ロサンゼルス生活195日目

ロサンゼルスは穏やか。私はこのところ盛りだくさんであった。

先日。夕方からバンクーバーに住む友人が我が家に遊びに来た。バンクーバーで知り合ったという友人と一緒に。私はもんじゃ焼きでもてなした。もんじゃ焼きの普及活動がまた進んだ。

彼と知り合ったのは私が20代の頃。その頃は私も彼も東京に住んでいた。彼が東京を離れたのはもう15年ぐらい前のことになるのかもしれない。

15年の間に色々なところで暮らしていたらしい。東京→京都→沖縄→ニュージーランド→オーストラリア→バンクーバー（カナダ）といった感じで。

なんとなく彼がどこにいるのかということは把握はしていたが、頻繁に住む場所が変わるものだから、私も彼の消息については細かいことまではよく分かっていなかった。今回久しぶりに会うことができて色々な謎が解けた。

彼はきっと長い旅に出ていたんだ。いやもしかしたら今も旅の途中なのかもしれない。旅の途中で結婚もしたらしい。京都で知り合って沖縄で籍を入れたとのこと。奥さんもすごいな。彼の旅にしっかりと付き合っていけるのだから。

ロサンゼルスで日本の友人と会うのは初めてのことだった。会った瞬間にここがどこだか分からなくなる。ここは東京なのか？ いやいや街の風景はロス。だがなんだろう。あの強烈な違和感は。

彼はバンクーバーでインプロビゼーションの劇団に所属しているらしい。日本ではあまり盛んではないが、こちらでは結構やる人がいるのだろうか。ロスにもあるらしいので一度見に行ってみよう。

夜更けに彼らは帰っていった。次の日からはNOFXというバンドのライブに3日間行くらしい。3日かも同じバンドのライブって、よっぽど好きだな。

またバンクーバーかロスで会おうと言って別れた。バンクーバー。一度行ってみるしかないな。どんなところなのだろう。