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キャベツ外側の葉っぱ🥬食べてます🍽️

春キャベツが出回る季節となりました。その美味しさはやはりただの千切りで実感します。
ところで、皆さんは外側のちょっと堅め、濃い緑、土汚れが付着している、わさっとしたボリューミーな葉っぱをどうしていますか?

我家では、廃棄することなく美味しく頂いています。あんまりくたっとして傷んでいるようならその部分だけ除いていますが、よく洗えばかなりの分量の立派な葉物野菜に。
もし、「おや?美味しく食べられるならもったいないから食べてみよう」と思われる人がいればご参考に。

まずはよく洗い、ざく切りに。切った傍から着火前の冷たいフライパンに入れていく。オリーブオイルを適量回しかけてから火(中火)を付ける。

箸で時折かき混ぜ、ジューっと音を立て始めたら一番弱火にして蓋をする。つまり低温調理です。

朝の忙しいとき、私はこの時点からほぼ放置します。たまに蓋を開けてチェック。少ししんなりしたかなというところで鶏ガラスープ(中華味でもコンソメでもいいと思う)を少々(100~130ccくらい→適当に)を回し入れ再び蓋をして放置。最弱火で少量の水分(鶏ガラスープ)も加えているため、ここから少々時間が過ぎてしまっても焦げ付いたりしません。終始アバウトでいいんです!

キャベツが柔らかくなっているかをつまんで確認。ハム(orベーコン)を敷き、その上に卵を落としてからまた蓋を。

後はお好みの卵の堅さになったところで軽く塩コショーして出来上がりです。

ポテトやキャベツには酢が合います。食べるときにバルサミコを少量かけると更に美味しく。


我が家は三人家族で、一度に取れる外葉(かなりの分量ですよね)は一度の朝食で消化してしまいます。若い頃は何の抵抗もなく捨てていたのですが、大人になってから「もったいない」と思うようになり、今では捨ててたなんて信じられない、という気持ちです。

肉や野菜を使った低温調理が認知されてきていますが、これは本当に便利だと実感しています。一つ二つやることをやったら放置できるので、このキャベツの一品も朝にはもってこい。通常の過熱調理では外葉はなかなか柔らかくならず食べにくいと思いますが、こうしてじっくり火を通すとくったりして甘味が増し、そして外葉ならではの濃い緑の風味(葉緑素の味?)が相まって美味しいのです。

朝食のパンはいつも自宅で焼いており、たまに残った食パンの耳は冷凍ストックしています。因みに、この日の朝は三人ともそのパンの耳。

ここで言っていいのか悪いのか・・・しばらくパン屋さんで働いていたとき、このパンの耳はどうしても大量に出てしまい廃棄だったんですよね。大きなトラッシュカンにポンポン投げ入れられるのを横目に強い抵抗感はありましたが、対処法も思い付かず、何とかしたくても「もったいないなぁ」と言うばかりで何も出来なかった・・あまりに大量で・・。今思っても辛い。

自宅ではそういくこともなく、捨てられがちなキャベツ外葉もパンの耳も、こうして立派な朝食になります。

キャベツといえば、私が小学生の頃、自宅周辺や通学路などいたるところにキャベツ畑がありました。理科の授業でモンシロチョウ、モンキチョウはキャベツの葉裏に卵を産み付けるということを知ってから、そのキャベツ畑にランドセル背負ったまま不法侵入(←イケナイこと)しては葉っぱを裏返し、よくそれを目で確認していました。キャベツ畑を見渡せば確かにチョウチョがそこかしこに飛んでいて、葉裏にはたくさん卵が有りました。

見つけて嬉しいだけで何をするでもなく、そのまま葉っぱという葉っぱを裏返しては卵の存在を確かめていました。

今も、外側の葉っぱを洗うとき裏側を何気なく「あるかな?」と確認するのですが、キッチンではただの一度もその卵を目撃したことはありません。最近のお野菜はやけに綺麗で、あまり土なども付着していないから既に洗い落とされているのか・・・。それとももうキャベツ畑にチョウチョは居なくなったのか・・・。



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