特撮トラウマ回
ゴジラ、ガメラと記事を書いてきましたが、今回は更に枠を広げて、私の特撮トラウマを記事にしようと思います。
白黒ザラザラ画質に怖さが詰まっていたり、カラーでもガサガサ画質で怖かったり、感じる恐怖に違いはあれど怖いもんは怖いんじゃい←
【シンプルにめちゃくちゃ怖かった敵役】
吸血植物 ケロニア
出典作品:ウルトラマン『来たのは誰だ』
あのぉ……
暗い部屋のクローゼットが開いたら目だけランランとしてるスーツ着た異形の人型出てきた、って怖くないですか?
見た目は、水で戻してはあるけど割と硬質そうなワカメを全身に纏ってるような感じなんですよ。
狭いホテルの一室。
暗い中、近距離めに1対1で対峙したフジ隊員。
リアクションが息を飲んで後ずさるだけって、メンタル強すぎませんか…?
私なら泣き叫ぶか半狂乱になる自信が←
植物、になってますけど思いっきり人型です。
目から発射された光線に当たると、ビリビリして行動不能に。
巨大化すると、高音の象みたいな声でパオンパオン鳴きながらウルトラマンと戦います。植物といえど花粉とか毒液噴射みたいな飛び道具はなく、投げたり投げられたりの格闘戦です。
【あらすじ】
"南米の奥地で、わずか20年間で異常進化を遂げた植物知性体。武器は目からの怪光線、アイ・スパークと怪力。高度な科学力を持ち、エアシップコンビナート、体内電気を利用した通信機を開発した。弱点は火。
人間の血液が美味であることを知ると、人間征服を企てた。科学特捜隊南アメリカ支部のゴトウ隊員に成りすまし、特捜隊本部に潜入、フジを襲い、自らの正体に気付いた二宮博士を殺害しようとしたがハヤタに阻まれ逃走すると、巨大化してエアシップコンビナートを操り、街を襲った。
スペシウム光線にも耐え抜いたが、最後はウルトラアタック光線によって倒された。"
https://m-78.jp/character/ultraman_keronia/
誘拐怪人 ケムール人
出典作品:ウルトラQ『2020年の挑戦』
これは怖い。めちゃくちゃ怖い。
私が見たのは古い白黒画質の録画ですが、この画質が怖さを倍増させます。
何色か分からないけど黒っぽい全身。
顔面部分の大きな十字裂と、左右へ開閉するように動くギョロ目。
スライム様のものに触ると、人間が消えちゃうんですよ。
物質として存在が消されるのか、どこかに転送されるのか、どっか行ったとして戻ってこられるのか、そもそも何の粘液なのか分からなくて不気味すぎる。
見た目からして怖いのに、ヌルッとヌメっと大きなストロークで追いかけてくるんですよ!でもパトカーより早い描写があるっていう…。
平均的な成人身長より少し大きいくらいの異形の怪人が、ビルより大きくなるって怖すぎませんか。
あと調べて分かったのが、自分の命を移植人間へしたかったっていうところですね。こんな設定、知らんかったや←
これって、形は違えど『命の移植』って点で現在のメタバース世界への移住みたいでゾクッとしました。
意識だけじゃなくて『命』だもんなぁ…。
命って何なんですかね?
【あらすじ】
"消去エネルギー源をコントロールし、人間を次々とケムール星へと転送していった誘拐怪人。医学の発達した世界に住んでおり、五百歳までの命を得たが、肉体が衰えていくのは防げず、地球人の肉体へ自分の命を移植しようと考えた。最後はXチャャンネル光線によって、消失させられた。"
https://m-78.jp/character/ultraq_kemur/
三面怪人 ダダ
出典作品:ウルトラマン『人間標本5・6』
こやつの怖さは、カラーでも比じゃない。パニックホラーみたく振り向いたらすぐ後ろにおるし、逃げ切ったと思ったら目の前におるし、マジで怖い。
未だにトラウマで、特撮関係なくパニックホラー系が苦手。
追われる恐怖。追いつかれる恐怖。追い詰められる恐怖。
ウルトラマンが倒してくれると分かっていても、そこに至るまでが怖すぎます←
【あらすじ】
ダダ星でのコードネームはダダ271号。
ダダ上司からの命令で、人間標本を六体採集するために奥多摩の宇宙線研究所を襲った。
武器は透明になる能力、壁のすり抜け、人体の乗っ取り、飛行能力など多彩であり、母星から持ってきたミクロ化器も武器にした。三つの異なる顔を持ち、三体居るように見せかけていた。
人間標本の採集のため、宇宙線研究所を襲って四名の研究員を標本にした。唯一難を逃れ、イデ隊員に危険を知らせた研究員の体を乗っ取り、中央原子力研究所の秋川技官とムラマツキャップを襲った。
しかし、ムラマツの体当たりに転倒するなど非力な面もあった。ウルトラマンの登場を知ると巨大化し、顔を幾度も変えてウルトラマンを翻弄するが、ミクロ化器の攻撃も通用しない事を知ると、透明になって逃れようとした。
しかし、それもウルトラマンの透視光線には通用せず、最後はスペシウム光線で倒された。
https://m-78.jp/character/ultraman_dada/
海底原人 ラゴン
出典作品:ウルトラQ『日本海溝5000メートル』
こちらもウルトラQから登場です。
昭和の時代は、キッチンのことを《おかって》と呼ぶ家庭が多く、おかってから直接出入りができるように勝手口という出入口が設置されていました。
玄関よりは簡素な出入口ですので、閂(かんぬき)程度の施錠をしたり、勝手口が私道に面していたり玄関より奥まった位置からして、そもそも施錠しないご家庭もあったんじゃないでしょうか。
すりガラスの向こう側。
夜闇に不気味と浮かび上がる眼。
近づいてくるにつれ、室内の灯りに照らされてジワジワと顕になる全体像。
何だろう―――
家人が勝手口を開けるとそこには、異形の者が…………
ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!←
【あらすじ】
ゴリラかそれ以上の知能を持つ、2億年前に地球を支配していた海底原人。爬虫類から進化した生物で、水の中にも陸地にも住むことが出来る。音楽が好きなのか、ラジオから流れる音楽に興味を示した。とても力が強く、家屋を破壊するなどしたが、卵を返すと海へと帰っていった。
https://m-78.jp/character/ultraq_ragon/
レギオン
出典作品:ガメラ2 レギオン襲来
ほんっっっとに怖い!嫌い!←
電磁波に反応して襲ってくる、という図式が解明されるまで、本当に恐ろしかったですね。メカニズムが分かっても怖いんですけど←
1996年に公開されたこちらの映画。
未だに地下鉄で移動する際は緊張します。もし襲われたらどうしようって。
対処法としては、携帯電話やトランシーバーなど電磁波を発するものを手放せばいいのです。
もしも映画のように幼体レギオンがワラワラと現れたら、迷いなくスマホを投げ捨ててくださいね!←
【あらすじ】
北海道支笏湖付近に隕石が墜落する。自衛隊小隊が現場の調査を進めると、隕石の形跡は消えていたが、数々の不審な点が見つかる。その後彼らは、札幌市内で謎の生物と遭遇し、レギオンと名付ける。人類対レギオンの攻防が幕を開け、その壮絶な争いにガメラも参戦する。
https://youtu.be/9h_r8m9gg2Q?si=vjPvgPNeY2Vru_k9
最後に
お読み下さりありがとうございました。
お待ちせした割に、あまりボリュームのない記事になってしまいました…。すみません(꒪д꒪II
最初はランキングにしようかと思っていたのですが、トラウマレベルが拮抗していてどうにも順位を付けづらく、悩みスパイラルに陥ってました←
今回の記事を書いて気付きました。
暗闇×光る眼=トラウマ
でした。
カラーでなく白黒であればよりトラウマです。
みなさんのトラウマ回はありますか?