ロサンゼルス生活193-194日目
このところのロサンゼルスは気温が高い。まだ残暑は続いている模様。10月に入った。
楽器。雅楽の練習会に行ってきた。みなさんが演奏しているのを聴かせて頂いた。雅楽の生演奏を聴くのなんて、初めての体験だったかもしれない。
笙、篳篥、龍笛、琵琶など、映像などで見たことはあるが、生で音を聴いたことのない楽器の数々。太鼓的なもの。銅鑼的なもの。打楽器もあった。名前はわからない。あれは何という名前の楽器なのだろう。
どれをやってみたいかと聞かれたので、私は龍笛と答えた。リュウテキと読むらしい。特に理由はない。一番かっこよく見えたから。龍笛は木製のフルートのような楽器である。横笛という言い方もするのかもしれない。
吹いてみる。音は出ない。口の形、息の量、吹き込む角度などを色々と試してみる。音が出る時もあった。しかしこの口の形でこの量でこの角度で吹き込めば確実に音が出る、というところまではまだいっていない。。きっとやっていくうちに分かってくるのだろう。低い音と高い音でまたその辺りの塩梅が変わってくると思われる。
楽譜も頂いた。見慣れた五線譜とは全くちがう。初見の私にはほとんど暗号のようにしか見えない。ま、これもきっとやっていくうちに慣れていくのだろう。
これまでに色々な楽器にトライしてきたが、フルート的な楽器に挑戦したことはない。ギターやピアノは音を出すこと自体は簡単である。ハーモニカやリコーダーもそう。しかしトランペットなどの金管楽器は音を出すことがそもそも難しい。龍笛という楽器もそっち系のようである。
日本にいても雅楽を学べる機会なんてあまりないのではないだろうか。この機会に感謝しつつ、少しずつやってみよう。龍笛ができるなんて、きっと希少性が高いだろうし。
明日の夜はバンクーバーから友人がやってくる予定になっている。私の得意料理であるもんじゃ焼きでもてなそうと思う。明日もまたもんじゃ焼きの普及活動が進む。
明後日からは2泊3日でサンノゼという場所に行くことになっている。サンフランシスコのやや南。アメリカに来てから初めての飛行機を使った移動。無事を祈りつつ行ってこようと思う。それもそうだが朝が早い。まずは遅れないようにがんばろう。