【小説】豊と正の、珍道中21
ー豊の方略ー
「おいおい!どーすんだ!あの大魔神をなんとかメタル大帝国の建設をやめさせんとどうにもならんぞ!」
正はかなり焦っている。豊は考え込んだが
「そうだな…この際だアイドル達や演歌歌手のファンクラブになんとか協力し合って交渉するのも手だな…平名真花や金柱裕也もたしかファンクラブあったな…」
その時だった!
「あのー…僕らは平名真花のファンクラブの者です!あなたは、あの大魔神がボーカルやるように言われて、最初は抵抗してたけど、結局シンフォニックメタルのボーカルやるようになった文香さんの友人の方ですよね…」
「文香が何か?…」
「本当!私たち迷惑してるんです!最初はメタルなんて興味ないと言っていて結局メタルのボーカルやって、世界の音楽を全部メタル!?冗談じゃないです!世界の音楽をなんだと思ってるんですか!」
ファンクラブの人たちは、いきりたっていた。
ー豊の決断ー
平名真花のファンクラブはさらにいきり立った
「本当になんとかならないんですか!あなた達は、どんな考えなんですか!」
その時豊は
「それが…一時期なんでも何何メタルと名乗ればメタルだから、極端なはなしクラシックみたいなポップスみたいなメタルもあるし、全部メタルと融合すれば大魔神も納得して世界は丸く収まると思いましたが…」
それを聞いてファンクラブの人たちはさらにいきり立った
「冗談じゃないです!!一体なにを勝手なことを言ってるんですか!どの音楽も歴史もあればファンもいるんです!追っかけファンもいるんです!世界の音楽を全部メタル!?ふざけないでください!」
豊は考えた
「わかりました…文香はメタルのボーカルをやるやらないは別として大魔神のメタル大帝国建設だけはくいとめてみます!僕も平名真花や春谷平祐が皆殺しは絶対に嫌です!僕も大魔神の勝手にはしません!」
そう言うとファンクラブと豊達は和解した。