鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 シネマコンサートに行ってきました

こんにちは、小山内慧夢です。
去る2024年8月11日、小山内は東京は渋谷で行われたシネコンに参加しておりました。
東京の夏を舐めていたわけではありませんが、あまりに過酷な気象条件にグロッキー状態……同行して下さった友人に多大な迷惑をかけつつの参戦。
余裕をもって会場入りしようと思っていたのに、私が歩くのが遅いせいで到着は開演15分前……。席を探すもトラブルがあり、やっと腰を据えたときにはもう立ち上がれないほどでした。
それでもなんとか体裁を整えいざ、上演。
最初に司会進行のアナウンサーのかたが登場し、それから作曲家の川井憲次さんと声優の木内秀信さんが。
上映の後にトークショーがあるのだと思っていた私には嬉しい驚きです。
木内さんの自己紹介『帝国血液銀行の普通のサラリーマン水木役の木内秀信です(普通の、を強調)』
木内さんってお茶目って言うか、サービス精神が旺盛ですよね。でも恥ずかしがりや?な感じも滲み出ていてとてもよきです。
今日初めて映画を見るという人が僅かにいて、木内さんが驚いていました。
川井さんと「監督に聞いたんですが~」と作曲の裏話などを語られていて、「その話には続きがあって……」と川井さんから切り返されて焦っておられた姿がキュート!
カリンバの音についてとても繊細な捉え方をしていた木内さんのコメントが印象的でした。
確かにゲゲ郎と水木のシーンによく使われていたしね。
川井さんがチェロを三万で買って、それ用の弓をあとから五万で買った話とか面白かったw
川井さんがこんなにお話上手で楽しい方だとは知らなかったので、これもまたうれしい驚きでした(何回でも擦るよ)。
トークの中で千田さんがカリンバをワンフレーズ弾いてくださったの凄い素敵だった。シンセでも似たような音を出せるけれど、雑味というかそういうものを出したかった的なことを川井さんが言ってらして「なるほど……!」と思いました(※小山内は音楽の素養がございません)。
シネコンでは川井さんがたくさんの楽器を演奏されるということで、本当に八面六臂の活躍らしく楽しみが募る。
あと、どこかの記事にもなっていた、木内さんがゲゲ郎と水木両方のオーディションを受けたという話もされてました。
「受かったよ!」と聞かされて「……どっち?」ってなったとか。「水木だよ」って言われて「お、おおん……」みたいな、どういう感情?とwww
そこで「ゲゲ郎やってみてくださいよ」とナイス振り!
慌てる木内さん「げ、ゲゲ郎ですか?ええ……『げ、ゲゲ郎じゃよ……?』」雑い、似てない(笑)!本当はゲゲ郎のセリフなんて絶対にたくさん覚えてるくせに!本当はカッコよく言えるくせに!!
でも、自分はもう水木なんでと仰ってました。
自分は水木だし、ゲゲ郎は関さんだからそういうのを大事にしてるのかな。そういう関わり方も含めて、木内さんが水木でよかったなと心の底から思います!!

あっという間にトークショーが終わってしまいいよいよ上映。
水木が開始のアナウンスをしてくれました。
「この先に俺たちが探しているものが見つかるかもしれない——暴いてやろうぜ」的なことを言って、会場の狂骨たちの気持ちを最高潮に高めてくれました。
途中休憩を挟むときにも、ゲゲ郎と水木の掛け合いアナウンスが流れてほんわか……。確か水木が喫煙所に行くとかゲゲ郎が飲み物がどうとか言っていたような……。本当ならトイレに行くべきだったのですが、立ち上がる気力がない私。ステージの写真を撮りたいと思っていたけれど人が映ってしまうので(前の席の人がずっと立ってた)(私も立たないと写真撮れない……座っていよう)休憩中の撮影は断念。帰りに撮れたら撮ることにしよう。
それにしても、何度も見た映画なのに食い入るように見てしまいました。ついうっかりこれがシネコンであるということを忘れてスクリーンに全集中してしまい、ちょっと音が違うところでようやく(あ、生演奏……っ)と気付く始末(鈍感すぎてどうしようもないな)。それくらい音は違和感なく映像にマッチしていた……当然かもしれないけれど、全然タイミング狂うことないの……すごいのよ……。
川井さんがチェロで弾く不協和音とか最高に滾る……
戦闘シーンと、あと、コーラスの迫力がすごかった。『襲い来る裏鬼道』のところで、コーラスの人が『ハッ!』『ハッ!』っていうのをずっと追っていたために(なんでさ)肝心のゲゲ郎の戦闘シーンをほとんど見ていなかったという失敗を犯す……だって、すごかったんじゃよ……
ここだけの話、私運転してるときにゲ謎のサントラずっと流してるんですが、コーラスのところ一緒に歌ってたのでいつもの癖で歌いそうになってました。
映画のラスト、宗教画そしてタイトルバーン!と回収され、拍手が起こる……やまない……ずっと鳴ってる拍手……。
もしかしたらアンコール的な可能性微レ存?と思ったけれど、夜の部もあるし演者さんたち休憩しなきゃいけないから無理か、でも拍手辞めたくないなあと思っていたら終演の水木&ゲゲ郎のアナウンスが流れて場内の拍手が一瞬にして止んだのが面白かった。
水木は感動して余韻に浸りたいそうです(にこにこ)。
ゲゲ郎の「みんな、またのぉー!」という声に(また?またがあるの?)とときめいたのも束の間、X開いたら11月再演決定とか情報流れてて噴いた。ゲゲ郎、マジで『またのぉー!』なんだね……。

ということで生まれて初めてのシネコン、とても堪能しました。
11月の再演に参加される方、すっごくよかったから楽しんでね!
帰り際にステージの写真を撮ろうと思ってたけれど、退場する人の邪魔になるかなと思って結局辞めました。いいんだ、心に焼き付いてるから。

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