しているし、自分もいい歳だから止めることはあまりしなかったが生きているうちに二回も離婚を経験することになるとは流石に思ってもいなかった。寝耳に水、というやつ。

そして、それに伴って一人暮らしすることが決まったけどそんなことより家族がばらばらになって、ドラゴンボール方式に生きることが決まった方が驚いてる。言ってしまえば、一家離散である。

親が離婚して、一家離散が決まって一人暮らし。もっとこう灘やかに、穏やかに、一人暮らしへの道を歩めると思っていたのだけど、整備のされてないガタガタの道を歩むことになるとは。

でも、不思議と焦ったり泣いたりとかは無い。まあ、もういい歳だし色々と割り切って生きてきたからそれが幸をそうしたというかなんというか。これからどう生きていくべきなのか、とか大層なことは一切考えていないけど一家離散の未来はさすがに想像していなかった。いくらなんでも波瀾万丈すぎるよ人生。

小学一年生の頃に離婚して、次は二十歳の時に。節目節目で離婚というイベントが起きている。ハッピーなイベントだったら有難いのに。親には感謝してるし、親には親の人生があるし、今の父親とは血は繋がってないし、とかで別になんてことないのが救いとでもいおうか。

ただ、まあ普通の家庭ではなくなったのは確かである。たまに、街中で見かける家族に憧れを強く抱くのはこういったところが起因しているのだろうなあ、としみじみと思う。寒い時に好きな人が横にいて、子供がいて。なんて幸せな人生なのだろう。羨ましい。

自分もそういった家庭を作りたいが、親のあれを見ていると結婚というものが恐ろしくも感じてしまう。双方が感謝の気持ちを持たずに一方的に、あれしてこれしてと押し付け合うばかりで。待てよ、これ両親が悪いやん。結婚を怖がる必要なかった。

本当はこういうことを書くのはあれかなあとか考えたけど、どうでもいいかという結論になった。これからは一人暮らしを始めるから起こったことを日記のようにここに書いていきたい。新しい自分の人生の門出的な。

寒さが染みる一月。我が家は離散が確定しました。


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