ワーママの罪悪感を軽減する話し。減点方式をやめて加点方式にしたら楽になった。


年が明け、育休明けの復職準備を始める方も増えそうなタイミング。

復帰前面談をしたりして、ワーママの葛藤を聞いたので、書いてみます。

ワーママ歴8年目、今の生活に慣れてきた私。

未だに時々、ワーママじゃなかったらな、と思ってしまう事もあるけれど、今の生活も悪くない、と思っている私。

周りの話しを聞いたら、働く事、両立する事への不安と、色々と足りてないと悩みを聞いたりして、まずはワーママの罪悪感を減らしたいな、と思いました。


いつも忙しいのに、育児にも仕事にも、全力になれない、から、中途半端で辛くなってる、みたいな話しでした。


私もそんな事を思った事もあるけれど、今は驚くほど悩まずに、マインドセットが出来ているので、そういったことで辛くならずに過ごせています。

ポイントは、減点方式ではなく、無理やりでも加点方式にすること。

仕事も大事、育児も大事、自分も大事、大事なものが増えた!という感覚が持つこと。

私の中では、仕事も育児も自分も、「どれか」でなく「全部」大事にする!と思ったことが大きいです。

全部、なので、どれに偏ってしまっても、全部大事、だから、片方が出来ない、とは思わないようにしています。

大事なもののうち、これは頑張れたな、とその時その時で思うようになりました。


大体、一つの項目で100点を目指すのは難しいので、出来ない事が目につきますが、三つあれば、100点取れる確率は格段にあがります。

育児で30点、仕事で30点、家事で30点、でも90点ですから。一つ一つで考えず、全部で加点して考えて、いちいち落ち込まない。

例えば、発熱した子どものお迎えで、仕事に穴をあけた時。
子どものケアを最優先にした、大事な子どもの事をケアできた、と思う。
仕事には穴をあけてしまったけど、ずっと穴を開けておく訳ではないのだから、今、大事な方を優先しただけ、と思うようにする。

例えば、仕事で忙しく、帰宅が遅れ、お迎えが最後だった時。
今日は仕事頑張れたー!と仕事を出来た事を認めて、子どもにも、ごめんね、ではなくありがと、と言う。

実は私も今日は出張で、週の真ん中だというのに、子ども達は学童で延長保育。

ごめんね、と言いたくなるけど、学童で待っててくれたお陰で、ママ頑張って仕事出来たよ、ありがとね!と言いました。

今日は出張だったので、いつもと違う仕事の内容を説明して、話したら、子ども達も、ニコッと、お仕事頑張れたなら良かったね、と言ってくれました。

子ども達も、謝られると、「何か悪い事されたのかな?」と思うようですが、ありがとう!と言われると、「何か、良い事できたのかな?」と思うようで、何となく、誇らしげだったりします。

謝罪より感謝の方が嬉しいのは大人も同じかな、と思います。
仕事仲間にも夫にも、意識して、謝るべきか感謝するべきか、は考えて使っています。

自分のミスは謝るべきだけど、助けてもらったら感謝だよな、とかそんな感じです。

ワーママでいると、あちこちに謝ってばかり、になり疲弊する事があったので、その点を大事にするようになりました。

減点ではなく、加点方式。

仕事も育児も自分の事も、全部欲張ってやる、と決めてから、ずいぶん楽。

その時、一方を選んでも、次はもう片方を選ぼう、優先しよう、と思う。

しつこいですが、「全部」欲張っても大丈夫です。

自分として、どれかに注力しても決して100点は取れない気がするので、全部合わせて足し算する事で、罪悪感は薄いし、自己有用感も保てています。

ワーママで忙しそうなのに、何となく毎日楽しそうですね、と言われた事があり、なぜだろう、と考えてみたら、こんな話しになりました。

立場上も、あとに続く人達に、ワーママ悪くない、と思ってもらわねば、と思っているところはあります。

あと罪悪感を感じずにすんでいるのは、周りに私を責める人がいないから、な気はします。
ワーママでいると、あちこちで責められる可能性を秘めているので、周りが理解があるのが大きなポイントだな、とは思いました。
周りに感謝ですね。

出張帰りの新幹線で、徒然書いてみました。


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