[歌が好きになる魔法]ヨルシカ歴6年のオタクが葬送のフリーレンOP「晴る」を徹底解説!!
挨拶
まず、この記事を見ていただいたあなたは相当のヨルシカ好きか、フリーレンを見ているかのどちらかだと思います。どちらにしろ見ていただきありがとうございます。
最近ヨルシカ新曲。「晴る」または「Sunny」が公開されましたね。皆さんヨルシカは好きですか?
すき
はい、みなさんの声、よーく聞こえました。「別に普通」という方もいるでしょうがこの解説を見れば100%好きになることをお約束します。それほどの自信があり書いております。
では、まず曲のコンセプト→歌詞の順で解説します。歌詞は「葬送のフリーレン」と密接に関係しあったフレーズばかりなのでこういう裏側を知ることでアニメOPをより楽しくみられると思います!
コンセプト
「晴る」のコンセプトは一言でいうと
曇り(雨)からパッと晴れろ!
です。(n-bunaさん)
またモチーフは尾崎放の俳句:「釣り人雨ゝを知る」
解釈:釣りをしている人が雨がやんで晴れている情景を目にしているシーンが浮かぶ俳句・
がモチーフとされています。
歌詞
まずはAメロ
「フリーレン」の悶々としている様子が伺えます。CM SPOTでは目を瞑って考えている様子のフリーレンとその隣に今は亡き勇者「ヒンメル」がいます。
それをみている「フェルン」か「シュタルク」(もしくは両者)が”何を考えているんだろう”と思ってるの場面が想像できます。
*間奏のハミングも曲の穏やかさが滲み出て好きです。カラオケで歌うときは歌詞にはありませんがこのハミングを意識することで”通”だと印象ずけれること間違いなしです。
続いてBメロ
”ビイドロ”のような透き通った瞳がイメージされますね。
ここのビイドロのsuisさんの歌い方を注意深く聞くと、”ロ”の母音が若干かすれていて泣いているようにも聞き取れます
”少しだけ晴るの匂いを感じた”というフレーズで雨宿りをしていたのではないか説があります。
お待ちかねのサビです
雨でさえ(晴れれば)魅力的に映るというメッセージが感じ取れます...
”咲いて晴るのせい”という歌詞からは咲いてる花たちは晴れになったからであると天気のせいにしている気がします。
ネガティブイメージの雨でさえ魅力的に見せる晴れた時の光は...といった感じでエモーションな気分に浸されますね。
サビ2
晴れて気持ちが穏やかになる様子がわかりますね
凪げには
1、風がやみ静かになる様子
2、気分が穏やかになる様
の2つの意味がありますが今回の場合だと後者がしっくりきますね
そしてここがおもしろいですよね!
’春風’と’晴る風’の掛詞といいますか。n-bunaさんらしい遊び心ですよね
そして初めのサビでは雨上がり、晴れた風よ(雲を超えるほど)吹き抜けて
という思いが伝わります。
個人的にはここでは、雨が晴れて興奮した心を風によって穏やかな気持ちを取り戻し心に余裕ができた様子を表してるのだと考えます。
2番Aメロ
なぜ泣いてるの??
目を閉じ泣いているんでしょうか。その様子を傍らで見守る人(達)がいることも示唆されてます
2番Bメロ
先ほど閉じていた目を開いたのでしょう。目にガラスのように輝く涙がありますね、今回は1番とは逆に雨が降りそうだとあるのもポイントですね
2番サビ
雨が降ることを空が泣くと表現していて先ほどのBメロまで泣いていた様子と被せていますね。空も共感しているのでしょうか?
アニメの2期では炎や氷、水といった魔法が出てきますがその様子を天候で表しているのではないかとも考えられます
そしてここでは視点が変わっていますね。地上の雨模様と上空の陽気な晴れざま。
・視点を変えれば綺麗な側面も広がってるよ!
・希望はすぐそこに広がっている
というふたつの解釈がなされます。
2番サビ2
ここでいう”土を打つ音というのは”「雷」のことでしょう。
雷のような思いが遠く(天国)にまで届いてほしいという願いがこめられてそうですね。
そしてここで”春”が使われましたね。わたしも曲名を見た時の第一印象は。なぜ、春じゃなくて晴る?何だろうとおもいましたが。ここでようやく春が使われました。ただ「春という言葉を使わない縛りでもしているのか」という思いを満たしてくれました(笑)
また、フリーレンの立場で言うと。今まで出会ってきた人たちや同族のエルフに届け!ということかもしれません。(海を越えるということなので天国の話ではないと思われる)
ここはヨルシカ全開といいますか。いい部分がすべて詰まっています!!
ここで先ほどのサビの雨は”通り雨”だったことが判明します。
そして、この”靡かせ”ですよね!こんな表現、語彙そう簡単に思いつくものじゃないですよ。曲のイメージに合った穏やかさをこれほど表現できる言葉はないに等しいと思います。
通り雨のすがすがしくも微量な風量の風と羊雲がの爽やかな情景がパッっと頭にながれてきます。
1番では咲いてだったのがここでは裂いてになってますね。雨雲を断ち切る強い意志をシンパシーとして受け取れます。
”さぁこの歌よ凪げ!”ここのシーン実際聞いていて私、鳥肌が立ちました。この凪げというフレーズの後雨雲を払うかのように本当に伴奏を消しちゃったんです(笑)
粋ですねぇぇ~~。
ここは皆さん一番印象に残ってるんではないでしょうか?
スイさん渾身のアカペラです。相当の歌唱力がないととてもできない芸当です。例えるならホームラン予告をして実際ホームランを打っているような感じです。見事!!としか私からは言えません。
まとめ
いかがでしたか??ほかにも語りたかったのですがこんかいはここまで。「いや、この曲好きだわ」って思った人は♡を励みになります。
では
おまけ
アニメのPVでは
・ゼーリエの軌跡が背景の文明の変化として描かれており、エルフの悠久の時と表していたり、戦闘描写が少なくなっている点も意識して「葬送のフリーレン」OP(2期)をみてみると10倍楽しめます!!
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