物理操作と音の魔力
堅苦しいようでバカっぽい話で恐縮ですが
書留ておきたいと思います
わかる人にはわかる的なお話かも知れません
人間は感覚的に何らかの物理操作を行う際
そこに「気持ち良さ」を感じていて
その謎の快感とはどういうものかというと
フィーリングとシンクロニシティ
それに尽きると僕は思うのです
具体的には…
身近なモノだとボタン操作がわかりやすい
テレビやエアコンのリモコンのボタン
ああいったものは少し違います
確かに物理操作なんですが
物理的なボタンを押す感覚とその反動が
リモコンの類はそこに快感はない
しかし大昔のテレビは違います
テレビ本体に付いてるスイッチと
その反動がしっかりある
そこには"音"が関係しています
その音と反動のシンクロ率の高さと
音色と操作のフィーリングが合っているかは
快感に繋がる要素として重要なんです
こういった感覚は日本人より欧米人の方が
特化しているように思います
耳が良いとかではなくその質が少し違う
電話の音やドアチャイムの音
車の安全装置の音とか
日本製のものとはかなり違う
このての話はきっと賢い人たちによって
既に語られている事と思う
だからといって僕が語っていけない理由には
ならないと思いますのでご了承を!
さて、物理操作はなにもボタンだけではない
ありとあらゆる物理操作には魅力があります
現代の車にはもう採用されていない
イグニッションキーなどはその代表
ドアの鍵なんかもそうです
あのわずかな抵抗感と振動と結果が
わかる仕組み(エンジンがかかるとか鍵が開くとかのあの感覚)
車でいうとドアの閉める音
高級な車ほど「バムッ!」って具合の
身の詰まったキレのある音が鳴る
同時に閉めた感覚の気持ち良さもある
PCのキーボードなんかも
押した感触で選ぶ傾向にありません?
金庫のダイヤルなんかも
独特の抵抗と響きがあるものが素敵
それらのことを大いに活用したのが
ししおどしとか風鈴とかにみられる
触覚以外備わったものがあります
ガシャポンなんかはそれこそ触覚が売り
あのアナログなハンドルを回す際の
感触と音を体感するためにコインを入れて
回したい衝動に駆られるのです
男の子はとりわけそういったものに
魅了される傾向が強い
ジッポーライターはその最たるモノ
単に火をつけるだけのツールなのに
質感、重量、そしてあの金属音と着火の音
アナログ操作に快感プラス
これこそが長らく愛用されている理由かも…
拳銃の類は物理感覚を刺激するが…
リボルバー式なら弾丸を装填
激鉄を倒すとシリンダーが回り
引き金を弾く
すると、激鉄が弾丸に当たり
弾丸内部で爆発を起こし
弾頭が発射され
その反動が銃に跳ね返る
そして飛んでいった弾頭が何かに当たれば
その感覚さえも伝わる
海外で銃ぶっ放した事がある人ならわかる
独特な感覚
っとまぁ、枚挙にいとまがない訳です
現実ではないものでもそういった感覚を
感じさせてくれる事があったりします
例えば映画、アニメ等にも数多く出現します
ガンダムシリーズは特に印象的
モビルスーツの起動音、ビームライフルの音
モビルスーツの格闘戦の効果音とか?
特にコクピット内での操作音は魅力的です
僕は個人的にシリーズの中では
スターダストメモリーの操作音が好み
fb全開で宇宙を駆けるシーンでは
やたらとスロットルを弄るカットが挿入され
その際に効果音が鳴り響くんですが
なんとも気持ちの良い音がなるんですよね〜
実写だとスターウォーズのライトセーバーは
言わずもがなですよね
あの何とも言えない心地よい?いや違う
危険そうな音?
目に映る情報とその音色のフィーリングが
ヤバいほどマッチしているんですよねぇ〜
そこにはある種の快感があるんです
それらを更に現実に引き寄せてくれるのが
ゲームの世界
所謂格ゲーと呼ばれるものはその代表格
昔は〜(昔話は嫌いですが…)
平面な絵が動いてそれに伴う音が鳴る
そういう感覚でしたが
そこにはそれほど実感としての
物理的操作の気持ち良さはあまりなかった
しかし日進月歩のデジタル世界は違う
よりバーチャルに
よりインタラクティブに進化して
非現実でありながら
物理操作による快感をも味わえるほどに
目まぐるしい勢いで僕らの脳を揺らします
とは言えどもやはり仮想現実
リアル物理操作による感覚とは違います
テーマパークのライドものなどもありますね
座ってる椅子動かしたり
匂いやら温度やら
まさしく物理的に盛り上げてたりします
しかし目的と結果が繋がった物理操作には
叶わないのではないかと思います
否定はしませんが…
スポーツの世界は特に道具によって
同じ効果を得られます
ボールを打つ、蹴る、突く等々
物理効果による快感は
素人ならではの楽しみ方の一つ
バスケットボールなんてものは
手から離れてからの感覚が重要だったり
ボーリングなんかもそうですよね
転がした先の感覚に気持ち良さがある
ゴルフもそういった類のものですね
球打って飛んでった先に設定された到達点が
用意されていてそこに入るあの音…
人間な感覚は不思議だなぁと思いません?
Newtypeが宇宙の彼方にいる人を
認識したり出来るのも案外現実的なのかも
知れないと俄かに期待したくなります
さて、結局は計器類やスイッチやボタン等
メカニカルなツールに魅せられている僕は
どうにもこの感覚を共有したいのでしょうね
かつて(今もあるのかな?)
「イタズラいっさいやりたい放題」という
幼児向け玩具があって…
そいつは電話器やらティッシュの箱やら
家庭に転がってるもんを凝縮したような
カラフルな獄門疆みたいな形状で
小さな子がやらかすイタズラを
むしろ遊び道具に昇華させた名機
それと変わらぬ僕の感覚による快楽は
とっても幼児レベルということになる訳だが
まあ、当たらずとも遠からずでしょう
(泣いてねぇよ)
そして僕は空間に無数の計器類や
スイッチやボタン、ギアなんかを
全く無意味に付けまくりの
(もちろんその効果や反動も音もあり)
箱庭を作りたいと思うのです
かねてから思っていた夢の一つなんです
そこをBarやcafeにして
色んな人々に体感してもらいたいなぁ…
と、まぁ僕の企みはともかく
これを読んだ方は是非とも
こんな物理操作が好き❤️か
聞いてみたいので
書き込んでください😆
今日はこのくらいで勘弁しといたらぁ!