ロサンゼルス生活12日目
本日のロサンゼルスはとても風が強い。It`s windy today といった感じ。
天気がよければ自転車で図書館にでも行ってみようと思っていたのだが、こうも風が強いと自転車は漕いでも漕いでも進まないだろう。今日は一日自宅にいることにした。
自宅にいたってやることやできることは山ほどある。私はPCも持っていればスマホも持っている。TVだってある。自宅ではDuolingoというアプリを使って英語の勉強をよくやっている。リーディングもライティングもリスニングもスピーキングもこのアプリは学習することができる。
Duolingoの合間にはもちろん将棋もやっている。いや将棋の合間にDuolingoをやっていると言った方が正しいかもしれない。アメリカに来てから、屋外での動きはかなり変わったかもしれないが、自宅での動きはあまり変わっていないような気もする。
そういえば近くにある Santa Monica Collegeで、Adult Schoolと言うのだろうか、英語を第一言語としない人のための授業が無料で開講されているらしい。そういうものがあるというのは日本にいる時から知っていて、ぜひとも通ってみたいと思っていた。近所でやっているならば好都合。一度資料やらをもらいに行ってみようと思っている。
英語の勉強をしたり、将棋をやったり、アメリカやロサンゼルスのことについてネットサーフィンをしたりしていると、あっという間に夕方になった。近くにある日本食材用のスーパーに買い物に出かけることにした。
スーパーではかの有名なサッポロ一番を買った。日本では味噌と塩と醤油しか売っていないと思うのだが、こちらにはもっとたくさんの種類のサッポロ一番があった。トンコツにシュリンプにビーフにチキン。いったいどんな味がするのだろう。今回はトンコツとシュリンプを買ってみた。
自宅に戻りビールを飲みながら早速調理。手早く野菜炒めを作ってラーメンに載せていただく。うん、どちらもうまい。トンコツは普通に豚骨ラーメンの味がした。シュリンプは海老風味の醤油味といったかんじだ。どちらも大変にアリである。
夜は映画を観た。「レニー・ブルース」。レニー・ブルースというアメリカの伝説的スタンダップコメディアンの生涯を描いた作品である。ブラックユーモアを駆使して、世の中を徹底的に風刺する。後世の芸人や表現者たちからも時に名前が挙がるコメディアンであり、この人についてはずっと気になっていたし、この映画も観てみたいと思っていた。
アメリカンジョークはまだ私には理解できないところも多いのだが、偉そうにのさばっているヤツを面白おかしくおちょくってやろう、という姿勢は私にも理解することができる。いい映画を観た。せっかくアメリカにいるのだから、そのうちスタンダップコメディというものも生で見てみたいものだ。
追記:いつも「だである調」で書いているこの日記。少し文体を変えてみようかとふと思い、今日は「ですます調」に挑戦してみた。最初。だがどうにもうまくいかない。「ですます調」というのは特定の誰かに向けて使う文体なのかもしれない。この日記のように伝える相手が明確でない場合、使うのはなかなかに難しかった。仕方がない。今後も「だである調」で行くとしよう。とりあえず。