小学生、家庭学習のフォローが大変。公文の考察とやめた後。


うちの子達は、小学四年生と二年生。

二年生の息子は、多分2Eと呼ばれるカテゴリーに入る。ADHDと高IQを兼ね備えているので、学習課題も満載。

四年生の娘は、真面目にコツコツはやるが、理解力や考える力は弱いタイプ。

あくまで親の所感ではあるが、息子は、高学年になるにつれ、そこそこ出来るようになる気はする。

一方、真面目に頑張る娘の方は、高学年になってくると、キツくなるかもしれない。

習う内容が高度で複雑になってくると、低学年のうちの単純作業が得意な真面目さだけでは、太刀打ち出来なくなる気がする。

勉強系、習い事系は全くしない、のびのび遊べる保育園育ちの2人。

小学生の壁に備えて、未就学児から公文式にいれた。

理由は、ひらがな、カタカナ、計算を自分で教えるのは無理そうだったから。
毎日、何をやるか課題が与えられ、それをこなせば良い、というのは、親の負担をだいぶ軽減してくれた。

内容も定評があり、体系的に学んでいける。
通学日も週二回あり、強制的に親子ともやらねばならない気にさせてくれる。

しかも、通う時間が自由で幅広い。
これは共働きにはアドバンテージ。だいぶ、助かった。

結局、娘は年長から小3まで、息子は4歳から小1までお世話になった。算数国語に加えて、娘は本人がやりたがり英語もしていた。
費用は、それなりにかかったけど、やって良かったなぁ、と思う。

息子は足りないけど、娘は少なからず、学習の基礎はできた。読み書きと四則演算。

本当なら、小学生範囲を終えるまでは続けたかったが、親子ともきつかったのと息子のストレスが半端なく辛かったので、やめた。

彼にとって、必要なことだが、効果的な方法ではなかったように感じた。

娘は、続けても良さそうだったが、やはり懸念があった。特に算数。
小3秋に外部の模試を初めて受けた。
算数は、偏差値50以下。
計算は、さすが公文っ子、100%できていたが、その他の思考力問題がほぼ全滅。

本人、難しい問題だと、考えることもしなかった。
早く解く事が出来る事が最上で、じっくり考えて、という観点はなかったみたい。

公文の弊害かなぁ、と感じてしまった。

ともかくも、まだまだ足りないが、自宅でフォローするとして、計算の素地はできたので、そろそろ違うステップに切り替えようかな、と思ったきっかけだった。

今は、塾に通っている。
通常の算数の授業に追加して、思考力を鍛える授業がある。
ゲームしたり、立体作ったりもあるので、楽しみらしい。

1学期間、通ってみて、娘、また模試を受けた。
結果、計算は85%に落ちたが、思考力問題は少し出来るようになっていた。

計算は、毎日コツコツが大事だなぁと思ったが、全体的には総和で上がっていた。

とはいえ、これからまだまだ先があるし、一回だけで言えるわけではないが。
一緒に学習していても、模試の結果通りに感じる。
考える力、というか、考える事を嫌がらなくなってきた。一方、計算は盤石ではなくなってきた。

塾では、計算はしないので、自宅学習に、100マス計算を取り入れる事にした。
さて、どうなるかなぁ。

ちなみに、国語は、というと、娘はもともと、よく出来る。語彙力は足りていないが、文章問題は、ほとんど正解。
公文をやめた前後であまり変わりはない。

公文の国語は、良質の文章が各ジャンルから幅広く取り入れられていて、その点はすごく良かった。

本好きがゆえに、問題に出てくる本に興味を持ち、借りて、続きを読む気になっていたからだ。
ジャンルの偏りなく、読めていたし、読書の範囲が広がっていくきっかけになっていた。

今は、その刺激がなくなってしまったので、自分の好みや興味関心に偏ってしまいがち。
これは親のフォローが足りていないな、と反省している。

公文の推薦図書一覧を確認して、読んだ本はマークしていく事にした。
私も、借りてくる時、悩まずに済むので、ありがたい。子ども達も、ジャンル問わず読めるし、自分では選ばない本が出てくるので、面白い様子。

(余談だが、息子に読みたい本の選択を任せていたら、生き物系の図鑑、説明、飼い方など、ほぼ生き物に偏ってしまった(笑)
子ども向けだけではなく、大人の本も借り出していた。悪くないけど偏りはひどいので、任せてはいけない、と悟った)

話しが、だいぶ逸れてきてしまったが、

我が家は、「やってて良かった、公文式」だと実感している。

あれだけの演習量を確保できたのは、公文のおかげ。

やめ時は、難しいし、もうちょい続けたかったけど、やめて切り替えて良かった、とも感じている。

(息子の話しは書けなかったが、そのうち。結果は、同じ感想だ)



いいなと思ったら応援しよう!