『毒』展に行きました
こんにちは。
大阪の住吉区の長居公園の中に長居植物園があります。
その敷地内に自然史博物館があり、そちらのネイチャーホールで『毒』展をやっています。
ポスターの右下に、2回お墓掃除の時に遭遇した『セアカゴケグモ』が載っていて気になったので行って来ました。
老犬の介護(トイレ問題)もあり、あまり長時間は離れたくありません。
ネットで調べたら入場制限してるとあったので、ダメ元で行きました。
幸いすぐ制限チケットをもらえて、入り口に向かいます。
が、ここからが長かった。
幸い建物の中で待つ事ができ(長蛇の列で外に並んでる方も大勢!)変わった種類の植物や観葉植物たちに癒されて過ごせました。
いざ、入場。
す、進まない…
あまりにも進まない。そして人の頭で見えない!
業を煮やして展示物を諦め、ある程度まで進みます。
少し人混みがマシになった辺りで後ろから眺められるようになりました。
大量の展示品です。250点以上あるそう。
身の周りには、こんなにたくさんの『毒』で溢れているんだ!って驚きました。
子供の頃、通学路にはお花が色々咲いてて、みんなで摘んで蜜を吸ったりしてました。(お家の方ごめんなさい)
ある日、サツキの花を吸ってた時「これって毒があるんだよー」って1人の友達が言いました。
「えーっ、嘘だぁ。いっつも吸ってるけど大丈夫だし。」って当時、誰も信じなかった。
あれから40年余り。
あの時の友達が言った『毒』が本当だという事を知りました!
ホンマにごめん。
子供が観てもわかるように、すごくわかりやすい展示でした。
本格的な説明もありつつ『コアラvsユーカリ』とか『コブラvsマングース』などの実物大?の展示があったり。
デフォルメされた巨大なスズメバチや毒蛇の頭があったり。
迫力があって、子供は大喜びだと思う。
毒の研究をすることで薬剤開発ができたり、タイヤに含まれるラテックス等、日々の生活にも役立つ事も多い。
推理小説に出てくるヒ素は鉱物から抽出されるんですね。
鉱物に毒があるイメージが無かったので、新鮮な驚きでした。
混み過ぎて全部見れなかったのが残念です。
面白くてテンション上がり、出口のショップで公式図録と『毒饅頭』を買いました。
もちろん『毒饅頭』には毒は入ってません。
紫芋あんです。
公式図録はカラー写真もいっぱい。字も大きくて読みやすい。
子供も読めるように作られてると思いますが、老眼が入りかけてるお年頃にも優しい作り!
学生の頃は勉強キライだったけど、こんな楽しい展覧会なら理科の勉強も楽しいです。
好きになるキッカケに良いですね。
混雑は嫌だけど、それでも以前のような賑わいが戻ってきたなーーーって、しみじみしました。活気があるのは良いですね。
読んで下さってありがとうございます。