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日記9:サザンのライブビューイングにいってきた
2024.12.14の大阪・TOHO梅田。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL2024 in HITACHINAKA
サザンオールスターズライブ・アンコール上映
17時開演に向けて、早めに1番シアターの前で待機しておく。
周りにも「お仲間」が思い思いに開場のアナウンスを待っていた。
当たり前のことだが、年々サザンファンの年齢層が上がっている。
しかし、待ち遠しい時間を過ごす「お仲間」の表情は一様に若々しく見える。
わたしと同じく、サザンが人生の希望なのだろう。
開場して席に着くと、携帯電話をマナーモードにしてリュックにしまう。
開演時間までじっとスクリーンの予告映像を楽しむ。
周囲の「お仲間」たちも待ちきれなさげの表情を浮かべながらに、静かに待っている。
マナーや行儀が良いところがサザンファンのいいところだ。
開演時間の17時。
映像がロッキンジャパンの会場に切り替わる。
会場にいる「お仲間」たちと一緒に拍手でメンバーを迎え入れる。
束の間、メンバーが順にステージに登場し、それぞれに準備が整ったかというタイミングで、聞きなれた「女呼んでブギ」のピアノのリズムが聞こえてきたと思ったら、鳥肌が一気に全身を駆け巡る。
桑田さんのMCの時間。
ユーモアあふれる表現の中に、感謝の言葉を散りばめる。「新曲やります」の掛け声で、「ジャンヌダルクによろしく」が始まった。
この後は怒涛のプレイ。
「My Foreplay Music」
ライブ映えする曲が多いサザンにあって、好きな曲の一つ。口ずさみながら、自然に体がリズムを取ってしまう。
「海」に続いて、「神の島遥か国」。
ライブでは久しぶりのプレイの気がする。ゆったりとした琉球サウンドが火照り始めた体を一旦クールダウンしてくれる。
「栄光の男」を助走に使って「愛の言霊」。
神秘的な演出の中、呪文のような歌詞が映える。完全にはクールダウンさせずに、次なる高みに向かって駆け上っていくかに思えたが。
次曲は「いとしのエリー」。そして「思い過ごしも恋のうち」と続く。
静と動。高齢なファンを気遣うように、一気に駆け上ることはせず、ジリジリと気分が高揚していく。
再びのMCでは、聞き覚えのあるフレーズでのコールアンドレスポンス。
やはり。「東京VICTORY」。
腕を天高く掲げてリズムに乗る。
ひと息つく間もなく「真夏の果実」。
往年の名曲が流れる。マイクを両手で抱え背を丸めながら歌う桑田さんからは年輪を重ねた人間味が滲み出て、実物よりも大きく大きく見せていた。
物憂げな雰囲気の中、いよいよ終盤。
「恋のブギウギナイト」
「LoveAffair」
「マチルダBABY」
イントロが聞こえてくると、「ここでマチルダ!」と嬉しい驚き。ブラスのメロディが風船を膨らませるようにテンションを上げてくれると思ったら、また鳥肌が全身を駆け巡った。この曲もライブ映えする大好きな一曲。
「ミス・ブランニュー・デイ」
連続の鳥肌。桑田さんはわたしのツボを知っている。
「みんなのうた」
水。水。水。人生に一度だけ、これを浴びた日のことを思い出した。
「マンピーのG⭐︎スポット」
ヅラ。というか、ヘルメット。国民的バンドなのに、後期高齢者なのに、おちゃらけ続ける。
その姿は大御所然とすることを嫌っているかのよう。
自らステージからファンの元へかけ降りていくかのよう。
マンピーの演奏を最後に惜しまれながら、メンバーがステージから捌ける。
スクリーン内の会場では、アンコールの声が静まらない。
再登場。アンコールは「希望の轍」と「勝手にシンドバット」。
同日のフェス演者もステージに登場する演出も。
Creepy Nuts。
緑黄色社会。
ももクロ。
イエモン。
ヤバT。
WANIMA。
彼らの名前を連呼する桑田さん。
ステージ上から感謝の言葉を繰り返す桑田さん。
感謝したいのはこちらの方だ。
いつもサザンの皆さんから元気をもらってる。
明日もがんばろう!
次のライブも絶対見にいく!
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