息子と娘の基礎学習。姉弟でもまったく違う傾向。
前回も書いたが、息子は、高IQのくせに、基礎学習はできない。高IQゆえに、なのか、ADHDがゆえに、なのかは、判別はつかない。
けれども、毎日コツコツやる、という家庭学習は、ともかくもやりたがらない。
一方、姉は、正直なところ賢さは感じないが、真面目さはある。毎日コツコツやる。
息子にとっては苦行だった公文式も、コツコツやっていた。
3教科、一日5枚ずつ。
もちろん、疲れてやらなかったり、一日遊びに出かけて出来なかったり、もあるけど、本人にやらなきゃいけない、という気持ちがあり、ちゃんとやっていたように思う。
賢さははないので、進みは早くはないが、1学年上位をずっとやって、一年生になる前に始めて、三年生の終わりまで続けた。
我が家の周りは公立だが教育熱心だし、地頭が多い子が多いので、1学年上、くらいでは、普通か普通よりやや下、な印象ではある。
周りに刺激も受け、腐らずにコツコツとやった。
できない日があると、前の日から計画したり、次の日増やしたり。
旅行の週は、毎日数枚ずつ、増やしてやったりしたようだ。
かくして娘は、勉強を頑張りたい、受験はしないけど塾にも行きたい、自主勉強もやる、と良い出し、色々と分かるようになるのは面白いし、出来るようなりたい、と言う子になっている。
要領が悪く、何を勉強だ、とわかっていないところはあるが、基本的に流されやすく周囲の環境に影響されるタイプなので、周りが教育熱心な今の環境下にいられたことは、luckyだと思っている。
娘に限った事ではないかもしれないが、子どもは、自分の半径5m位しか見えていないように感じるので、どんな環境下に身をおくか、は非常に重要だと思っている。
未成熟な子ども時代は、自分の周りがすべて、と思いがち、自分の属するコミュニティの当たり前、がすべて、になりがちに思う。
一方で、息子は、まだ周囲に影響を受ける事は少ないように思う。
彼の特性なのか、幼さゆえ、なのか、周りの子が出来る、出来ない、について、話してきた事はない。
まだ2年になったばかりだし、そんなものかな、と思う。
彼は、周りが勉強してるから、自分もしなきゃ、という感覚は薄い。自分のやりたい事をやりたい、という気持ちが強い。
周りが見えない、というのも、ちょっと違う。
周りはやっているのはわかっているが、僕は僕の好きなことをやりたい、という感じなのだ。
漢字も計算も、苦手になりつつある。
毎日コツコツと、やらないからだ。
ドリルは、やるけど適当。
計算カードは、毎日やるはずが週1やればいい方。
音読も、たまにしかやらない。
いくらIQが高くても、やらなきゃ出来るようにはならないよね、と思ってしまう。
親の私は、毎日コツコツ型で、勉強は真面目にやってきたタイプ。好奇心と知識欲の強さはあったし、暗記力は高かったように思うが、真面目にがんばった。
そのせいか、毎日コツコツやらない、息子の姿は、不真面目だなぁ、と捉えてしまう。
息子、コツコツやらなくても、伸び伸び育てた方が伸びるタイプなんだろうが、やらなくて出来るようになるとは思えないし、やらなきゃいけない、と思ってしまっている自分から、抜けきれないのだ。
息子に、毎日の家庭学習を押し付けてしまう。
でも何にもやらないでいたら、授業を聞いていない息子は、授業が分からなくなり、わからないからつまらない→益々、授業を聞かない→出来ない事はやりたくない→授業つまらない、、、で、学校に行かなくなるような気がする。
小2にしてすでに、引き算をスラスラ出来ないので、
つまずいているように感じる。
圧倒的に演習量が足りてないように思う。
同じ頃を、公文式で乗り切った娘は、何とか計算だけは出来るようになった。
息子、どうしよう。
短い時間でサッと出来るもの、沢山やらなくてもいいもの、面白さがあるといい、と思うので、何か探してみよう。