ロサンゼルス生活65日目
65日目。朝からお出かけ。サンタモニカカレッジへ。
6月の中旬からサンタモニカカレッジで無料の英語の授業を受けることにしている。本日はその実力試験というか、どれぐらいあなたは英語ができますか的な試験を受けに行ってきた。
この無料の英語の授業。多くの大学や図書館などで開かれている。正式にはESL(English as a Second Language)と言う。綴りはあっているだろうか。直訳すると第二言語としての英語。移民向けの英語学習プログラムである。特に移民の多い地域であるカリフォルニアでは、このプログラムが多く開講されているらしい。
自転車で自宅から約20分。朝はそれほど暑くない。気持ちのいいサイクリングである。到着してクラスに行くと10数名程度が集まっていた。恐らく日本人は私だけ。アジア系の人はいたかもしれない。
まずはオリエンテーションが始まった。使用される言語は当然英語。英語を学びに来ている人たちに英語でオリエンをするってどうなんだろう。でもまあ仕方がないか。他の言語を使うにしても一体どの言語を使えばいいというのだろう。なんとなくの理解でオリエンは終わった。
そしてテスト。出題はReadingのみ。配布されたパッドで受ける。画面の左側に長文やらグラフやら地図やらが表示され、それに関連する選択肢が右側に書かれている。問題は大きく2つのパートに分かれていた。前半は難しい。後半はそれほど難しくない。後半については私にも分かる問題がかなりあった。
いやそもそも私はReadingやWritingはそれほど苦手ではないのである。そういうのは大学受験の時に嫌というほどやった。問題はSpeakingとListeningである。前者2つと後者2つの能力が圧倒的に乖離している。日本の英語教育の弊害である。すべてができないのなら学校側も「できないやつ」と見なしてくれるかもしれないが、微妙にできている科目もある場合、学校側も扱いに少し困るのではないだろうか。
試験を終えて校舎を出る。帰りに「YAMA Seafood」という日本の方がやっている日本食材の店に立ち寄った。店はサンタモニカカレッジの近くにある。以前から目をつけていた店。鮮度の良さそうな切り身が並べられている。その辺りのスーパーに売っているものよりもかなり良さそうだ。なにかあった時にはここに買いに来よう。
その足でマルカイに行く。今週の木曜に来客がある。そこでもんじゃ焼きを作ってみようと思っている。その必要食材の下調べである。欲しいものはほとんどあった。しかし切りイカが売っていない。店は広いから私が見逃しただけかもしれないが見当たらなかった。残念だがあきらめよう。なくてもなんとかなるだろう。
自宅に着くと、サンタモニカカレッジからメールが来ていた。私が希望していたBeginingのクラスはすでに定員がいっぱいであるとのこと。少し考えてこう返した。なるべく早く勉強をスタートしたいと思っている、例えば、その上のIntermidiateのクラスとかに空きはないのだろうか、と。そちらは空いているらしい。少し迷ったが、Intermidiateに申し込むことにした。
大丈夫だろうか、全然ついていけなかったらどうしよう、と思う一方で、でもまあなんとかなるか、と思ったりもしている。根拠はない。私は楽観的な男なのである。