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麻雀58:場慣れの大切さ【最強戦2023#9】
超頭脳バトル
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最強戦でしか観られない対局。
quiz knockから「こうちゃん」、「ナイスガイ須貝」、歌手・瀬川瑛子、アカギ作者・福本伸行。
雀力としては拮抗した、誰が勝ってもおかしくない勝負であったが、ナイスガイ・須貝がファイナリストとなった。
麻雀における「場慣れ」の重要性
この対局における勝敗の分かれ目は、普段どおりの麻雀ができたかどうか、ということだろう。
アマチュア戦はどうしても細かい部分でミスが出てしまうものだ。しかし、そうした未熟さも含めて、普段どおりに打てるか、そのためには麻雀というゲームへの慣れが大切になるだろう。
言い換えれば、自分の麻雀とはこういう形だという自己認識があるかどうかで、プロ目線でみればミスと捉えうるものでもメンタル的にブレることなく打ち続けられるという意味で、大きな差がつくように思う。
その意味で、予選卓ではアガリを連発していた「こうちゃん」が、決勝卓東1でトリッキーな作戦に出て結果アガリ逃し。その後、手牌に精彩を欠いてしまった。トリッキーにいく判断とその結果を自身の中で完全消化できないまま終局してしまった。こうしたことも場慣れしていないことが引き起こしたように思う。
対する須貝も細かいミスはあるものの、終始、守備よりの選択をしていた。結果を含めて、責任感のある打牌ができていたようにみえた。
プロの対局よりもみていて参考になる点が多いように感じた。
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