麻雀56:これがきっかけになるに違いない【最強星人位決定戦】
年末恒例のエキシビジョンマッチ
今年で4回目となる、日清食品とMリーグのコラボ企画。今回は宇宙一の最強星人位を決める戦いとあって、個性的なメンバーが召集された。
対局はもちろん、入場やインタビューも楽しめる内容だけに、普段からMリーグを視聴している方は必見!
4位 絶叫星人・日吉辰哉
普段は実況席でMリーグを盛り上げている日吉。麻雀卓での姿は、実況・解説陣での特別対局以来、2度目。
気合い十分で臨んだものの、序盤から放銃に回り、追いかける展開に。清場に入って、トップ目の猿川から満貫を出アガるも、反撃はここまで。
しかし、入場、対局後のインタビューではしっかりと楽しませてくれた。
3位 対子星人・土田浩翔
Mリーグの公式解説でおなじみの土田。解説ではお茶目なコメントで賑やかしているが、実は、鳳凰位(連盟のリーグ戦タイトル)、十段位(連盟主催のG1タイトル)を獲得するなど、超一流のトッププロである。対子星人の名の通り、七対子が得意手で独自のスジ対子理論を考案するなど、独特の感性が魅力。
この日は、七対子以外のはアガリでリードしたものの、中盤以降は強引に七対子を狙って猿川に返り討ちにあうなど、攻め手に苦しんだ。
しかし、終始、楽しそうで、麻雀界のレジェンドはすっかりMリーグのマスコットとなった。
2位 麻雀星人・多井隆晴
言わずと知れた、麻雀星人こと、最速最強・多井。この日は、開局からドラ3赤1の配牌が来るなど、全体に恵まれた手牌が多かったものの、先制とはいかず後手に回る局面ばかり。それでも丁寧にアガリを積み上げ、清3局にリーチ後、猿川の当たり牌を掴み、万事休す。
もっとも、本人曰く、このシリーズは全勝(麻雀星ではポイントプラスが勝ちらしい)とのこと。
麻雀星人に土がつくまでは、このシリーズも続きそうだ。
1位 猿の惑星人・猿川真寿
無理やり感満載のネーミングながら、新チームのビーストから猿川が参戦。
私の過去記事でも触れたが、ビーストがレギュラー突破するには猿川の復調が必須(よろしければこちらもご覧ください)
さて、この日の猿川は、毎局参加のアグレッシブ麻雀。アガリと放銃を繰り返しながらも、勝負所で競り勝って、見事に最強星人に輝いた。
エキシビジョンとはいえ、多井とのマッチアップで勝てたのは気分が良いに違いない。
お遊びでも、真剣勝負でも、麻雀は麻雀。一つの勝ちがきっかけで、気分一新になるのが麻雀。
2024年のレギュラー後半に向けて、幸先の良い勝利となった。
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