ニート、改心しかける

こんにちは

フィリピンで手取り10万円で働いていましたが、クビになり現在は日本のど田舎でリゾバしてます

さて、今までも社会人として働いていましたが、とても働いてるとはいえない自堕落っぷりでちゃんとした労働に励むのはかなり久しぶりです

人に挨拶をし、職場の上司とさしておもろくもない雑談で愛想笑いし、しっかり人間として働いている感覚が久しぶりすぎて変な感じがします

自分はフィリピンで刑務所のような生活を送っていたので、今の生活にもまあまあ満足していましたが、同じ職場で働いているリゾバの達人の方の話によると、今働いている職場はかなり最低ランクに位置してるとのことでした。

確かに遼はクソボロいし、クソ田舎、飯はまずい、なんか楽しくないというか雰囲気がいまいち、派遣の前で他の派遣の嫌味を言うという現状で、正直かったりーなと思っていて、いつバックれようかなと考えていました。

そんな時、職場にいる正社員の方と雑談し、年齢を聞いたところ二十歳そこそこで仰天しました。同時に、自分はなんてゴミカス人間なんだ思いました。
高校卒業して親元を離れ、ど田舎でさした娯楽も無く、同年代は学生で遊んでいる中、上司に理不尽なことを言われながら朝から晩まで働き、数ヶ月でいなくなるやる気のない派遣にも丁寧に接している姿に素直に尊敬しました。

1996年生まれが親の金で大学に行き、定期代携帯代免許の費用ありとあらゆる金を負担してもらった挙句定職に就かずふらふらしてるのに2002年生まれとかいうクソガキが社会人として同じ職場で立派に務めている姿に感動し、自分はなんてダメ人間なんだと思い知りました。

そして、せめて数ヶ月だけでもここで精一杯頑張ろう、少しでもこの人の役に立とうという、生まれて初めて他人のために何かをしたい気持ちが生まれました。

そう思ったのがつい昨日ですが、今日職場でクソだるいこと言われて一瞬でキチガイスイッチが入り『は?やめたろか』と思いつい口からその言葉が出そうになりましたが、寸前で我慢しました。
あいつの方がもっと過酷な環境で頑張っているんだからと思い留まることができました。
あいつの傷だらけの手が脳裏に浮かびました


容疑者Xの献身で

人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。

というセリフがありますが、こういうことだったのかと思いました。
あいつのおかげで人の気持ちを取り戻せそうです

今はこんなテンションですが、正直この先どうなるかわからないけどまあ何とかやっていきます

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