鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 ネタバレ注意⑫ゲゲ郎を追って

こんにちは、小山内慧夢です。
いや、最近暑いですね。言いたかないけど暑いですね。
落ちるとわかっている化粧をするのがひどく馬鹿らしくなってきます。
こういうときほどファシオですね!(宣伝)一反木綿に出逢えなくて悲しい、挫けそう(泣)

本当にネタバレがひどいことを書きますので、『俺の見立てと違うなあ』と思ったら即閉じてくださって結構です。
あと、私が目にしたり耳にしたりした、裏取りできていない考察とか気付きについても書きますのでご注意ください。
ガイドがないまま書き散らかすと事故が起きるかもしれませんので、サントラに添って書いていきたいと思います。



少しでも不安がある人は、引き返してください。

警告はしましたよ?(CV:沢城みゆき

⑫ゲゲ郎を追って
克典と別れて湖のほとりに来た水木。
気持ちが収まらない様子。
水木「畜生、バカにしやがって!」
右手を振りかぶって克典から貰った葉巻を投げ捨てようとして、思い留まる。
湖を汚してしまうというよりも高価な葉巻がもったいなかったという感じ。
水木「まあいい、もとよりアレの謎解きはこっちも望むところだ」
腕を下ろして葉巻を嗅ぐ。う~ん、マンダム、とでも言いたそうな顔である。可愛い。葉巻は一度火をつけたら終わりではないそうですね。
水木「うまく立ち回れば……へへっ」
ここの、へへって可愛いですよね!なんだよ野心家がそんなに可愛くていいのかよ!!
そんな水木の視線の先をゲゲ郎がとぼけた顔で舟を漕いでいく。
行先は禁域のようだ。
葉巻を内ポケットにしまいゲゲ郎に向かって手を振り声を張り上げる。
水木「ゲゲ郎引き返せ、ゲゲ郎!」
ゲゲ郎は孝三が禁域で心を無くしてしまったことを知らない。このまま禁域に入ってしまえばゲゲ郎も孝三のようになってしまうかもしれないと危惧したのでしょう。優しいなあ。
……まあ、もしかしたら「勝手なことしやがって」という気持ちかも知れないけれど。
でもゲゲ郎的には「何時間待たせるのじゃ。こんなことなら長湯できたのに
」と大層不満だったのでしょうねえ。水木の制止する声も聞こえていて無視しているに違いない。
恐らく野湯で河童殿から浮島(禁域)が怪しいと聞いただろうから、妻の無事を確かめたい気持ちを我慢できないはず。
舟を漕いでいるときのあのとぼけた顔は水木に対する当てつけかと(笑)。
水木「こら、戻れ!」
ネズミ「ひゃあ、ごめんなさい!」
船の中でさぼっていたネズミが勘違いして飛び起きる。
そう言えば私は何度観ても全然気づかなかったんですが、ネズミは普通の人には見えていないらしいという情報がありますよね(どこで見たか忘れた)。
だったらサボってても全然問題ないのに飛び起きて謝っちゃうというところに憎めなさを感じますね。
水木は船着き場?まで走って行き、係留してある船に飛びのり漕ぎ出す。
本当ならいうこと聞かないゲゲ郎をほっといてもいいだろうに律儀です。まあ、なにかあったら自分の責任だから、というのもあるだろうけどこの場合は純粋にゲゲ郎を心配していると思いたい。
しかしボート漕ぐの下手だな(笑)
焦っていることを鑑みてもまあ、下手(笑)。
おそらく戦地でも「永遠に到着しないから水木に漕がすな」という通達が回っていたに違いない。
水木のようないい男でも不完全であることを示す事象があるのは実に美味しいです。船を上手に漕げないことが重要かそうでないかは置いといて。あと、音痴とか画伯とかいうギャップもいいですね、大好物です。
ネズミ「あ~ダメダメ、そんな漕ぎ方じゃ」
水木「手本を見せてくれ」
ネズミ「なんで俺が?」
水木「頼むぜ先生~」
ネズミ「せんせい?先生?僕が?」
途端に顔がキラキラ輝きだすネズミ。
多分半妖だからって馬鹿にされた人生……妖生を送ってきたんだろうなあと思うとなんだか切ないね。
ネズミって意外と有能なのに、正しく評価されないというか。
まあ、性根がちょっとねじ曲がっているから信用されないのは仕方ないかもしれない……いやそれだって半妖だからって言われ続けたからだろうな。もしも正当な評価をしてくれる人が側にいてくれたらと思う……が、そんなのはネズミ男じゃねえなあと思ってしまうので、もう彼の性格については日本人の魂に刻まれているのだと思う(主語が大きい)。
水木は利用できるものは利用しようと考えているんだろうけれど、人の能力というか本質を見抜く目があると思うよ。
上機嫌で舟を漕ぐネズミ。
手本を見せるどころかちゃっかり漕がされている。ヨ~ソロ~なんてウキウキである(笑)。
ネズミは哭倉村で人間ごっこをしていたのかな……?いや、沙代さんには見えてたな、用事を言いつけられていたから。
じゃあ、龍賀の人々には見えていたということ?
水木舳先に陣取って漕ぐ気ないじゃん(笑)。
サントラ『ゲゲ郎を追って』のちょっと追い立てられる感じいいですよね。そわそわしちゃう。
水木「あの島(禁域)までだ」
ネズミ「え、あそこは……」
渋るのに「駄賃は弾むぜ」と言われて俄然やる気が出て速度が増すところがくぁわいいねえええ!!!
雲の下に入って、陽が翳る。鬱蒼とした木々と古い鳥居。
明らかになにかが起きそうな雰囲気バキバキですね。
禁域に到着。背広は船に置いてある。
水木「ここで待っていてくれ」
耳鳴りと先が見えない道、ほとんど獣道……絶対怖い奴じゃん!虫とかもいるじゃん!!もしかしたら南方の島のことを思い出したかも知れんな。地面に這っている木の根がまた不気味だよね……アレ地味に嫌なのよね、引っかかって。転ばないように気を付けてね水木!
ぬかるんだ地面と、水木の喘ぎ声……真面目な気持ちで鑑賞したいのに……うっ、腐女子的思考に引きずられてしまう……ッ!
苔の生えた岩場を登る先は明るくてコダマ(もののけ姫)がいそうなのに、水木が顔を覗かせると妖しく変化……苦しみ悶えるように変形した木の枝を掻き分けて先へ進む。腰まである叢の先に赤い鳥居がある。
それをくぐると、反対側には『呪』の文字。
これ知ってたら絶対にくぐらないやつじゃん!!水木、逃げてーーー!!!
水木「はっ、……窖?」
あなぐらって、最初『穴倉』かと思ってたけれど『窖』なんですね。ゲ謎で初めて知った漢字です。
村の氏子?が言っていた『ナグラ様の祟り』は窖が転じてナグラになったのかなって誰かが言ってましたね。とても説得力あると思います。
日本人はわからないものはとりあえず祀っとけみたいなところあるから、窖にいた『なにか』をナグラ様と言っていたのか、それとも時貞が幽霊族を狩り始めてから窖に住まう者としてそう呼んだのか……
今回はこの辺まで!

いやはや、何度観てもゲ謎は面白いなあ!!
注文したグッズが続々届くし、新規のグッズは発表されるし、イベントもたくさんだし……
地方に住んでるんじゃなかったら絶対に仕事の都合つけていくのに!!
私も映画村行きたかったよ!!
Parcoの追憶展行きたかったよ、帝血ボールペン欲しかったーーー!!!!
あと、脱出ゲーム!!行きたい……!!!(血涙)
でも、シネコンには行けるので……
あと、浮世絵届くし……えへへへへ。
仕事がんばろ!!!
では次は⑬襲い来る化け物で!


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