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短歌『全部嘘、とだけ囁き翻るカーテンときみ夏の幽霊』

全部嘘、とだけ囁き翻るカーテンときみ夏の幽霊
「わからない」理解はそこで終わっている
当事者でないから言えるUFO


全部嘘、というのは告白した後の言葉に思えるかもしれませんし、それでいいのですが、最初にイメージしたのは違っていて。
生きること、あなたとの間にあった嫌な行動や発言、地球が公転していること、全て嘘だと言ってくれということです。そうなら良いのにね。

二句めは、歌会で題詠がUFOで、それに提出するために詠んだものです。
わからない何言ってるのってね、簡単に言ってね、それは言われた側でないからそんなことが言えるんだ、宇宙人だUFOだみたいにこっちを定義づけてきてね。
題詠を出されて考えるのは好きかもしれないです。

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