遅刻の言い訳
誰でも遅刻の経験はあると
思いますが
私が、知っている
面白かった遅刻の言い訳集です。
誰もが知っている
国民的クイズ番組の
早朝、8時からの会議。
ひとりライターが遅刻。
プロデューサーが
遅刻の理由を問いただした時の
彼の言い訳。
「すみません。明け方に金縛りに
遭い体が動かせなくて」
翌週から彼の姿を、
見ることはありませんでした。
深夜番組の会議に遅刻した。
ディレクターの言い訳。
「職質で公務執行妨害。
さっきまで〇〇警察の
取り調べ室にいました」
それを聞いたプロデューサーは
そま警察署に電話。
あっさりとウソがばれる。
しかし、その半年後、
そのディレクターは
実際に窃盗で逮捕。
誰もいない制作室で
人の鞄の財布から
現金を盗み
その様子が防犯カメラに
撮られていたのでした。
次の言い訳は
新番組の企画会議で
プロデューサーが遅刻。
そのときの言い訳。
「夢でサッカーのワールドカップに
出場、思い切りキックしのは
いいのですが、
蹴ったのはタンスで
足の指を骨折。いま病院です」
チーフプロデューサーは
はなから信じてなくて一言
「完治しても、今後は
会議には出なくていいから」
その翌日、プロデューサー
松葉杖で出社。
こちらは本当に骨折でしたが
1年後、制作から営業へ移動。
元気かな?
お昼のワイド番組の朝会議。
作家のひとりが遅刻。
彼の言い訳
「すみません、山手線、
2周してしまいました」
実は、これ私の話。
テレビの編集作業が遅れ、
2日完徹して
ナレーション台本を
仕上げてからの会議。
うとうと状態で
気が付くと
目黒、恵比寿あたり。
次が渋谷だ
そこで降りないと
いけないのですが
起きている限界を突破
爆睡中に
山の手線を2周してました。
番組のプロデューサーが同じで、
クビにはなりませんでした。
考えてみりゃ若い頃は、
人間とは思えない
生活の連続でした。