見えない脅威
今日は番外編的な内容です。
汎用的な手札誘発がカジュアルにおいて何故強いのかについて、個人的な考えをまとめてみました。
役に立つことはないと思います。
①採用が想定されていない
競技環境では数種類採用されているのが普通ですが、カジュアル環境では諸手を挙げて採用されるカードではありません。
そのために事前に相手のデッキ・テーマが分かっていない場合、およそ採用されていない想定でデュエルすることになります。
特にコンボデッキは誘発を貫通できるような展開パターンやカードを用意していない場合も多いので手札誘発1枚で崩壊することも多いと思います。
②タイミングが読めない
たとえ採用が分かっていたとしても相手が手札に持っているかいないか、サーチしたとしたら2枚目があるかどうか、そこまで計算して展開しなければなりません。無用なケア展開をして想定するより弱い盤面が完成することもしばしば。
③対策のしようがない
手札誘発の存在が見えていても万能無効妨害が立つまでは事前に手札誘発を止める手段はほぼほぼありません。そもそも万能無効を立てるデッキでは無い場合、手札誘発は回避出来ない妨害になります。
手札誘発を止めるカードを採用しろ、という話になるかもしれませんが、そういったカードはゲーム中一切活用できない無用の長物か相手のデッキの息の根を止める鋭利な凶器になりかねません。
そもそもコンボ系のデッキで手札誘発の入ったデッキに勝てるとも思っていません。
手札誘発は悪なのか?
手札誘発は悪いカードという認識を私は見た事がありませんが、口伝てに聞くので吹聴されているのだと思います。
個人の感覚ですが、"勝つこと"をデュエルのメインに据えるとデッキ内に誘発の選択肢が入ってくるのだと思います。
カジュアル、特にプロレスデュエルにおいて、相手のデッキを見ること=負けでは無いので、懐を深くしてデュエルに望むのも悪くないと思います。
てか多分、手札誘発を使って勝っても相手あんまりデッキに興味持ってくれないと思う(直球)。
追記:ちなみに一番キレるのは「相手の先手で制圧されないために〜」って言いながら先手取って盤面作った後に誘発打ってくるやつ(どうやって越えんねん)。