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九州一周旅に挑戦した話 (途中で断念)



大学4年生になり、ずっとしたかった九州一周旅に挑戦することにしました。九州旅やることになった経緯としては、母親の会社の社長から自転車を頂いたので、大学時代にいつかやろうと思っていた自転車旅を2024年大学4年生の夏にやることにしました。その方のお陰で、1番お金がかかる自転車を手に入れることができたので、本当に感謝しています。


ルートとしては、飯塚から福岡を通って、糸島佐賀長崎熊本で終わりました。約1週間あったので、日程ごとにブログを書きました。この旅は小中高同じだった友達と2人で挑戦しました。



かかった日数


旅行の日程は7日間です。

準備

ロードバイク (頂き物)
ウェア類 (頂き物)

他の自転車周りのバッグなどは怪しいサイトTEMで集めました。
写真を貼っておくので見てみてください。


色々買った割には安かったです。



メンテナンス類



  • 予備チューブ2本

  • タイヤレバー

  • 携帯空気入れ

  • 六角レンチ

それでは、以下から飛ばし飛ばしでもいいので、是非お読みください。


1日目 飯塚〜糸島 約60km

この日は飯塚からスタートしました。ロードバイクは実家に置いており、ほぼ乗ったことは無く、ギアの変え方も分からなかったので、漕ぎながら覚えていきました。

スタートして、15分ほどで、なぜかどんどん相方に差をつけられ、気づけばとても遠くに行っていました。そこで、タイヤの空気を確認した所、全く入っておらず、相方の親に空気入れを持ってきてもらい、空気を入れてもらいました。ここからリスタートです。


と、思いきや、「カチッ、カチッ」という音が聞こえて、何の音が分からなかつたのですが、取り付けたスタンドが足に当たっている音でした。それを外し、龍王の名水の裏に置いてきました。


「次の日に母に回収に行ってもらいました。」

ここから本当のリスタートです。しかし、飯塚は盆地なので、まずいきなり峠越えから始まります。普段運動不足の私は、ここでとてもきつくてへばりました。坂が本当にキツく、もう家に帰りたくなりました。



坂を登りきった後は、下り坂なのですが、下り坂も怖かったです。まだ、ロードバイクになれてない私は、本当に操作に慣れず、難しかったです。


観光しながら行きたいよねって言うことで、博多〜飯塚間の電車の福北ゆたか線の駅の1つである城戸南蔵院に行きました。この区間をよく電車に乗っていますが、そもそも、城戸南蔵院駅で降りる人などあまり見たことなかったので、この駅が城戸南蔵院という寺の前だということも初めて知りました。意外に外国人も多くびっくりしました。飯塚にずっと住んでましたが、こんな観光スポットがあること自体も初めて知りました。
(なんかのテレビ番組で見たことあるようなないような)

ここで観光して、ひと休みした後に出発しました。そのまま平坦な道を進み、別のスーパーで休憩し、また出発しようとした瞬間、

「ガリガリガリ」

あ!鍵してた!危ない危ない。セーフ

と思っていたら、鍵が挟まり、全くセーフじゃなかったです。そのままそこでペンチを買い、鍵を30分かけてちぎりました。周りの人は、こいつらマジで何してるんだ?っていう目で見てました笑。


お昼ご飯は、吉野家で食べました。(久しぶり)


そしてリフレッシュした後は糸島に向けてひたすら自転車を漕ぎまくります。博多、天神などはいつも通っている道を自転車で通る時は、ここまで自転車で来たんだ!という思いで興奮しました。しかし、天神の歩道を通っても車道をと思っても危ない道で、大胆に転けて、チェーンも外れて怪我をしました。周りにも見られ、痛いし恥ずかしかったです。きつかったですが、1日目は20時くらいに糸島のキャンプ場に辿り着きました。ここまで、道も間違え、山の上にあるキャンプ場なので、道も間違え、たどり着くまでにとても時間がかかり、くたくたでした。他の宿泊者は誰もいなく、貸切でした。

夜ご飯はメスティンで米を炊き、レトルトカレーをかけて食べました。これは美味しかったですね。また、クッカーも持っていっていたので、クッカーに油を引いて、ウインナーを焼いて食べました。


そして、炊事場で体を洗い、暗かったので、
9時ごろには寝ました。200円で買ったサバイバルテントなので、汗を一切吸わないので、ビショビショになっていました。

1日疲れが溜まり寝ていたのですが、何時間後に1台の車が頂上までやってきて、それがとても怖かったです。リアルに死体を埋めにきたのかなと思い、それを見たことにより、56されるかと思いました。おそらく田舎のカップルが騒いで帰っていっただけでした。でも、ここから真っ暗な空間に人の気配がいる気がして全く寝れませんでした。
長い
1日が終わりました。


2日目 糸島〜玄海 約50km

この日は距離が少なかったのですが、坂が多かったため、とてもきつかったです。始まりは、寺に湧き水があったので、そこで水を汲んでから出発します。

朝はコンビニでご飯を食べました。

途中写真撮影スポットがあったのでパシャリ📷

お昼ご飯は唐津バーガーを食べました。パンがカリカリで美味しかったです😁地名+バーガーを付けるのが流行ってるみたいですね。


途中温泉の台場の湯という温泉に寄りました。その後、波戸岬キャンプ場に辿り着きました。

夜ご飯は昨日の残りのカレーを食べました。

この日も200円のテントで寝たので、蚊にめちゃくちゃ刺されました。あと、この日も汗を吸わないのでビショビショになりました。

この日当たりから、虫にも刺され、お尻も痛くなり、もう家に帰りたくなってきてました。



3日目 唐津〜伊万里 約33km

この日も朝ご飯はコンビニで食べました。水は濾過ストローがあるので、これを使いますが、コンビニで水が買える時は買います。


この日も山が多くきつかったです。途中おやつタイムです。

この日は景色が良かったので、その間はストレスが無くなります。



山越えの後のお昼ご飯を食べます。iPhoneのマップで見ると、松屋フーズの松のやが出てくるのですが、実際に行くと個人がやっている居酒屋のようなお店でした。ちゃんぽんを食べたのですが、とても美味しかったです☺️

その後、伊万里駅に着きました。伊万里で少し観光して、この日はとても疲れていたので、休養日にしました。ゲストハウス伊万里本陣に泊まりました。この日当たりから泊まる場所は別になるようになりました。

この日は特にどこにも行かず、溜まっていたドラマを消費しました。海のはじまりの7話を見て号泣しました。普段、ドラマを見ても泣かない私は、もう毎日自転車を漕ぐことに強いストレスを感じていました。純粋なドラマの感動とそのストレスが爆発したんだと思います。

転けて足も傷だらけ、日焼けも痛い。もうきつかったです。夜ご飯はスーパーで買って食べました。

そして寝ました。



4日目 伊万里から佐世保 佐世保から彼杵 25km+31km  約56km

朝ご飯はレンチンでパンを食べました。伊万里駅で待ち合わせ。リポビタンDを頂いたので佐世保に向かって出発します。


自然に触れて、自転車を漕ぐことでストレスが溜まり、自転車を漕ぐことでストレスが減るというはじめての感情、現象がおこっていました。佐世保に入り、ニトリで休憩している途中でジャパネットの本社を見つけてテンションが上がりました。

佐世保到着

佐世保の5番街で無印の給水機を見つけ、この日で1番テンションが上がりました。

無印良品はマイボトルが有れば無料で水を入れることができるので、いつも利用しています。何も買わずに利用することもありますが、流石に何か買おうと思い買いました。結局新商品を買いました。

佐世保に来たら佐世保バーガーを食べたいと思っていたので、佐世保バーガーのお店に行きました。商店街に有名な店があったのですが、1時間待ちだったので、もう1店舗の系列店に行ったらすぐ入れました。

このお店はアメリカモチーフのようで、なんと水も有料でした。川越シェフのお店を思い出しまたね。味は美味しかったです。隣にマックがあるので、地元民はそっちに行くんだろうなと思いました。


この後は海軍資料館に行きました。

戦時中の時代ごとの流れを勉強できました。船についてもたくさん種類があって、結構長時間いれて楽しかったです。

帰りの商店街で、行きで買いたいと思っていたミニトマト150円が残り1個しか残っていなかったので急いで買いました。このお店は結構安いのでおすすめです。

これでエネルギーチャージします。ここから、なぜか相方が大村にホテルを取ったので、もう17時なのですがここから大村に向かいます。途中ハウステンボスの駅、ホテルを通り、駅もホテルもあることを初めて知りました。


途中のコンビニ休憩では、何も買わない代わりにゴミを拾います。

自転車を漕ぎ続けること3時間後、辺りは真っ暗になり、雷もなり、雨も降り出しました。しかも、私は度入りのサングラスしかないので、暗い中でさらにもう1段階暗いので、とても気分が悪くなりました。

その後、近くの無人駅から、相方は自転車を置いて新大村に向かいます。自転車を電車に乗せるには、袋に入れる必要があるので、輪行して新大村に向かうことにします。電車は1時間に1本で、すぐに相方は向かいました。1時間あると思っていましたが、結局分解して、輪行袋に入れるまでに1時間かかりました。


その後、電車に乗った後足が血だらけで、蛍光色で、臭くて、サングラスをかけた奴が自転車を乗せて乗ってきたので、電車の中では、


「なんだこいつ?」


みたいな目で見られたのがとてもきつかったです。


血が乾いた

その後、新大村に着いても分解したタイヤをつけて組み立てるのにも1時間かかりました。(自転車ショップの店員は10秒くらいでタイヤを付けてました)




きれいなのに無人

別にロードバイクが好きとかでもなかったので、分解したり、組み立てたりがきつかったです。その後、新大村を後にし、快活クラブに行き、隣のスーパーで夜ご飯を食べました。夜ご飯に焼き鳥を買ったのですが、落としてしまい、スーパーの方に取り替えてもらいました。自分の不注意にも関わらず、変えてくださったのは本当にありがたかったです。


ここから快活クラブに入るまでにも時間がかかりました。新大村の快活クラブは夜は無人なので、カードが反応せずに入らなかったのですが、30代の女性の方が手伝ってくれました。その方にお水も奢ってもらってありがたかったです。



5日目 新大村から島原 約60km


朝は10時半に集合でしたが、伊万里駅集合で相方が遅れてきた前例があったので、じゃあ、11時くらいに行けば丁度いいかなと思っていたら、結局準備に時間がかかり、11時半に着きました。この旅を通して、一度自転車から外したバッグをまた付けるのが本当にめんどくさかったです。あと、この辺りからキャンプ飯動画いらねえなーと思ってきました。朝ご飯は、隣のスーパーで買ってきました。


結局11時半に新大村をスタートです。途中道の駅で休憩しました。

その後、諫早駅で写真を撮りました。伊万里駅でもそうでしたが、人がいない地方のタクシーはきつそうだなって思う光景でしたね。



その後雲仙でコンビニ休憩しました。島原に移住したら、こういうメリットがあります。というチラシがあって、結婚したら補助金が出たり、同じコンビニでも場所でそういうチラシが置いてあるのも面白いなと思いました。

途中、キリンレモンのCMの場所に選ばれた大三東駅に寄りました。思ったより観光客が多くてびっくりしたのと、黄色いハンカチに書かれてあるのを読むのが楽しかったです。

写真撮影スポット


この日は景色がいい分無限にチャリ漕げる気分でした。夜ご飯は長崎ちゃんぽんを食べました。飯屋に行くと、爪楊枝で爪の汚れを取るのがルーティンになってましたね。

さらに自転車を漕いで、目的地であるHotelシーサイド島原に着きました。

無料アプリで温泉だけ利用します。2.3年前、家族で泊まった時に、ここのホテルは一般利用ができるので、密度が高くそんなに満足度は高くなかったのですが、自分が逆の立場になった瞬間とてもありがたかったです。他の客からしたら、多分めちゃくちゃ臭かっただろうなと思います。11時までいる事ができるので、ギリギリまでいて、その後、次の日港から熊本に向かうので、港で野宿することにしました。

東屋があったのでここで寝ることにしました。

寝てから約1時間後、なんか人の気配がするな〜と思っていたら、まさかの東屋の中に人がいて今まで生きてきた中で過去一びっくりしました。正直マジで怖かったです。触れないのも気持ち悪かったので、こんにちは〜と話しかけて、その後15分くらい一緒に話しました。その方が良くここで寝ている事が多いらしく、自分がお邪魔していたので謝りました。自分の身を守るために、虫よけ入りますか?など優しくしました。その後、悪い人では無いと分かったものの、やはり警戒で眠れず、いびきをかいている間は、安心して眠れました。



6日目 島原から熊本まで



そして、朝になったらおじさんはいなくなっていました。泊まらせてもらったので、公園を30分ほどゴミ拾いをして後にしました。

汚すぎ

たまに野宿に対して否定的な意見がありますが、ゴミ拾いしたり、使用前より綺麗にして後にすれば別によくない?と思いますね。芸能人を誹謗中傷している奴ほど偽善者なので、本当に正義感でそれをやってるならゴミでも拾えと思いますね。


その後、ご飯を食べて準備します。


相方に貰いました

ホテルに泊まっている相方と合流し、チケットを貰い、自転車ごと船に乗せます。

船の中では、大好きな甲子園があってましたが、一瞬で寝てしまいました。その後到着し、熊本駅に向かいます。

港からひたすら川沿いを走る事30分ほどで、熊本駅に到着しました。

熊本駅では、学生時代に日本一周したおじさんに出会い、この方から12000円ずついただきました。若い時にお金が足りなかったということで、本当に感謝しかないです。自分も自転車旅している人を見かけた時に、手助けしようと思いました。

お昼ご飯は熊本駅のラーメンを食べました。

桂花ラーメン

この度中、ずっとラーメンを食べたかったのでとても美味しかったです。

昼からは、TSMCの工場に向かうことにしてましたが、前日に全く寝れなかったこともあり、とてもきつかったので、私は湯らっくすに先に向かいました。高校生の時にドラマ「サ道」を見た時から行きたかったので、やっと行けるのが本当に嬉しかったです。

サウナでは、同じ高校、大学の友人がいてびっくりしました。水風呂は最高だったし、ロウリュサービスは、熱波師が服を脱ぎ出してそれに対して歓声を浴びせるのが、男子校の雰囲気みたいで最高でした。

サウナに入って寝て、漫画が読めるので、ひたすらカイジを読んでいました。夜ご飯は肉を食べました。


7日目

 

この日はもう体も限界だったので、親に迎えに来てもらうことにしました。湯らっくすを後にしたタイミングで自転車がパンクしました。お昼ご飯は近くの定食屋で食べました。

この隣の公園でパンク修理してこの度は終わりました。


終わりに

九州一周したかったですが、やはり体力的にも精神的にもきつかったです。もし、同じ大学生などで九州一周だったり、自転車で旅したいと考えている方の参考になれば幸いです。もし、挑戦される方は心と体に気をつけて挑戦してほしいです。途中でリタイヤしてもいいくらいの気持ちでやると楽だと思います。

振り返ってみて、キャンプ道具は要らなかったかなと思います。また、輪行袋には金をかけた方がいいのと、分解、組み立ての練習をするべきだったなと思いますね。


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