登校しぶりの息子を学校まで送る。3学期、始まり。
こんばんは。
3学期初日の息子。
1日前から学童に行ったので、完全なる冬休み気分は、少し抜けたはず。
学校が始まる前に、学童で、ちょっと気持ちの準備をしたり、友達と会えたりできるのは、ありがたい。
3学期始業式の朝。
姉が、目覚まし時計で起きるようになったので、音で起きる。
一緒にではないが少し遅れて起きてきた。
ブツブツ文句を言って、ソファにごろ寝。なんとなーく、気乗りがしない様子。
着替えもしないので、手伝ってやる。
いつもではないが、私の後をついてくる、なんとなくまとわりつく様子が見られる。
「寒いからー」「ママがいいような気がする」などと言っている。
初日だしなぁ、不安なんだろうな、と思った。
それでも、準備を進めて、上着を着て、玄関で靴を履くまではいった。
(グズグズしてはいて、間に合わなくなるので、姉は先に行った)
登校班までは一緒に行くので、今日も何とかなるかな、と思ったら、「靴を履き替える」だって。
仕方なしに履き替えさせる。
急いで出たけど、登校班に間に合わなず。
本人、出発したのをみて、完全に泣きそう。
ママ、もう歩きたくない、と言い出した。
そんなに歩くの嫌なら、自転車で送って行く?と聞くと、それならいける、と言うので送る事にした。
家に戻り、準備して自転車に乗る。
行きたくないのはよくわかる。
一緒に行っていけるなら、一緒に行こう。
本人は、荷物を持たない、ランドセルがない、というだけで、だいぶ楽そう。
ただでさえ、行きたくない初日、荷物重いし、ランドセルも重いし、いつもより寒いし、で最早、行きたい気持ちは押し潰された風船状態。
そうだよなぁ、大人の私も、行きたくないもんなぁ、
うーむ、本当に嫌だなぁ、やだやだ、などと思う。
私も長期休みの初日は憂鬱すぎるので、感情を置いておいて淡々と行動する事にしている。
息子の通学路と私の通勤路は、同じだ。
行きたくない仲間、2人なら行けるかも。
息子はまだ、自分の感情優先で、不安を置いておく術を持たないんだなぁ、と思った。経験を踏めば、少しずつ、出来るようになるのかな。
そのうち、息子と、こういった時の不安や感情の扱い方を話してみたいな、と思った。小さいながら、乗り越えてきている事もあるので、何か方法を持っているかもしれない。
そんなこんなを考えながら、学校まで送る。
門に入るところで、息子、荷物を全部持ち、ランドセルも背負って「ここから1人で行くから来ないでいい」と言う。
おぉ、それなら頑張って行ってくれ、と送り出す。
後ろで見ていたら、一度戻ってきた、忘れ物?と思ったら、「ギューするの忘れた!」だって。
無事にサッとギューっとして、今度は走って行きました。
振り返りもせず、友達に会って、行ってしまった。
良かった、大丈夫そう。
毎回思うけど、母の力ってすごい。
不安をギューって閉じ込められるんだな。
未だ自分にその力がある事が信じられないけど、
息子に対しては母の力は有効なのは実感している。
帰り道、今日はどうだったー?と聞いたら、何もなかったかのように、楽しかった!と友達の話しを始めた。
良かった、学校、楽しめたのか。
寒い冬の帰り道、冬の大三角形を眺めながら帰りました。