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【遊戯王MD】サボウクローザーで最強ロック!?植物軸蕾禍デッキ

まず最初に書いておきますが、今回紹介するデッキはランクマ向きではありません。あくまで蕾禍でできる最大値を模索した結果の紹介なので、展開の参考程度に見てもらえると嬉しいです。

上振れるとベンガランゼスが追加できます

このデッキの最終盤面です。植物全体に対象耐性と破壊耐性、回復時の実質フリーチェーン破壊、サボウクローザーの特殊召喚封じになります。
マグノリアやローズマリーで3枚まで除外できる上、サボテンが邪魔になった時はローズマリーや恵みの風でどかせます。

泣きながらジャスミン生成しました

デッキレシピです。
1枚初動15枚、手札誘発10枚です。
素引きNGのカードは双天芽のみで、双天芽も蕾禍とセットなら毬首で除外→天牛でデッキバウンスとして戻せるので、引きすぎによる事故は少ないです。
武者髑髏2枚目と玄神憑月は自由枠です。
一応姫邪眼でエンドフェイズに1ドロー入ることがあるので手札誘発はヴェーラーを優先しています。

【展開例】

毬首初動(手札コスト1枚)

  1. 毬首ns天牛と姫邪眼サーチ姫邪眼除外

  2. 姫邪眼戻して天牛ss

  3. 武者髑髏ss天牛ef毬首蘇生

  4. 武者髑髏ef天牛蘇生(リンク先)

  5. Lジャスミン1ss

  6. Lジャスミン1ef天牛リリースロンファss

  7. ロンファでロンファssを2回(デッキ圧縮)

  8. ロンファefLジャスミン1リリース地霊ss

  9. 幼精ssソウイングサーチ

  10. ソウイングef双天芽ss幼精ef剣士ss双天牙ef地霊蘇生(中央)

  11. 幼精と剣士でLジャスミン2ss

  12. 双天芽で幼精ss、地霊で癒し手ss癒し手ef300回復Lジャスミン2efローリエサーチ

  13. Lジャスミン2を戻して武者髑髏ss

  14. Lジャスミン3ss

  15. ローリエss

  16. Lジャスミン3以外でLジャスミン2ssローリエef500回復Lジャスミン2と3でジャスミンとサボウクローザーをサーチ

  17. ローズマリーssアロマブレンドサーチ

  18. アロマブレンドef手札捨てて潤いの風を置く

  19. 潤いの風ef1000ライフ払ってロザリーナサーチ(この時点でライフ7800)

  20. 潤いの風ef500回復ローズマリーefロザリーナとジャスミンssロザリーナefマジョラムss

  21. Sマジョラムss恵みの風サーチ

  22. 墓地のアロマブレンドef墓地除外でマグノリアss

  23. サボウクローザーns

Lジャスミンを計4回ssしてローリエ、ジャスミン、サボウクローザーをサーチしています。
幼精はEXゾーンに出さないとソウイングをサーチできないのでロンファでLジャスミンをリリースしています。
恵みの風の両方の効果を使うためライフを8800にする必要があるので、ローリエや癒し手の手順は省略できませんが、ロザリーナを素引きもしくは他のサーチ先を素引きしてLジャスミンでロザリーナをサーチした場合はアロマブレンドで恵みの風を置くので不要になります。

狂咲初動
毬首をサーチする際の手札コストが1枚増えます。
アロマブレンドで捨てれる手札がなくなることがあるので注意してください。

地霊初動
毬首初動の8からスタートします。
盤面にロンファがいないので、最後に余るモンスターがいなくなりますが、盤面に影響はありません。
Lジャスミンのリリース効果を使用していないので、途中で毬首をssするとリンク値が増えて最後にベンガランゼスが出たりします。更にロンファを経由すると天牛でロンファを蘇生できるのでもうやりたい放題できます。

予想GUY、ワン・フォー・ワン初動
基本的に地霊初動と同じですが召喚権が余っているのでジャスミンをサーチする必要がありません。というよりジャスミンをサーチする代わりにロザリーナをサーチすれば潤いの風のためのライフ管理が不要になります。

ロンファ初動
ロンファで地霊を出して後は同じです。

展開の優先度

地霊初動展開は蕾禍に絡まなくても良いため、蕾禍と地霊両方の展開ができる場合は先に蕾禍からスタートして誘発を見ると良いです。毬首がめちゃめちゃ誘発を貰う上、地霊展開に入る前にニビルラインを踏めます。
蕾禍と地霊の両方で展開するためにはワン・フォー・ワンか地霊素引きで毬首を自己ssする必要があるので手札コストが足りるかどうかの判断は必要です。

【デッキの強み、弱点】

このデッキの強みは初動率の高さと最終盤面の硬さです。
最終盤面はラー玉、一滴、拮抗勝負以外ではほぼ捲れないと思います。三戦でマグノリアを取られるとサボテンを戦闘破壊される可能性があるので、なるべくメインフェイズにモンスター効果は使わないようにしましょう。

対して弱点は展開の細さです。
あらゆる手札誘発が刺さる上、貫通力も大してありません。誘発に弱いということは後攻はもっと弱いので、自分の手札誘発で完封できなければほぼ捲れません。
また、最終盤面が拮抗勝負や一滴に弱いのも結構な弱点で、最近はこれらの採用率も高いのがつらいところです。

総じて、通れば強いが通っても負け筋があるというデッキであり、ランクマ向きではないという意味は分かってもらえるかと思います。
まぁカジュアルなんてもっと向いてませんが。

【あとがき】

このデッキは、純の蕾禍展開が環境デッキに対してあまりにも弱かったために、どうすれば強い盤面にできるのかを模索した結果生まれました。
蕾禍は毬首1枚からジャスミンになれるので、とりわけ植物と相性が良いのですが、六花や蟲惑魔は元々G受けが良いところにG受けが最悪な蕾禍を混ぜるのはいかがなものかと思い、サンアバロンで展開に振り切った形にしてみました。
筆者は爬虫類デッキを組んでいたので、溟界蕾禍も考えはしましたが、手札に居ても場に居ても致命傷になるドルイドヴルムとか言うカードが無制限になってしまったので諦めました。そもそもMDではエルフが使えるので蕾禍を使わない方が強いです。同時実装されたリザルドーズが非常に相性が良いのでそっちで新しい構築を考えてみたいですね。


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