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動悸、不整脈に対して
動悸や不整脈も整体の対象だったりします。
以下にオステオパシー施術を紹介します。
動悸、不整脈の原因
動悸や不整脈の原因には、病理性のものと非病理性のものがあります。
病理性のものとしては、心室細動や狭心症、先天性の心疾患や弁膜症などがあり、症状としてふらつきや失神、急激な胸の痛みや圧迫感を伴うことがあります。
これらは命の危険が伴うケースなので、医療機関の受診が必須でありオステオパシーとしては原則対象外です。
また非病理性の動悸、不整脈の原因として、多忙や精神的なストレス、イライラなどが続いた結果、自律神経が乱れて「交感神経優位」の状態になったものがあります。
例えば、人間関係が悪い職場にいて、緊張感が続きその結果ストレスによって、甘いものを食べすぎたり、不眠に陥ったりする事でも動悸が起きたりします。
動悸が起きるほどストレスを感じること自体、ご本人にとっては非常に苦しい状態ですが、
この非病理性のケースは今すぐ命に関わる問題ではなく生活習慣の工夫により改善されることも多く、オステオパシー施術の対象になります。
動悸、不整脈に施術方針
動悸や不整脈に対するオステオパシーの施術方針としては、
体をリラックスさせる神経のはたらきを良くする施術を行うことです。
動悸、不整脈の実際の施術例
【上背部の交感神経のはたらきをよくする施術】
心臓や肺、呼吸器系の過剰な働きを抑えます。
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【迷走神経のはたらきを良くする施術】
迷走神経を働かせて体のリラックスを促します。
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【中枢神経全般を調整する施術】
全身をリラックスさせることで、血流やリンパ、脳脊髄液の循環を促します。
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これはあくまで一例です。
実際は問診、全身検査、仮施術等させていただき、症状の要因を掘り下げていきながら施術いたします。
日々、リラックスを心がける
日常からリラックスを心がけることが改善のカギです。
副交感神経の働きを良くする習慣のひとつとして、「体を温めること」が挙げられます。
それは冷たい飲み物を飲みすぎないこと、
お風呂は40度前後の温度で20分浸かることが副交感神経の働きを良くするために大切です。(⇒冷えを治せばすべて解決。冷え対策記事)
またカフェインの過剰摂取はNGです。
カフェインは交感神経の働きを暴走させてしまう恐れがあるので、
「疲れたらコーヒー」とか「疲れたら栄養ドリンク」と考えている人は、
一度量を見直す必要があるかもしれません。