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絵のない俳画「テントウムシ」俳句+

てんと虫世界の果てを探す旅

 ずいぶんあちこちを訪ね回った。
 同じ道も行き来した。
 上へ上へと高みを目指した。
 それでもまだ先が有るように思えた。

 その先へ羽を広げ飛び立ってみれば、なんと世界は広いものか。
 未知の空へ羽震わせ、テントウムシは飛ぶ。

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