見出し画像

持病がある方、運転時、飲酒時、ペットや高齢者・妊婦さんがいるご家庭で精油を使用する時の注意点

こんにちは
アロマ男子育成家®星野知子です。

今回は
精油を使用する時の注意点で

①持病のある方
②運転時、飲酒時
③アスリートの方
④妊婦さん
⑤お子さん
⑥ペット(犬・猫・鳥など)

についてご紹介しますね。

<重度のうつ病の方には避けたほうがいい精油の例>
カモミール・ローマン、サンダルウッドなど

<低血圧の方に注意が必要な精油の例>
イランイラン、ウインターグリーン、カモミール・ローマン、クラリセージ、グレープフルーツ、月桃、ジャスミン、スギ、ゼラニウム、ネロリ、プチグレン、ベルガモット、ベンゾイン、マジョラム、レモンバーム(メリッサ)、ラベンダー・アングスティフォリア、ヤロウなど

<高血圧の方に注意が必要な精油の例>
クローブ、セージ、タイム、ハッカ、ペパーミント、ローズマリー・カンファ―、ローズマリー・シネオール、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ディベスなど

<てんかんの方に注意が必要な精油の例>
シダーウッド・アトラス、シダーウッド・バージニア、セージ、バジル、ハッカ、ヒソップ、フェンネル、ペパーミント、ヘリクリサム、ヤロウ、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ディベス、ユーカリ・ラディアタ、ラベンダー・ストエカス、ラベンダー・スピカ、ローズマリー・カンファ―、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・ベルべノンなど

<心臓疾患の方に注意が必要な精油の例>
ペパーミント

<腎臓疾患の方に注意が必要な精油の例>
ジュニパー、ブラックペッパー、フェンネルなど

<肝臓疾患の方に注意が必要な精油の例>
ジュニパー、ブラックペッパーなど

<緑内障、前立腺疾患の方に注意が必要な精油の例>
レモングラス、レモンバーム(メリッサ)など

<キク科アレルギーの方に注意が必要な精油の例>
カモミール・ジャーマン、タナセタム、ヤロウなど

<アスピリンアレルギーの方に注意が必要な精油の例>
ウインターグリーン、クローブなど

<車を運転する前、運転時には避けるべき精油の例>
イランイラン、クラリセージ、プチグレン

<アルコール飲用時には避けるべき精油の例>
クラリセージ

<アスリートの公式競技前に注意が必要な精油の例>
ウインターグリーン(ドーピング違反の対象となった時期がありました。現在は除外されていますが、注意が必要です)

取扱注意点/家族が妊娠中の場合
 私のまわりで、アロマテラピーを実践して、妊婦に重大な事故が生じたことは現在までに報告されていません。
ですが、ご家族が妊娠なさっているときは体調に考慮し、芳香浴を楽しむ場合は十分注意してください。

<妊婦にも使える精油の例>※諸説あり
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ベルガモット、ラベンダー・ア
ングスティフォリア、レモン、ローズウッドなど

<妊婦に注意が必要な精油の例>※諸説あり
アンジェリカ、アカマツ・ヨーロッパ(オウシュウアカマツ、スコッチパイン)、イランイラン、キャロット・シード(ワイルドキャロット)、クラリセージ、クローブ、コリアンダー、サイプレス、シダーウッド・アトラス、シナモン、ジャスミン、ジュニパー、スペアミント、セージ、ゼラニウム、タイム、ナツメグ、ニアウリ・シネオール、ニアウリ・ネロリドール、バジル、ヒソップ、ヒノキ、フェンネル、ぺパーミント、ヘリクリサム、マジョラム、ミルラ、ヤロウ、ラベンダー・スピカ、レモンバーム(メリッサ)、ローズ、ローズマリ―・カンファ―、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・ベルべノンなど

<妊娠初期は注意が必要な精油の例>※諸説あり
カモミール・ジャーマン、サンダルウッド、ニアウリ、ブラックペッパー、ベンゾインなど

取扱注意点/子どもに対する場合
 3歳未満の乳児・幼児には、芳香浴法以外は行わないようにしましょう。
3歳以上の子どもでも、精油の使用量は成人の使用量の10 分の1程度。多くて2分の1の程度とし、使用にあたっては十分に注意を払いましょう。
 誤飲防止のため、精油を使った後はしっかり蓋を閉めて保管して
ください。

<3歳未満の乳児・幼児には避けるべき精油の例>
アンジェリカ、アカマツ・ヨーロッパ(オウシュウアカマツ、スコッチパイン)、イランイラン、クローブ、コリアンダー、ジンジャー、セージ、タイム、ナツメグ、バジル、ヒソップ、ヒノキ、フェンネル、ペパーミント、レモンバーム(メリッサ)、ヤロウ、ユーカリ、レモングラス、ローズマリー、ローレルなど

取扱注意点/ペットに対する注意
 1990年頃からアメリカとカナダで、数百例の犬や猫の“ティーツ
リー中毒”が報告されたというデータがあります。ティーツリー入り
のシャンプーを使用したり、ティーツリー入りのオイルでマッサージ
を行ったのが原因と思われます。    
このことから、犬や猫を飼っているとアロマは使えないと思っている方が多いようですが、以下のことに気を付けてなら、使うことも可能だと思います。

取扱注意点/犬や猫を飼っている場合の注意
◆あまり長時間焚かないようにする。
◆狭い部屋や締め切った部屋で焚かないようにする。
◆終わったら換気し、精油を使った後は手洗いを必ず行う。
◆猫にはアロママッサージはしない。(精油を選べば犬にはOK)
◆危険な精油入りのシャンプー、オイルはつかわない。
◆精油を誤飲しないように気を付ける。
◆アロマバスに入ったときは、使用後のお風呂場にペットが侵入して浴槽を舐めたり、濡れた手足を舐めたりすることがないよう気を付ける。
※これらを守れば、犬や猫がいるおうちでもアロマは使えると思います。ですが、猫を飼っている方は、犬よりも慎重にお使いください。

<犬に使っても安全といわれている精油>
オレンジ・スイート、ラベンダー・アングスティフォリアなど

<犬に避けたい精油の例>
アニス、ウインターグリーン、オレガノ、カンファー、クローブ、タイム、ティーツリー、バーチ、ヒソップ、ペニーロイヤル、ベルガモット、ヤロウ、ユーカリ、ラベンダー・ストエカス、レモン、ローズマリーなど

<猫に避けたい精油の例>
イランイラン、ウインターグリーン、オレンジ、グレープフルーツ、クローブ、サイプレス、サンダルウッド、シナモン、ジュニパー、スペアミント、ゼラニウム、タイム、ティーツリー、ミルラ、パイン、パチュリ、ブラックスプルース、ブラックペッパー、フランキンセ
ンス、ペパーミント、マンダリン、ユーカリ、ライム、ラベンダー、レモン、レモングラス、ローズ、ローズマリー、など

取扱注意点/猫やフェレットを飼っている場合の注意
猫の肝臓には、重要な解毒機構のひとつである“グルクロン酸抱合”がないということがわかっています。そのため、人間や犬の場合“グルクロン酸抱合”で分解される精油の一部の成分が解毒できず、体に蓄積されてしまい悪影響を与えるそうです。
同様に“グルクロン酸抱合”の能力が弱いとされるのは、フェレットです。フェレットを飼っている方も精油の誤飲や精油入りシャンプーには気をつけてくださいね。

取扱注意点/鳥を飼っている場合の注意
鳥(特にインコなどの小鳥)は、化学物質や香料、揮発した薬品への許容量、その処理性能がとても小さく、人間の何十分の1、何百分の1の量が致死量になる場合があるそうです。
そして、精油のどの成分が小鳥に悪影響を及ぼすかはまだはっきりしていないそうです。  
アロマディフューザー(アロマをお部屋で芳香する装置)を使用する場合は
◆小鳥のいないお部屋で焚く。
◆長時間焚きっぱなしにしない。
◆時々換気をする。
心配性の方は、ディフューザーは使用しないほうがいいかもしれません。

取扱注意点/昆虫を飼っている場合の注意
 昆虫を飼っているお部屋では、昆虫忌避作用がある精油の使用は避けましょう。

取扱注意点/注意すべき精油があることを把握しておく
 精油は植物から抽出した天然のものであり、私たちにとって有益な作用がたくさんありますが、精油によっては危険な性質をもつものがあります。
十分な知識をもった上で、ルールを守ってアロマセラピーを楽しんでくださいね。

youtubeでもご紹介しております。
よかったら見にきてくださいね!


いいなと思ったら応援しよう!