【R・Ⅿ・G】⑭ 「YAWARA!」
皆様ごきげんよう。 故きを温ねて新しきを知る 私の記憶の中から古いTV番組を振り返る企画です。あまり難しい話はできませんのであしからず。
自分の記憶を訪ねて、昔も良かったなあと言ってもらえたら幸いです。では行きましょう。
「YAWARA!」
1986年ごろに大ヒットした、柔道女子を主人公にしたアニメですね。別の記事でも多少触れていますが、もう少し踏み込ませていただきますのでよろしくお願いします。
女子柔道が世間一般に出てきたのはちょうどこの頃でした。1964東京五輪から柔道が正式種目になりましたが男子だけでした。女性選手も多少はいたようですが、競技種目として大会ができたのはYAWARA!の少し前の時代ですね。
YAWARA!は浦沢直樹先生の漫画からアニメ化されて大ヒットしましたが、スポーツは何でも好きな時代だったのでマンガも珍しく買って見ていました。アニメも楽しみに見ましたね。なので、ストーリーも多少追えるかと思います。
YAWARA!の主人公の猪熊柔は、柔道王の爺さんに鍛えられて天才的な実力を持つスーパーヒロインなのですが、柔道が強いことを隠して普段の生活を過ごしているところから物語は始まりますが、解説はここでする話でないので置いときますが、当初は一般人の普通の子として生活しているので女子の友達も普通の子たちばかりでした。ある流れで渋々高校柔道部に入るのですが、チームメートの子(男子)もキャプテンの大男以外は地味な普通の子ばかりなんですね。始めは爺さん(変人)以外はほぼ普通の人ばかりなのです。
その後、柔道をやりたくない主人公に、柔道の才能に気付いたと言って無理やり柔道をさせようとする新聞記者の松田と言う男(明らかに恋人ポジ)が登場して、タメ口で赤の他人に説教して柔道をやれと勧めます。
その後は、大金持ちで主人公のライバル、大金持ちのお坊ちゃま(松田のライバル)と次々に変人が登場します。(ギャグ系のラブコメなのでしょうがない)
だんだんストーリーが進むにつれて、明らかに恋人になるであろう松田のタメ口と傍若無人な物言いに腹が立ってきて、お邪魔虫キャラのライバルの金持ち風祭をだんだん応援してしまうのはなぜ?現実世界で、もし近くにいたら大金持ちの方が嫌いだろうに。
柔道界に入り次第に天才を認められて金メダル候補になっていく主人公の猪熊柔さん。高校から大学に進学するのですが、高校時代仲が良かったはずの3人くらいいた普通の子の友達と疎遠になって、進学した大学で柔道部を立ち上げますが、部員が全員変人ばかりやん。素人上がり経験値0のの白帯の変人ばかりですが、猪熊柔の教え方がいいのか、いつの間にか強くなります。良かったね~。その後は目指せバルセロナ!
1986年の漫画連載スタートなんでゴールはバルセロナ五輪です。考えたら4年に1度しかないオリンピックを、もう何回数えたんでしょうね。
終盤のアニメのラストは忘れてしまったので、気になる方はマンガやDVDで追ってみてはいかがでしょうか。
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