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11号

こんにちは、深尾みち子です。

2つ目の話は

みち子は若い時グラフィックデザイナーでした。
仕事でよく組む男性デザイナーがいて、
彼はテクニックも才能もある人でした。

仕事をしていて、発想力、仕上がりなど素晴らしくて、
みち子はよく褒めました。

「やっぱり頼んでよかったわ、素晴らしい!
クライアントも喜ぶと思うわ」

「この色使いはあなた独特ね、
こういうジャンルは他に頼めないわ、ありがとう」

「スゴイ、スゴイ、ここの所をこうしてくれない?
直せるのは君しかいないもの」

と乗せまくりました。

ある時点でアレ?と彼が私に好意を持ってることに気づきました。

ある時、食事をしようと誘われました。
みち子は内心困った、と思っていたのです。
彼はみち子の好みの男性ではなかったからです。

いい店を見つけたから、奢るから、と口説かれて行きました。
みち子はそういう関係は断ろうと思っていたので、
断る良い機会かもしれないとも思いました。

みち子は遠慮して、高価そうなものは避けて注文しました。
お会計に行った彼が浮かぬ顔で戻ってきました。

お金が足らない、と言うのです。
「分かった、私が払っとくから大丈夫よ」と全額みち子が払いました。

翌日、彼が申し訳なさそうに、お金を返しに来ました。
「いいのよ、返してくれなくて、
こういう付き合いはこれっきりにしようね」
とみち子は受け取りませんでした。

私は彼のヒーロー願望をズタズタにしたのです。

口説こうとした相手にお金を払わせる
返しに行ったら、お金を受け取って貰えない。
男女の付き合いを断られた

彼の自尊心をズタズタにしてしまいました。

今は、反省しています。
男心をくんで、断ることもできたかもしれないと思っています。

今回は「お金」にまつわる部分で
正反対な2つのエピソードをお話しました。


お金については男性は特に気にしがちな部分で、
「カッコつけたい」「認められたい」と思う
男性のヒーロー願望に直結する部分ですね。

1つ目の夫の時は、
彼にあったであろう罪悪感を、
みち子はあえて見てみぬふりをして肩代わりすることで、

ふがいないと感じているかもしれない彼を
「認める」ということを行動で示し続けました。

その結果みち子は、
彼にとっては本当に代わりのきかない信頼できる拠り所の
ような存在になれたのかなぁと思います。

2つ目の同僚のケースは、
言わずもがなですね。

男と女は火星人と金星人程違うと言ったのは、ジョン・グレイです。

お互いが同じだと思っての
言葉かけ、行動をとると的外れになるものです。

その代わり、
男の特性を分かってやった、言葉かけや行動はバッチリ的を射ます。


【まとめ】
男女の違いを学んで、愛される在り方を知る


男性と女性の特性の違いはまだまだあります。
みち子のブログを見ているとそれが分かってくると思います。

期待してくださいね。

今日はこの辺で
最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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