『登山』と『捨て活』
私は『登山』に出会ったお陰で、『捨て活』に取り組む事が出来るようになりました。
これもお山の恩恵だー!!!!
と、本日も信仰心を高めております。
今まで約1年間『捨て活』を行ってきてビックリしている事は、
これまで捨てた物で何一つ後悔した物がない!!という事です。
『捨て活』ってすごいな~と思う反面、自分どんだけ物を抱え込んでいたんだよ…と今までの自分に恐怖心を抱いております。
今回はそんな『捨て活』を振り返って今後も気を引き締めていきながら登山グッズをゆるゆると揃えていきたいなと思っている次第です。
なんだか大ボリュームになってしまったので目次参照下さい。
『捨て活』の結果
約1年間、X(旧Twitter)で1日1捨てを目標にぐだぐだっとつぶやいてきた結果、
粗大ごみ置き場と化していた一室がほぼさっぱり!
となりました。
単純に部屋をさっぱりする事が出来た!という喜びはあるのですが、
先日、お皿を洗いながら…
『なんかあんま変わってないな…』
と思ってしまった現状…。
一体何故????
を今回は探っていけたらと思います。
『捨て活』をはじめた理由
まず、私は何故『捨て活』を行えるようになったのか。
それは『登山』との出会いがあったからでした。
子供が産まれたのを期に、自分の死後についてぼんやりと考えるようになってはいたのですが、中々何かを行動に移す事は出来ず…。
そんな中、『登山』が好きになった結果、山にたくさん行けば行くほど事故の危険性も高まる事に気づき…。
事故ってしまった場合、色んな人に多大な迷惑をかけるのは確実…。
登山に出掛ける度、そんなもしもの時の事を考えて不安になりながら登り続けるのは嫌だ…。
もちろん、事故らず無事に下山し元の生活に戻れるのが一番!!
ではあるのですが…。
私個人の考えですが、不安要素をなるべく少なくして楽しく登山をしていけるよう、元気なうちに私物は減らしておこう!!
と思い立ち、どうやったら活動を継続していけるかを考えた結果、※X(旧Twitter)の力をお借りしまして、約1年間『捨て活』を続けていく事が出来ました。
※最近ラジオでこの言葉をよく聞くので乱用している次第です。
振り返ってみる1
では何故『なんかあんま変わってない…』と感じたのかを分析(なんかカッコイイ)していこうと思います。
やはりまだ物をちびちび減らしはじめて約1年の新参者で、物はまだまだ多く変化を感じれる段階ではないからだとは思うのですが…、
今の所、
と、よく聞くような変化が実感できていないからだと思っております…(哀)
部屋を整理して、物理的な空間が生まれたというのは事実なのですが、生活に大きな変化を感じる事が出来ない私…。
今もパイの実を貪りながらこの記事を書いています。
物を減らしていく以前に、私はまだまだ改善してかなければいけない所が沢山ある事が判明しました!!!!!!
振り返ってみる2
今まで手放した物を改めてまとめてみると、私物が増える傾向が分かったような気がします。
買い物の失敗
スキになるととにかく集める
→収集癖です。好きな物を見ると、どうしてもお家にお出迎えしたくなっちゃうんです。それを綺麗に保管して時々鑑賞でも出来ていれば良かったのだと思うのですが、私は家に迎えると満足してしまう質のようで、買い集めた物をとにかく溜め込んでしまっていました。(B’z、アリス、セーラームーンetc…)
B’zさんにはまりたての頃はヤバかったです。なんせその頃はもう20周年を迎えておりましたから、過去のグッズがそれはもう大量。
色んな所からグッズを集めておりました。集めている瞬間が一番楽しかったんだと思います。
今は常に追いかけるという事も落ち着き、少し距離を置いて応援していくスタイルになったので、私が譲ってもらったように他の誰かにも喜んでもらえたらと、手放していく事が出来ました。(これも必要な通過点だったのだ…)
憧れて自分も欲しくなる
→テレビとかネットとか友人とか、色んな所に素敵な物の情報が溢れており、
私は何でも「いいなあ~」と憧れてしまいます。
自分も欲しいな~試してみたいな~と感じると、どうしてもそれが欲しくして仕方なくなってしまいます。
そしてそれが自分にも合うのかをロクに確かめず、手元に来てからこれは私には似合わない奴だった…、あんまり使い道が無かった…と気づきます。(遅い)
なので本当に自分が満足して使える物を慎重に選ぶのが大事だなと気づく事が出来たように思います。
膨大な思い出
グッズに次いで多かったのが、思い出の品々。
小学校高学年ぐらいから?の物が今まで長期保存。
思い出=大切に保管するの物
だったのですが、
片付けていて気づいたのが、
振り返るのはいつも引っ越しの時ぐらいだな…。
もしもの時、これらを家族に判断させるのは中々しんどいだろうな…。
私は片付けを行いながら、日の目に当たらずカビ臭く埃をかぶっている物達が、とても可哀想に感じるようになってしまいました。
なので、
私が日の目を浴びせられない子達は、
外の世界へ解き放ってあげよう…!!!!
変な表現をしてしまいましたが、心情はこんな感じです。
思い出の品々も色々なグッズも、私の手元にいても腐らせてしまうだけ…!!
そんなの勿体無い!!
辛いけど、さようなら!!
思い出はちゃんと胸(SNS)に刻んだよ!!
これです。
思い出の品々も、だいぶ数を減らした事で今までよりも振り返りやすくなりました。また振り返る頻度が減ってきたら、さよなら時なのかなと思います。
変化
こうして振り返ると、自分なりに結構変化が生まれている事がわかり嬉しくなっています。
また、先日こんな投稿をX(旧Twitter)にしたのですが、
今までの私でしたら、ここから数週間、数か月、これらを放置してしまっていた事でしょう。
しかし、なんという事でしょうか。
私はそそくさと粗大ごみの予約をし(次の日に)、各々袋にまとめて分別し、もういつでも解き放てる状態にスタンバイ。
先日、晴れて皆にお別れを告げる事が出来ました。
今はもう再び広々空間。クローゼットの中も着実に使いやすくなっております。
先日、暗闇の中手探りで必要な物を探し当てた時は感動しました。
めっちゃ取りやすい!!!!物が減らせたという実感をまた得る事が出来ました。
このスピード感…!!!!
自分すげえ。
『物を手放す判断力』が各段に上がっているのではないでしょうか。
物と別れる為の時間と労力を身体が覚えています。
『捨て活』を通して色々な体験が出来て良かったなと思う反面、めちゃくちゃ時間もかかったし、ただ捨てるだけじゃない選択肢が、こんなにもあるんだなと知るきっかけになりました。
X(旧Twitter)に記録するぞと決めたお陰で、物の思い出をより刻む事が出来たし、単純にこれだけの物を手放してきたという事実を客観視する事が出来るので、物の大切さを再確認し手放す時の事を考えて物選びにも少し慎重になれたような…気がしています。
何よりSNSで同じ活動をしている人たちと簡単に繋がる事が出来る素晴らしさ…!!と30代主婦、今さらながらに感動をしています。
色んな人と繋がれたお陰でここまで続けられたんだなと実感しております。
本当にありがとうございます。
『捨て活』と『登山』
『捨て活』をして物理的な空間が生れ、『登山』の方には何か影響なかったのかい?
を振り返ってみると、ありました。
荷造りの時めっちゃ楽しい!!!!
です。
物理的な空間があると、とりあえず道具を(意味もなく)部屋一面広げられます。この瞬間が楽しくってニヤニヤが止まりません。
ザックに何度出し入れしても問題なし!!
だって空間にゆとりがありますから!!
おわりに
なんだか終始SNSに今更感動した30代主婦のお話になってしまっているような気がします…。(恥)
時折空間自慢を挟んでしまいましたが、そこぐらいしか大声で叫べる事がありませんでした…。薄目で受け流していただけたら幸いです。
最初は夫への愚痴を発散させるべく、X(旧Twitter)に登録したのがはじまりで、でもただ愚痴を垂れ流すだけなのは見る人に申し訳ないので、何故か短歌形式にしようと訳の分からない使い方をして…。
長続きする訳もなく…(恥)
もっと早く自分の生活改善の為に利用すれば良かったなあと今更ながらに思った次第です。
改めて思うのが、『空間』があるっていいですね。
無になりたい時、そこへ行けば私は無になれるんです。疲れた時、イライラした時、逃げたい時、私はその空間へ逃げ込みます。
電気も付けず暗闇の中、私はただそこに寝ころびます。
ちょっとしたキャンプごっこです。
暗闇の中動き回っても、何にもぶつからないから安心。
きっと忍者ってこんな感じですね。(チガウ)
今はそぐらいで良いのかなとも思います。
とりあえず自分頑張ったぞ!が一目見て分かる空間が出来て良かったなと思います。
それだけでも大きな収穫だったのではないかと確認する事が出来ました。
よく見る『捨て活』の結果は、私の場合他の方法を実践しなければ改善出来ない問題なんだろうなと思いますので、またこれから遠回りしながら模索していきたいなと思います。
1つ、服装に関してですが、先日自分をスマホで撮影しながら1人ファッションショーをやってみたら、自分の服装を客観視出来るようになって楽しかった!!
そしてこれも広い空間を得たからこそ!!
服を広げても構わない!!
だって空間ありますから!!(薄目)
きっと『捨て活』は私のこれからの課題を解決していく為の第一歩だったんだなと思いました。きっと物理的な空間と同じように、頭の中にも余白が生まれたのではないでしょうか。
いくぞ!更なるステージへ!!
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?