見出し画像

モヤモヤの育休復帰からPOSIWILL CAREERで自己肯定力が爆上がりしたワーママの話

大学卒業後、大学院に進学して大企業に就職。その後結婚、出産を経て元の職場に復帰。絵に描いたような順風満帆な人生だと思っていたのにモヤモヤが止まらない。
人から見たらこんなに恵まれている環境にいるのに、何が不満なんだろう?
私は自分の置かれている状況の整理がつかず完全に迷子になっていた。

このnoteは、思い切って飛び込んだポジウィルのトレーニングの結果、今後の人生の展望が見えて心が軽くなり、とても生きやすくなったワーママの記録である。 私と同じように産前と産後の働き方の変化に戸惑いを覚え、人生における優先順位がわからなくなってしまった方の行動するきっかけになれば嬉しい。


■経歴とトレーニングを受けるに至った経緯

【年齢】30代前半
【学歴】大学院卒
【業界】化学
【経歴】新卒で化学メーカーに入社
【職種】研究・開発職

第一子出産後、産休・育休を経て職場復帰したが、仕事のモチベーションが全く上がらなかった。時短勤務ということもあり、休職前より任される仕事のレベルが下がったのも重なり、子どもを保育園に預けてまでやりたい仕事なのかわからなくなった。

自分の強みややりたいことって何だろう?
これからの人生どう生きていきたいんだろう?

さらに子どもの体調不良もあり、復帰したばかりなのに思うように会社に行けない日々が続いた。時間的に余裕が生まれたせいもあるかもしれない。いい機会だから自分の人生について立ち止まって考えてみようと思ったが、ぐるぐると堂々巡りして何の答えにも辿り着けずにいた。
そんな時、ふとInstagramを見ていてPOSIWILL CAREERというサービスがあることを知る。何かこの状況から抜け出す打開策が見つかれば、という気持ちで無料カウンセリングを申し込んだ。

■無料カウンセリングについて

軽い気持ちで受けた無料カウンセリングだったが、無料とは思えないくらい密度の濃いものだった。
45分なんてあっという間で、カウンセラーから投げられた
「仕事を通してどうなりたいのか?」
「転職するなら条件で選ぶのではなく自分の気持ちを大事にしてほしい」
「罪悪感をもって仕事をしてほしくない」
などの言葉に気づいたら涙が止まらなくなっていた。
このままの状況が続いたら自分に限界が来ることが容易に想像できた。まずはしっかりと自分に向き合ってみよう。そして自分一人では上手くいかないと思い、ポジキャリを受講することに決めた。

■トレーニングについて

私を担当してくださったトレーナーは、大木さん。 明るい雰囲気で話しやすくも、鋭い指摘をしていただいて常に新しい発見があった。
話している中でわかったのは、どうやら自分は完璧主義であるということ。ワーママは仕事、家事、育児に追われるため特に時間がなく、全部120%を目指すと無理が生じる。しかし私はできなかったことに目がいってしまうため、自分で自分の首を絞めてどんどん苦しくなっている状態だった。
さらに、人よりも恵まれている状況だから辛いわけがないと考えていたためタチが悪かった。大木さんから言われた、「悲しみや辛さは人と比べる必要がない」という言葉は本当に刺さりまくって涙したことを覚えている。

そんな私に課されたのは「自分で自分を認めてあげる」こと。日々のワークとして自己受容ワークを行った。毎日、自分が頑張ったことやうまくいかなかったことをアウトプットして、それに対する誉め言葉や受け止め言葉を考える作業を行った。最初は今日頑張ったことを思い出すことに苦労していたが、続けていくうちに小さなことでも自分が頑張ったことを見つけられるようになった。これは小さな一歩だが、大きな変化である。

また、人生におけるネガティブ体験を3つ挙げるワークでは、兄が高校生の時に家出したことを挙げた。自分のことではなく兄のことなのに、何故これを3つのうちの1つに挙げたのかと問われてハッとした。
正直、私は自由に生きている兄が羨ましかったんだと思う。
私は親に迷惑をかけないように生きなければとどこかで考えていて(もしかするとこの出来事きっかけで余計にその思いが強くなった…?)、いい子ちゃんでいることに固執していたんだと気づかされた。
私のこれまでの人生における判断基準は自分軸ではなく、人の期待に応えなければという別の軸が存在していたらしい。
結果、兄は電車を乗り継いで200kmほど離れた祖父母の家まで行っており無事だったが、今考えても凄い行動力である。

このエピソードから、大木さんに「もっとわがままになっちゃいましょう!」と言われてワクワクしたことを覚えている。私が自分の欲求に素直になってわがままになることで(いい意味で)、子どももその背中を見てお母さんみたいになりたいと思う。子どもに胸を張って仕事が楽しいと言えるようになることが当面の目標である。
どうすればいいかわからなくなったときは、「10年後、20年後の自分は何を言っているかな?と考えると良い」という素晴らしいアドバイスも頂いたので、もっと自分に素直になってやんちゃしてみようと思う。

トレーニングの中で、自分では当たり前だと思ってやっていることや、自然にできることが強みだと教えてもらった。現職の中で特に頑張った仕事を伝えただけで、的確に自分の強みやモチベーションの源泉を拾い出していただいたので記録のために記しておこうと思う。

<自分の強み>
・課題解決力
・仮説を立てて考える力
 →お客様からのヒアリング、課題解決過程において
・一次情報を取りにいく力
・情報整理力
・批判的思考力
・試行錯誤力

<モチベーションの源泉>
・理想と現状を正確に把握しにいく
・問題を特定する(選択肢を絞り込んでいく)
・最後ピタッとハマったらゴール
・答えが明確

ところで私は現職への不満として、以下を挙げていた。
▲通勤に1時間かかる
▲リモートワークが月に数回程度しかできない

技術職という職種上、出社しないと仕事が回らないためリモートワークがあまりできないことはわかっていた。出産前はあまり気にならなかったことだが、いざ出産して復帰してみるとこの働き方が苦痛に感じるようになった。しかし大木さんから、本当に不満なのは働き方だけなのかという鋭い指摘を受ける。今一度自分の仕事について考えてみると、以下の不満が挙がった。
▲部署が保守的(今あるものを守っていく感が強い)
▲携わっている事業が会社の中で力を入れなくなってきている気がする

私は自分のことを保守派だと思っていたが、この話から意外と新しいことにチャレンジしたいという欲求が根底にあるかもしれないことがわかった。
今後の展望として、以下のパターンを想定しておくことをおすすめされた。

①現職を続けて別の部署に異動する
②転職する

現職が嫌いなわけではないが、正直将来性がないと感じるため最低限異動は必須と感じる。今のところマーケティングにも興味はあるが、自分に向いているかどうかは実際にやってみないとわからない。さらに未経験転職となると、年齢的にもだいぶハードルが高い。
それでも簡単に諦めず、自分が本当にやりたいと思うことは今できることを模索しつつ、最適なキャリアを歩んでいける態勢を整えておこうと思う。
自分で自分の背中を存分に押していきたい。

■トレーニングを受けてみて

こんなにも自分のことを見つめる機会は正直今までなかった。何となくこんな性格かなと思っていたことが明確に言語化される過程は、恥ずかしいような、苦しいような、むず痒いような不思議な体験であった。
しかし自分が何に苦しみ、モヤモヤの原因がどこにあるのかがクリアになっていくのは、霧が晴れるようでとても爽快だった。
間違いなく自分一人ではこの領域には辿り着けなかったので、大木さんの伴走あってこその成果である。

■今後について

基本的には、もう一人家族が増えたらいいなというのが今の私の一番の願望である。その後、どう生きていくか。現職を継続して異動するのか、転職するのかはまだ決めていない。もしかしたら、二人目出産より先にどちらかの選択をする可能性もゼロじゃない。
それでも、その時置かれている状況で立ち止まって自分の人生について考え、その時々で最善の策をとっていけばいいという柔軟な発想ができるようになったことが、今回のトレーニングの最大の収穫だと思う。

私も家族も、やらなかったことを後悔する人生にしたくない!というのを人生の軸として、これからも自分らしく進んでいきたい。

最後に、トレーニング中に私が言葉に詰まったとき、いつも的確に言葉を紡いで導いてくれた大木さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました!
このnoteきっかけで、同じような経験をしている方のモヤモヤが少しでも晴れますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?