永遠の想い人
今回は私の永遠の想い人について語らせて下さい。
この想いも、私の中にある表出させたい気持ちの一つだなと思いました。
今の私の一部なんじゃないかと思っています。
私に色々なきっかけを与えてくれた人でした。
何かに躓いた時、自分でこれを見返して活力にしたいです。
記事を読んでくださった皆様の想い人に思いを馳せるきっかけなどになれたら嬉しいです。
(本日も気持ち悪さ垂れ流しです。結構長くなっています…。ご了承下さい。)
はじめに
ただ遠くで想っていたい。応援していたい。皆様そういう方っておりますでしょうか。
本当はもう少し近い距離で応援をしたかったんじゃないかとは想いますが、ある時、想い人に困ったような笑顔をさせてしまった事がありました。
『あ、こんな顔させたい訳じゃないのに。』
ただの私の主観ですが、そう感じてしまう瞬間があり、それが結構ショックで以降私は遠くから心の中で想いを馳せるに至りました。
先日、その想い人が地域の何かの記事でインタビューに答えているのを読むことが出来ました。今もまた、新しい何かにチャレンジをしているようです。
私はそれを読んで、
あ、やっぱりこの人はすごいなあ。素敵だな。応援したいな。私も頑張ろう。
そう想いました。
同じ地球の何処かで毎日頑張っているんだろうな。
そう想える人が居て、とても心が温かくなりますし励まされます。
どうか健康を第一に日々穏やかに過ごせておりますように。
出会い
想い人との出会いは中学生の時。
はじめは多分意識はしていなかったんだと思います。
でも席替えをすれば高確率で隣の席になるし、離れたとしても同じ班になる距離感。
これはもう意識するしかありません。運命ってものを感じてしまったんです。(今でもこういう運命的なのに弱いです)
彼の周りにはいつも人が居るんです。休み時間になると「〇〇くーん!」って友達が寄ってきて。この君呼びもいいですよね。名前でですよ。苗字ではありません。名前で君呼び。はい素敵。私も心の中でそう呼んでいます。
スポーツ勉強も出来て、友人からの人望もある。
(失礼ながらスポーツが出来そうな見た目ではなく、色白で眼鏡で華奢な感じなのですが。はい素敵。)
こんな素敵な人物+運命的な席替え。これが重なって好きにならない人が居ますでしょうか。これはもう好きになるべくして好きになったんだなあと思っております。
そこからはもう、日々彼を追い続ける日々です。
席が近いのを良い事に、休み時間は読書のふりして友人らとの話を盗み聞きします。
なんとトークも面白いんです。はい素敵。
私は読書のふりしてしっかり聞いてますから、笑いをこらえのに必死です。リアル肩を震わせていました。
周りの友人らに「おい。話聞いてんだろ!」と何度か突っ込まれた事もありましたが、私は無視を決め込み全く聞いてはいませんよの姿勢を貫いておりました。
何度かそういう突っ込みをされた時、ふと自分の手元を見ると本が逆さまだった事もありましたが、気づかれる事はありませんでしたので大丈夫だったと思います。
はい。お察しの通り、私は絵に書いたような陰キャでございました。
友人らに突っ込まれたタイミングで明るく何か気の利いた返しでも出来ていれば、もしかしたら想い人と話すきっかけが産まれたのかもしれませんがそんな事出来るわけもなく。
私は日々、想い人を眺め、話を盗み聞き、授業の作品展示などあればチェックは惜しまないという、それはそれは楽しい日々を送っておりました。
そんな運命を感じていたものですから、当然クラス替えの時も同じクラスになる物だと思っていました。
しかし、
しかし、
運命のいたずらか、クラスは離れてしまいました…。
何故????
しかし私はめげません。
私は友人に会いにいくふりをして想い人のクラスにしょっちゅう訪れては動向をチェック。そこで気づいてしまったのですが、なんとその友人が想い人と隣の席ではありませんか・・・!!!!
これは気が気ではありません。
想い人は魅力に溢れていますから皆好きになってしまうんです。
引き寄せられてしまうんです。
ダメですダメです。
この想いを当時誰かに打ち明けたことなどございませんから、私は一人でその友人を徹底マークです。
休み時間になれば、その友人と想い人の会話の隙など与えぬよう、用もないのに友人をクラスの外に呼び出していたように思います。
同じ高校へ進学出来たら。
そういう思いもありましたが、想い人は頭も良いので、そりゃ賢い学校を選択しておりました。私には難しい…。
なんと酷い性格ですが、私は想い人が第一志望に受かると共学になってしまうので、第二志望の男子校に行って下さい・・・!!!!
そう念じておりました。
ごめんなさい。
その後の進路は不明ですが…。
そうして中学時代は学校内でのストーキングを楽しみ、特に想いを告げる事無く卒業。
想い人との共通の友人などそりゃおりませんから、その後の様子など知る由もなく離れる事になってしまいました…。
ここまで振り返ってみて、中学時代の私…気持ち悪すぎてビビります…。
ヤバいやつ認識されていたのだろうなきっと…。確実に黒歴史…。
否、彼と出会えたのだから黒歴史ではない。
素敵な思い出をありがとうございました。
別れからの再会
私は高校生になってはじめて、中学時代にこのような想い人が居る事を高校の友人に打ち明けていました。こんな話が出来る日があるとは思っていませんでした。
すると一人の友人が何かSNSでもやっているのでは??
と私に教えてくれたんです。この時はもう高校も卒業していた頃でしょうか。少しずつSNSが普及していた時でした。
(ありがとう。テクノロジー。)
私は今も変わらず見事な陰キャで芋女ですから当時SNSなど一切やっておらず。教えてもらうがまま登録して探してみると、なんと想い人を見つける事が出来てしまったのです!!!!
そこから再び想い人を追いかける日々が始まりました。
SNSはもちろんしっかりチェック。
想い人はその時音楽活動をしていたので、自主製作したCDを買いました。
何度も聞きました。
今も頭の中でしっかり再生出来ます。そのCDは宝物です。
直筆のメッセージもいただきました。手紙も宝物です。
感想の手紙も書きました。
ライブにも行きました。(付き合ってくれた友人本当にありがとう…)
ライブに行くためにはじめて化粧品を買いました。
眼鏡だったけどコンタクトにしました。
お洋服も買いました。
CDのやり取りで、お住まいが職場近くだと知りました。
(さすがに行ってません。行ってませんよ。本当のストーカーになるので)
あー。今思えば、中学時代ただの同級生で特に接点もない女にいきなりぐいぐい来られて気持ち悪かっただろうな…。しかも陰キャの芋女…。
あー。私は手紙に一体何を書いてしまったんでしょうか…。この時の私も気持ち悪かったんだろうなー。過去の私の変な行動力、ヤバいです…。
でも今思い返してみると、想い人のお陰で私は色々な経験がが出来たなと思っています。
それまで自分の顔をしっかり鏡で見た事無かったですし、見た目を気にしてもしょうがないと思っていたのでほったらかしでしたし…。
この時は中学時代のようにただ眺めているだけではなく、お近づきになりたい!とういう思いが強かったんだろうな…。
まだまだ陰キャの芋女状態は継続しておりますが、そこからはじめて踏み出すきっかけをもらえたなと思っています。
いざ対面の日
ライブ当日。
友人を無理やり誘い、一緒にライブに行ってもらいました。
(本当にありがとう…お陰で勇気を持ってライブに参加出来ました)
せっかくライブに行くのだからと、私は差し入れを持っていく事にしました。ちょっとでも話すきっかけが産まれるのでは?!とワクワクドキドキ浮足立っていたように思います。だって中学校の時から想いを膨らませ続けていたのですから…。
でもこれがいけなかったんですね。
こんな熱量で急に話しかけられたら怖いですよね。
気持ち悪いですよね。
ブキミですよね…。
しかも差し入れ付き…。
確かメッセージ入りのオロナミンC…。
それはそれは本当に困ったような笑顔をさせてしまったんです。
絵に書いたような困り顔とはまさにこの事…。
とってもとっても悲しくなってしまったのを今でも覚えています。
ただの私の被害妄想で、私の主観で勝手に傷ついただけなのですが、SNS上の写真の笑顔とは全然違っていたように思うんです。
ナチュラルなキラキラした少年のような表情とは違っていたんです。
私はその笑顔を見ていたかったのに、私が関わる事でこんな表情をさせてしまうんだ…。
今までのやり取りも、どう思われていたのでしょうか…。
急に連絡とってきて、CD買いだして、手紙なんかも送ってきて…。
怖がらせていたんだろうな…。
距離の測り方を誤ってしまったんだろうなと思います。私は自分から仲良くなるのが苦手な人なのに…。完全に調子に乗ってしまいましたね。
完全に想い人の気持ちを無視した関わり方になってしまっていたんだろうなと思います。
申し訳なかったです…。
現在
こうして、私は想い人から距離を置く事にしました。
想い人に余計なストレスを与えないように。
想い人が好きな人と好きな事をして、その様子を私は遠くから眺めているだけで十分だったんだなと思い直す事が出来ました。
変わらぬ笑顔を眺められるだけで、同じ時代に産まれ接点を持つことが出来ただけで、すっごい幸せなのではないのでしょうか。
現在、私は捨て活を行っており、その想い人と繋がっていたSNSも最近削除しました。(また変な気を起こしてストーカーまがいな事をしないように。)最後に、冒頭にあげたインタビューを受けた記事を読むことが出来ました。
彼は変わらず色々な事に挑戦し、前に進んでいる事を目の当たりにする事が出来ました。
もう逐一動向をチェックしなくても、彼は変わらずどこかで頑張ってるんだろうな。だったら私も頑張らなくちゃ。
ここまでのお話は、私が1人で勝手に作りあげた思い出ですが、今の私を構成する大事な思い出、気持ちの一つだと思います。
なんであんな行動を取っていたのだろうかと思い返すと、多分認知はして欲しかったんだろうなと思うのですが、そこから先どうなりたいとか特別な目標?もなかったのに、勢いだけで突っ込んでいたんのがいけなかったんじゃないかと…。
私からは想い人に迷惑しかかけられていませんでしたが、私は色々なきっかけをいただけたので、それを無駄にしないように私も今の夢に向かって頑張っていきたいなと思います。
頑張ります。
私が一人で勝手に迷走した思い出話ではありましたが、文章にしてみて改めて気持ちを引き締める事が出来るように思います。
この気持ちを忘れないように…。
私もこれからも前に進んでいきます。
私の勝手なお願いですが、いつまでも変わらぬ笑顔で穏やかに過ごせておりますように…。
ふー。
中学時代から今まで、私の心の中で時折思い返しては落ち込んだり嬉しくなったり、ふわふわふわふわしていた思い出の一つだったので、こうして文章に吐き出す事が出来て本当に良かったなと思っております。
なんかこう、デトックス?を行えたような清々しい気持ちです。
一つ脱皮する事が出来たでしょうか??ちょっと大人になった気分です。
今は、娘が大きくなって恋をするようになった時、私の過去の想いで話としてお話してみたいなと思っています。
何もためにはなりませんが(笑)
お父さんには内緒の話です。内緒の恋バナ出来るようになりたいな。
本日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
皆様と皆様の想い人も、健やかで穏やかに過ごせますように。
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