やっぱり満天の星を見にいかnight
皆様ごきげんよう。今回もよろしくお願いしますね。
私は5月に亡くなった母が昔、『満天の星が見たい』と独り言を言ったのを聞いて、あちこちの満天の星が見えそうな場所に母と旅行しました。
結構、この話はしつこく言っているので、常連の方は「またかよ」と思われるかもしれませんがスミマセン。初めてさんには、旅行した訳なんですね。
旅行した訳なのですが、かなり多くの場所に旅行したにもかかわらず、日頃の行いが悪いせいか、たいてい…と言うより、すべて、雨か曇りばかりで、一度として満天の星を見ることができませんでした。ある意味凄いわ。
そんな訳で、勝手に自分で決めただけの約束ながら約束も果たせず。母が体調を悪くしたこともあって、遠方への旅行もできなくなりました。
諸事情で仕事を退職したのが数年前だった時に、退職記念で母とクルーズ船に乗って、結構星は見えて、船が動いているのでわからないけど、流れ星らしきものも見えたような気がしたので、「これで我慢して」と言って、勝手に決めた約束も中途半端に終わりました。
その後、母の病状も悪化したうえに、コロナになったため、3年9か月前に旅行して以来、もう旅行に行くことも無いのかなと思いました。
奇跡が起きて母が元気になったら、また満天の星を見せられたらと思いつつも、母は今年の5月に帰らぬ人になりました。結局約束を勝手に決めながら、中途半端にしか果たせなかったな。後悔は沢山ありますが、それだけでいいのかな。母がいなくなったので、旅行には行けるようになりました。自分自身もコロナもあって、4年近く旅行も行っていないし、行くつもりもなかった訳ですが、少しだけ落ち着いたので、今後は旅に出ようと4年以上封印していた時刻表や、ガイドブックを再び買い始めました。
コロナ前の数年もあまり遠出はせずに、近辺への旅行が多くなっていたので、久々に遠くに行く気もします。
そんな訳で、何ヶ所かのガイドブックも買っていたのですが、この度思いついて「星と天体観測と旅の本」と言うのを買ってみました。
やっぱり遅すぎるけど、約束は果たしたい。馬鹿ですが噓をつくのは大嫌いなので、母の遺影と一緒に星を見れたらいいかなという訳です。それではとりあえず行ってみましょう。
いろんな場所が載っていますね、沖縄、八ヶ岳、長野、鳥取。etc…と
表紙ページには13ヶ所が紹介されています。
気になるのは、富山が載っていない!富山と言えば数年前に「日本の絶景」なる本で、立山のてっぺんが絶景だあ~と言うのを見て、『あ~、ほんまや』と感動して、『じゃあここに』という訳で、結構行きにくい、立山のてっぺんのホテルに、2年がかりで計画して、仕事を休んで、1部屋しかないスイートの部屋を星の見えやすい新月の日の梅雨ではない8月に2日間予約、『2日あればどっちかは晴れるやろ』…てな訳で予約して行った訳ですが、日本全国が晴れている中で、北陸地方だけが2日とも大雨と言う、神がかりのお馬鹿を果たした経験があります。よく見たら後ろのページに小さく載ってはいますが、逆にいえば、この時、立山と言うか、北陸以外の場所を選んでたら、その際に約束を果たしていた訳です。何やってんねん。
沖縄は石垣島と竹富島に2泊(どっちも曇り)別の時に奄美大島2泊(鹿児島だが。どちらも天気は悪かった)出来たら同じ場所は避けたい。鳥取に10月に行く予定はあるが、この本には鳥取砂丘と書いてある。今回の予定では鳥取砂丘に行く予定がないけれど。まあ別の場所でも、私の地元大阪と違って、地方なら星も綺麗かもしれないが。とりあえず行ってみないとわからない。
この本の中でも、ちょうど行ってみたい場所もいくつかあったが、今回からは若いころに一人旅をしてた頃のように一人部屋になる。一人だと部屋が景色のいい部屋を取れないんだよな。母と二人部屋だと無理すれば結構いい部屋を取れなくもないが、これからは一人なんだね。インターネットで予約できなかった頃に、わざわざ電話予約して『一人ですけど…』と言ったとたんに手の平返して番頭に電話切られた嫌な記憶を思い出す。インターネットですと、ちゃんと書いてあるからいいけど、いい部屋は「2人から…」ですね。普通に泊まるだけならいいけど、星を夜中にみたけりゃ、窓なしシングルとか意味ないし。
そんな訳で、いろんな楽しみやら不安やらありますが、また道を開いていきたいな。いつも一緒、母は心の中にいるので、遅くなったけど、約束を果たしたいと思います。きっとね。
それでは今回もありがとうございます。またいつの日か会いましょう。