人材紹介会社のChatGPT活用法 その1
少し前に試したものを共有。
ChatGPTが世に出始めたころに登録をして更に有料会員になってGPT4を使えるようになったが、いかんせん何をどう活用すればいいか分からない。
とりあえず身近にあった困りごとを探していると、過去に面接でガチガチに緊張する候補者さんに出会ったことを思い出した。
対面でMr.カンガルーと打ち合わせをする分には全く問題のないコミュニケーション力、それ以上に趣味やこだわりなど深堀すればするほど面白エピソードの引き出しを持っていてとても好感が持てる。
ただ面接に弱い。
少し無職期間があったか、前職で少しパワハラ気味の上司にやられてたのか、別の場所で企業面接の様子を見ていたが緊張しすぎて日本語が片言になる。そして相手の反応がいまいちだと焦ってしまい話が長くなり着地点が見つからなくなる。そしてまた相手の反応がイマイチになる負のループ。
この候補者さんに関しては、結局面接前にものすごく面接練習をするのとリラックスできるよう雑談時間を多めにとって最終的にうちから紹介する企業で内定をもぎ取った。
美談ではあるが、時間がかかる。
出番だChatGPT。
面接の模擬練習を、会話ベースでやろうじゃないか。
面接本番までに何回も何パターンも繰り返せば、面接ガチガチ人間からの脱却が狙えるのではないか。
①音声で入力・出力ができる拡張子(無料)をインストールする
安心してほしい、全然難しくない。
色々あるとは思うが私はこの「音読さん」という拡張子を使った。
読み上げる音声の声質や速度、言語の種類など色々設定できる。
無事設定ができると、ChatGPTの質問画面にこんなボタンがつく。
左の緑色のボタンを押して音声入力を有効にすれば、ChatGPTの質問が終わり次第何もしなくても音声で回答ができる。
自動送信ボタンにチェックを入れておくと、会話が途切れた瞬間にメッセージが送信されるので、本当にハンズフリーで音声のみの会話ができる。二文以上で話したいときは文章の句切れに空白の時間を入れてしまうと勝手に送信されてしまうので、意識して分の切れ目をなくすような喋り方にするのがポイント。
読み上げボタンにチェックを入れておくと、ChatGPTの質問文を読み上げてくれる。(音声設定で2倍くらいにしておくと自然な会話スピードになると思う)
②ChatGPTに質問する
とりあえずMr.カンガルーが質問したのはこんな感じの内容。求人内容は自分の担当領域ではない。もっといい質問の仕方もあるだろうが。
さぁ、勝負(実験)だ。
③模擬面接をしてみる
終了。
合格確率90%!
まぁ、だいぶ質問内容を読み込んで回答したのであてにはならないが自信にはなる。
こんな感じで、模擬面接に使えそう。
第二弾は現在実験中だがそのまま営業に使えそうなものなので公開できるかどうかは微妙、うまくいけば公開しようかな。
月金で働く皆さん、今週も頑張りましょう。